xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

Mavic mini操縦用のiPhone Xsに日除けを付けてみる・iPadで飛ばしてみる

さて、やっと梅雨も明け、相変わらずMavic miniの練習を続けている今日この頃です。今年はコロナ禍で神奈川県全体で海水浴場が解説されていないため、海は例年に比べて非常に空いていますので…。

先日、新品交換後にジンバルやモーターに砂が入ることに対する再発防止策を講じたMavic mini、現在すこぶる元気です。

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そんなわけで自分はiPhone Xsを送信機に接続してMavic miniを操縦しているのですが、梅雨明け後は夏の強い日差しで画面が見にくい! ということに悩みを持っていたので、このあたりの改善を試みてみました。

いくらドローンの機体を直接観察しつつ操縦することが基本といったところで、そもそもMavic miniはスペック上2kmは電波が飛ぶとなっているわけですが、実際には2km先どころか300m離れても、大きさが20cmもないMavic miniの本体を普通の視力で追い続けることは困難です。つまり、操縦用のスマホの画面からの情報が全てとなります。なので、スマホの画面がはっきり見えることは安全に飛ばす上で非常に重要です。

ところが、Mavic miniの送信機は、スマホを送信機下部に両側からこのように挟み込む形状のため、日除けのシェードというか、フード的なものを取り付けることがかなり困難です(さらに厚みも足りないため、そもそもスマホケースを付けたiPhoneだと厚すぎて挟めません)。

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そこで、同じ部分でスマホを挟むのではなく、アタッチメントを挟んでその上にスマホを取り付けるようにすれば、なんとかなりそうです。こんな感じに。

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ここで使ったのは「Lekufee DJI Mavic Mini/Mavic 2 Pro/Mavic 2 Zoom/Mavic Air DJI Spark 受信機用 タブレットホルダー」というやつです。

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「高橋士郎 古事記展 神話芸術テクノロジー」(川崎市岡本太郎美術館)に行ってきた

さて、4連休の「Go To県内」の一環として、久しぶりに川崎市岡本太郎美術館に、うちの少年を連れて行ってきました。企画展の名前は「古事記展」。


なんか「古事記展」ってタイトルからすると、ちょっと地味な展示を一瞬想像してしまうじゃないですか。いや、古事記自体は色々とんでもない物語であることは把握しているけれども、どうやって展覧会にするね、と。


…すみません私が間違っていました。


会場に入った途端に何かを勘違いしていたことに気がつきました。


なんだこれは…。


会場に入って左を見ると。

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右を見ると。

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なんだこいつら…しかも動くぞ…。


なんか想像していたんと全然違う! ちなみにうちの少年(小2)も大興奮! 彼は自分のカメラを持ってくるのを忘れてしまったので「ケータイ貸して!」と言うなり、会場中でiPhoneで写真を撮りまくっていました(ちなみに今回の企画展、撮影はOKです)。

コンセプトとしては、この「気膜造形」(化学繊維の膜に空気を吹き込み続けることで形態を維持する作品)を使って、古事記の神々を表現する、というもののようなのですが、この会場内も順路に従って、

  • 別天(ことあまつ)
  • 七代(ななよ)
  • 生国(くにうみ、ただし今回はここの作品はない)
  • 生神(かみうみ)
  • 黄泉(よみ)
  • 禊(みそぎ)

のゾーンに分かれていて、それぞれの神々が「気膜造形」作品となって観客を迎える、という感じです。

こちらは「別天」(ことあまつ)。自分で写真を撮り忘れたのでうちの少年の撮った写真を。手前から「触らぬ神」(アメノミナカヌシ、タカミムスビ、カミムスビ)、「細胞の神」(ウマシアシカビヒコヂ)、「思考の神」(アメノトコタチ)、そして「重力の神」(クニノトコタチ)。

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さすがにこの辺りの神様は全然知らない。たとえば真ん中の「細胞の神」、つまり「ウマシアシカビヒコヂ」なのだけれども、調べると「そんな神様いたのか」的な感じ。

造化三神が現れた後、まだ地上世界が水に浮かぶ脂のようで、クラゲのように混沌と漂っていたときに、葦が芽を吹くように萌え伸びるものによって成った神

出典:ウマシアシカビヒコヂ - Wikipedia

「別天」の神様は全てその後古事記に登場しない神様らしい。

まあともかく、これを機にと、この作品群の神様のイメージと、神様の名前で検索した結果の古事記のストーリーを比べながら見ていくと、実に面白い。

この手前は「七代」の神様で、背後に「生神」の神様が見えている。手前は「大地の神」(ウヒヂニ・スヒヂニ)、「岩石の神」(ツヌグイ・イクグイ)、「谷戸の神」(オオトノヂ・オオトノベ)。このように、古事記の神様は男女ペア、というか兄妹の神様も多いが、男女ペアの神様は1つの作品としてまとめられている場合が結構あるようだ。

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VRゲーム「アルトデウスBC」の「製作共犯者」になったぞ

さて、今更ながら今年になってからOculus Questを購入してしばらくしてからやりはじめたVRゲーム「東京クロノス」にはまってしまった件は以前このブログにも書いたのですが…。

xckb.hatenablog.com

やはりこのゲームをやった時に、スタッフリストの後に流れてくるクラウドファンディングの参加者(このプロジェクトでは「制作共犯者」と呼ばれている)リストを見て、ああ、海のものとも山のものともつかないVRゲームにクラウドファンディングしてこのクオリティのゲームに仕上がって、さらにここで「制作共犯者」としてリストが流れるのは実にヲタク冥利に尽きるだろうな、と実に羨ましく思ったわけです。しかもこのスタッフリストがまた「こりゃVRでしかできんわ」という手法で流れていくものだからまた堪らないなぁ、と。

要するに

「何でここに俺の名前がないのだ!」

ということですよ。

スタッフリストでクラウドファンディング参加者が流れることにここまで羨ましいと思ったのは「この世界の片隅に」以来かも知れん。

ということで、どうやら次作は「東京クロノス」から300年後の世界を舞台にした「アルトデウスBC」(ALTDEUS: Beyond Chronos)だと聞いて、今回もクラウドファンディングをやるなら絶対参加するぞ、と待っていたわけです。

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そんなわけで、7月22日のオンライン記者発表会。期待してリアタイで見たのだけれどもこれが凄かった。

(2020年8月5日、修正・追記) アーカイブもあったのですが、残念ながら期間限定だったのか、なくなってしまいました。ということでかわりにファミ通さんの記事をシェア。

www.famitsu.com

クラウドファンディングの受付開始が1週間後の7月29日19時にアナウンスされ、スタッフ、キャストも発表され(スタッフは基本的に前作の主要スタッフ+α、キャストに関しては主役が鬼頭明里! そして東京クロノスに引き続き石川由依も参加!!)さらにその直後に岸上Pの熱いnoteが公開されて、気分もかなり盛り上がってきたわけですよ。

note.com

さらに、割とヲタクの琴線に触れまくるコースは数も限られるため「これは瞬殺パターンかもしれんな」と覚悟して、こちらのCAMPFIREのプロジェクトページを開いて、19時00分00秒を待って即座に支援手続きを始めました。

camp-fire.jp

一応、事前に備考欄に入力しなければならない項目があるのは分かっていて、それは準備しておいたのですが、応援メッセージを入れる欄もあるのね(実はCAMPFIREは初めて使うので知らなかったのだ)。デフォルトのメッセージのままだとアレなのでささっと考えて埋めてサブミットボタンをクリック! 19:02で20人目でした。

なんと目標額の250万円は3分50秒で突破してねとらぼに40分後に取り上げられる始末。ねとらぼさん仕事早すぎ。

nlab.itmedia.co.jp

ということで今これを書いている17時間後の時点で10,820,195円、目標額の400%越えをしています。前回の東京クロノスが5週間のクラウドファンディングで8,137,855円(しかも結構苦労したらしい)。すでにこの前回のクラウドファンディングの総額をずっと上回っています。

camp-fire.jp

これはまあ、要するに前回のクラウドファンディングに参加した人たちや、その時参加しなくて後悔した人、そして俺のような前回のクラウドファンディングの後から「東京クロノス」を知って気に入った人たちみんなの、期待と感謝と信頼の数字ということだろうね。

「東京クロノス」は前のブログでも書いたとおり、日本のビジュアルノベルというゲームのスタイルを見事にVRに載せてきた傑作だと思う。で、プロジェクトのページを見るからに、今回の「アルトデウスBC」はさらにそこに、アイドルライブとロボット戦闘という、これまた日本のアニメやゲームの王道的な要素をVRにぶっ込んでいこう、というただならぬ気合を感じている。

ぜひ、期待に違わぬ傑作に仕上げていただいて、おそらくこれからも数字が伸びそうなクラウドファンディングの資金を使って素敵なプロモーションをしかけて、日本発のVRゲームを盛り上げていただけたらいいなぁ、と思います。


期待してます(中尉になったので特典の方もw)。



あと約1ヶ月、クラウドファンディングの期間も残っていますので、たとえVR装置持ってなくてもOculus Quest買って速攻で東京クロノスをプレイしてクリアしてから支援する気になっても多分まだ間に合う。ということでみんな「制作共犯者」になろうぜ! もう一度言うけどプロジェクトページはここだ。

camp-fire.jp

(追記) プレビュー版の感想を書いたぞ。
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(追記)本編を全ルートクリアしたので本編のレビューを書きました。これはすごいぞ!
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久しぶりにMavic miniを屋外で飛ばしてきた

世間ではGo Toなんちゃらとかで遠出している人もいるようだけれども、まあ首都圏の人間かつ東京都勤務なので、まあもうしばらく自制するかな、ということでせめて「Go To県内」。ろくに晴れなかった4連休の最終日、Mavic miniを持って三浦半島に行ってきました。とはいえ前回Mavic miniを飛ばしたのはなんと1月。なんと半年もブランクが開いてしまったのは全てコロナのせいだ。

とはいえ、その間に本体をDJI Care Refreshで交換する羽目になったりしたので、なにげにこの機体を外で飛ばすのは初めてだったりするのです。

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晴れるかどうか微妙だな、と思って家を出たら途端に土砂降り。どうすんのよこれ、と横浜横須賀道路を走り続けたら途中で青空が! さすがは俺、晴れ男!

新品交換のあれこれで学習したことの一つは、広い屋外で飛ばす時にはプロペラガードはない方が良いということ。ほぼ無人で広い場所ではほぼ意味がないし、風におあられる原因になるし、パンすると画面に映り込むし、なにより対空時間がダダ下がりする。ただでさえ電池容量が抑えられているMavic miniの日本版で無駄な電力を食うプロペラガードは広い屋外では不要です。

そんなわけで今日の風景。30分くらい前まで大雨降ってて、この1時間後くらいはまた大雨になっていたにもかかわらず、青空は覗いているし、富士山も下の方はかろうじて見えている。

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久しぶりに外で飛ばしたらやっぱり下手くそになってる。でも海上をとばす度胸だけはそれなりについてきている。俺が体験したトラブルは海の上を飛ばすことじゃない。むしろ離着陸時の問題でそれは対策済なのだ。というわけで廃墟見物。

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三浦半島、狭いしそれほど高い山もないので、Mavic miniで昇れる範囲で簡単に対岸の東京湾やその向こうの千葉が見えるんだよね。

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ということで、今日の動画を軽く編集してYouTubeに載せてみた。新品交換になってジンバルが復活して、この安定っぷりが嬉しい。

ちなみに神奈川県は海水浴場は全て今年は営業しないことになっていますが、今日ここと三浦海岸と森戸海岸を見た限りでは、それでも海水浴をしている人はまあいるようで、ライフガードの人もいるようではあります。まあ不便なこともありそれほど人はいないため、それほど問題にはならないのではないかな程度に人の数を抑える効果はあったのだろう、と思います。こちらが三浦海岸。

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そして森戸海岸。青ブタ劇場版懐かしいね。

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ちなみに三浦海岸の美味しい回転寿司屋さん「海鮮」は、コロナ対応仕様?に改装されてきれいになった上に、以前から意味がなさげだった回転レーンが完全にストップして、一切回転しない回転寿司屋になってました。相変わらず旨かったです。

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廻転寿司 海鮮
〒238-0101 神奈川県三浦市南下浦町上宮田3372-18
1,200円(平均)800円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

というわけで、Go To県内もいいものですね。

東京クロノス:VRの世界に見事に再構成された「日本のビジュアルノベル」

(一応、常識的に派手なネタバレはしないように気をつけて書くけれども、あらゆる情報を知るのが嫌な人にはとりあえず要約を一言だけで書くので、そのままお帰りください。一言「東京クロノスはいいぞ」



さて、前にも書いた通り3月ごろからOculus Questを使っているのだが、Quest購入当初から気になっていたもののなかなかやっていなかったゲーム「東京クロノス」を5月半ばを過ぎてからやっとプレイしてみることにしたのだった。

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出典:https://www.oculus.com/experiences/quest/2812851825399383/

まあ、気になっていたのになんで2ヶ月以上も放置していたかと言えば、なんかこの実に日本のアニメっぽい絵柄と面白いVRゲームというものがなかなかイメージとして結びつかなかったんだよね。だから、いくらレビューがかなり好評っぽくても(しかも英語でのレビューもかなり好評のものが多い)、半信半疑で放置してしまったんだな。周りのゲームよりもちょいと高価だし(3,990円)。

ということで、全くどんなゲームであるかという知識もない状態で、まあいわゆる0話切りよりも酷い感じで放置していたんだけれどもね。でもまあ、あんまり放置しておくとそれはそれで気になってくるので、COVID-19関連自粛で家にこもっている間に遊んでみようと思って購入してみたのだけど、さらに数日放置した後にやっとプレイしはじめてみたという始末……。



そんな俺のファーストインプレッションだけれども……これは素晴らしいゲームだよ!
「0話切り的に放置していて本当にごめんなさい!」と俺は心の中でジャンピング土下座した。



いや、実際のところ、事前にいくつかスクリーンショットとかは見ていたんだよ。こんな感じの。

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出典:「東京クロノス」Oculus Quest版

でも、これを見ても正直、何が面白いか全く伝わってこないんだよね。

PVはこんな感じ。やっぱりこれ単体で見てもなんかほとんど普通のアニメのPVっぽくって今ひとつこのゲームの魅力はよくわからない、という印象に尽きる。むしろ2次元にキャプチャされることで、2次元に最適化された普通のアニメのシーンより、ほんの少し出てくるVRのシーンの方がそこはかとなくショボく見えてしまっている感もある。

しかし実際にプレイしてみるとすぐに理解した。これはいわゆる日本風のビジュアルノベルと呼ばれるゲームジャンルを、見事にVRの世界に拡張したものなのだ。

主人公の心情や状況説明、そして画面にたたずむキャラクターのセリフが、その都度字幕で表示される。その末尾に次に進むための印がついていて、何かボタンを押すと先に進む。ストーリーの中で、何らかの選択肢が与えられ、選択の結果で枝に分岐する。なんなら1周終了したらもう一度プレイすると違った展開が待っていたりする。もちろんトゥルーエンドはその先にある。

そういう基本的なお約束文法をきちんと維持した上で、VRならではのビジュアルノベルのあり方というものをしっかりと検討して作り上げられた力作がこの「東京クロノス」だと思う。

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出典:「東京クロノス」Oculus Quest版

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2020年春、COVID-19おこもりの日々の記録

さて、まあ色々先行きは不透明ですが一応COVID-19関係の緊急事態宣言も解除されたということですが、この2ヶ月間のおこもり生活について、ちょっと記録を残しておこうかと思います。とはいえ、この期間中色々多忙だったりして、あと外出しないとそれはそれでネタが出てこないということもあったりするのですね。なのでこのブログもあんまり更新していませんね。おこもり生活に関して書いたものとしてはこのくらいですか。

xckb.hatenablog.com

ということで、それ以外の話題に関しても、そのまま忘れてしまうのも色々ともったいないので、テーマ別に記録を少し、残しておきたいと思います。

  • 仕事:テレワーク設備
  • 食事:テレワークランチとテレワーク後の夕食、そして休日メシ
  • 衛生:マスク、手洗い、消毒、買い物など
  • 育児:子供との時間
  • 娯楽:ライブ、アート、アニメ、ゲームなど
  • まとめ

仕事:テレワーク設備

この緊急事態宣言下、特に職種によっては色々大変な思いをされた方が多いことはもちろん承知しているのですが、自分としては特に大きな問題はありませんでした。

ということで、まずはテレワークで仕事場になる部屋に自分の好きなアーティストさんたちの新しい絵を飾ってみて気分を変えました。左から大橋忍さんの切り絵「お別れの庭」、小野寺光さんのミクストメディア作品「遥はるかむかしのはなし」、もんちほしさんの墨絵「淵から覗く」です。

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小野寺光さんの作品はコロナ禍が本格化する直前の2月の個展で購入したものです。もう少し遅かったら個展は中止になっていただろうな。

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そういえば大橋忍さん、もうすぐ新しい図案集が出るようなので楽しみにしてます。

4月初めから全面テレワークになったのですが、実際は3月からテレワークはかなりの頻度で行っていたので、特に困ったことはなかったというか、むしろ普段よりいろいろ捗る部分もあったかな、と。Slackがあればそれなりにリモートでも色々コミュニケーションは取れるし、文字化されることで内容もわかりやすくなり、普通の職場の会話よりも良いという部分もありました。テレワーク素晴らしい。

そういえば、家に27インチのモニタ付けたデスクトップPC(Mac mini)があったのはとてもよかったですね。まあMac mini 2014と少々型落ち気味だけれども、メモリは一応16GBあるのでそれなりに使えるし、Apple LED Cinema Displayの27インチスクリーンと内蔵スピーカー、マイク、カメラは、テレカンをやる上では結構有能です。これがノートPCだけだとかなり厳しいというのもわかる。一方で、色々足りなかったので買い足したものも多数ありました。

実はMac mini 2014はzoomでバーチャル背景を標準状態で使うにはCPUパワーが足りないんだよね。ということでバーチャル背景を使うにはグリーンスクリーンが必要。まあ、グリーンスクリーンがあった方がきれいに切り抜けるしね。

あと、やっぱり顔を照らすリングライトがあった方がいい。クリップでディスプレイの上に付けて、電源もディスプレイ上のUSBポートから取っている。テレカン以外の時間には、手元を照らすのにも使えるし。

あと、以前はこのMac mini、WiFiでつないでいたんだけれども、距離が長くてしかも壁などを色々挟んで、安定してテレカンをするにはちょっと辛い。ということで、リビングのテレビの横にあるスイッチからきしめんLANケーブルというかフラットLANケーブルを引いて、有線接続に変えたらかなり安定しました。この際、以前からあったフラットLANケーブルだとうまくドアの下を通せなかったので、可能な限り薄くて細いフラットLANケーブルを探したところ出てきたのがこれだ。

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小野寺光・個展「めがあうくらいの距離」(The Artcomplex Center of Tokyo)

はてさて、コロナ本格化前のことを色々書き忘れている気がするのですが、前回書いたドローンの件も含めて、色々思い出しつつ補完しています。

2月23日の日曜日、信濃町のArtcomplex Center of Tokyoで開催されていた小野寺光さんの個展「めがあうくらいの距離」に行ってきました。

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前回個展が開催されている時にたまたま見かけたArtcomplex Centerさんの公式twitterを見て「あ、これ多分俺の好きなやつだ」と直感を感じて行ってきたのが小野寺光さんの作品との出会いでしたが、今回の個展はこの日の前日まで情報を見逃していて、ふと見たツイートから今個展をやっていることを知って慌てて最終日にやってきたのでした。前回の個展の時に書いた記事はこちら。

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入ってすぐにあったこの作品「夢に片脚」。

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会場はこんな感じです。小野寺光さんの作品は、なんといってもこの色調がとても好きです。

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おそらく全てが、キャンバスに描かれたミクストメディア作品です。

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今回は小さい作品にも色々と惹かれる作品が多くありました。

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この作品「にぎやかをさける」とか無茶苦茶大好きな感じの作品でした。

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Mavic miniを早速DJI Care Refreshを使って新品交換した件と再発防止対策

お恥ずかしい話かつ、すでに2ヶ月以上前の3月の話ではあるのですが、どうもコロナ関連のごたごたで書き損ねていたので、今更ながらなのですがブログにまとめておくことにします。

昨年末、DJIのMavic miniという航空法ギリギリ対象外のドローンを購入して、大変気に入っていたのですが…。

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あっさりと故障してしまいました。一番目に見える部分としては、ジンバルが動作不良になって手動調整さえ受け付けない状態になったことです。上の記事で、ジンバルが時々不調だった動画を載せていたりして、当時は風が強いためかと思っていたのですが、実際は砂地で飛ばした関係で機体下部についているジンバルの可動部に砂が入ってしまったことが原因のようです。

Mavic miniはこのように機体下部に無防備にジンバルが露出していて、着陸時はほぼ接地します。

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この状態で、何しろ一番最初の頃は全く無防備に砂に着陸させていたからね。当然です(無知は恐ろしい)。離陸時もプロペラ始動時などに砂をはねあげますからね。その後、こういうものを買って、その上で離着陸をするようにしていたのですが、時すでに遅し。

ということで、DJIのサポートに現物を送った結果はというと…こんな返信が(涙)。

費用:有償対応
■ご申告症状:ジンバルカメラの異常
■点検結果:ジンバルアーム、モーター各部に異物が入り故障、回転や動作に異常あり
■ご対応内容:機体(カメラ含む)の交換対応
■その他:到着品にバッテリー&プロペラが同梱されておりません、バッテリー&プロペラもDJI Careリフレッシュ交換範囲内であり
DJI Careリフレッシュサービスをご利用するには、バッテリー&プロペラを追加発送(元払)していただくか、バッテリー&プロペラ交換なしでサービス利用することが可能です。
バッテリー&プロペラの交換をご希望の場合、ご入金せず下記アドレスあてにご連絡ください。

で、具体的な費用の見積もりはこんな感じでした。全損ではないですが、全てのモーターとジンバルシャフトの交換ということで、結構大掛かりです。

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