「ガールズバンドクライ」の第3話と第4話、いずれも川崎が舞台のシーンが少ない回だったので、タイトルから「川崎市を中心に」の文言は外した。というわけで、前回の記事はこちら。
なんかガルクラのことを「汚いよりもい」と呼ぶ向きもあるようだが、実は自分でも一言でこの作品を説明しようと思ってそういうフレーズを思いついてしまったので(花田先生も関わっているしね)、みんな考えることは同じだな、ということで。
今回の目次。
- 第3話「ズッコケ問答」
- 桃香の家からの帰り道:ina21川崎幸店から少し西に行った交差点
- 渋谷放浪(1):渋谷駅前とハチ公
- 渋谷放浪(2):センター街
- 渋谷放浪(3):公園通り
- 渋谷放浪(4):再びセンター街
- 渋谷放浪(5):なぜかさくら坂
- すばるが通うアクターズスクール:架空の場所
- 仁菜とすばるが行くハンバーガーショップ:モスバーガー道玄坂店
- 川崎でバイト中の桃香:チネチッタ通り
- 再び仁菜とすばるのいるハンバーガーショップ:モスバーガー道玄坂店
- 仁菜とすばるが語り合う階段:スペイン坂
- 再びスクランブル交差点とハチ公
- 「新川崎(仮)」vs「beni-shouga」:吉野家川崎西口店
- 新川崎(仮)初ライブ:ラゾーナ川崎・ルーファ広場グランドステージ
- 第4話「感謝(驚)」
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第3話「ズッコケ問答」
面倒くさいやつナンバーワンの仁菜からあからさまに距離を置かれていたすばる、だが何やかんやで次第に距離が近づいていくまでを描く回。さらに「新川崎(仮)」と「beni-shouga」の邂逅と「新川崎(仮)」のラゾーナ初ライブが特別EDで描かれるという…まあなんというか色々盛りだくさんである。
桃香の家からの帰り道:ina21川崎幸店から少し西に行った交差点
桃香の家の場所をやっと把握。まあ架空の家ではあるわけだが、ina21(いなげやの別業態)の近くで買い物は便利そうだ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
これだけ面倒くさい仁菜にそれでも寄り添うすばるさんの人間の器の大きさよ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ちなみにこの交差点を奥の方に行くと、割とすぐに第2話のシーリングライトバトル交差点に到着する。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
渋谷放浪(1):渋谷駅前とハチ公
一体どんな地図でどんな案内をすればこんな放浪が可能となるのか知りたいところ。で、結局モスバーガーの場所から推測するに、アクターズスクール(架空の建物)の正解は道玄坂付近だったのではないだろうか。なぜ公園通りや挙げ句の果てにさくら坂にまで向かうのだね仁菜さん。
というわけでスタート地点は渋谷スクランブル交差点。もっと右まで入れたアングルで撮らねばならなかったのか。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ハチ公。朝だが、外国人観光客の方々が写真を撮るのに長蛇の列を作っている。アングルを合わせる余裕がないのはご理解いただきたい。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
道玄坂に続く方向なので、仁菜さんはこの写真の奥の方の歩道を道なりに進めば多分正解だったのでは。でもセンター街に向かってしまう。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
渋谷放浪(2):センター街
ということでセンター街の入り口付近。奥は西武渋谷店。もう少し手前側から撮るべきだった。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
おそらく道を奥の方まで歩けという指示があったのか、センター街突き当たりのアウトバックのところで途方に暮れている仁菜さん。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
渋谷放浪(3):公園通り
そこからどこを放浪したのかなぜか公園通りの脇道をディズニーストア方向に向かっている。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
渋谷放浪(4):再びセンター街
再びセンター街の入り口のところに戻る。さっきの写真とは方向違いで渋谷駅側に向かって撮ったアングル。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
渋谷放浪(5):なぜかさくら坂
ここからなぜか全然方向の違うさくら坂へ。だいぶ表情がヤバい感じになっているが、道は大外れである(多分)。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
すばるが通うアクターズスクール:架空の場所
もちろんこんな建物は存在しないわけだが(あったら申し訳ない)、多分モスバーガーの場所から考えて、やはり場所の設定は道玄坂方面の奥なのではないかと思う。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
仁菜とすばるが行くハンバーガーショップ:モスバーガー道玄坂店
そんなわけでモスバーガーとホットドッグ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
客が誰もいなかったのですばるの席に座ってみたぞ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ビルの1階にある。営業時間は9:00から22:00。
川崎でバイト中の桃香:チネチッタ通り
モスバーガーのシーンに挟まるバイト中の桃香。場所はチネチッタ常連の方ならお馴染みのチネチッタ通りである。俺は映画を観に行くときは、9割方チネチッタだな。いい映画館だぞ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
それにしても素晴らしい再現度だな。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
通りの入り口に実際にこういう看板がある。看板左右の壁や雨樋もちゃんと再現されている。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ここにはモスバーガーはないがバーガーキングがあるので、道案内の目的地にするには便利だ。
再び仁菜とすばるのいるハンバーガーショップ:モスバーガー道玄坂店
舞台は再び道玄坂のモスバーガーに。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
すばる&仁菜席に座るとこんな感じの光景が妄想できるぞ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
やはり壁のイラストが旧twitterの青い鳥に見えてしまう。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
仁菜とすばるが語り合う階段:スペイン坂
スペイン坂のライブハウスWWWの前で語り合う仁菜とすばる。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
まあでも、俺としてはこの場所はライブハウスとしてよりも、前にここにあったミニシアター「シネマライズ」(2016年閉館)のイメージが強いな。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
実際には階段に造形の複雑な手すりがあるな。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
たまたまスペイン坂が無人のタイミングで撮れたのでよかった。ここではPhotoshopでゾルトラーク(笑)とか一切してない。
再びスクランブル交差点とハチ公
スクランブル交差点に戻ってきた。対角線上の位置から望遠レンズで撮影。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
やはりハチ公での撮影は至難の業である。右に寄れなかったのは、そこには外国人観光客の方々の長蛇の列があったからである。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
「新川崎(仮)」vs「beni-shouga」:吉野家川崎西口店
吉野家川崎西口店。昨日前を通りかかったら、たまたまガルクラの缶バッヂをたくさんつけた二人が店内に入っていくのを見たので、少しは売上にプラスになっていればいいな、と思ったぞ。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
それにしても新川崎駅には実は個人的に縁の深い俺にとっては、バンド名「新川崎(仮)」は実に良い名である。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ロゴマークの3色のラインは、おそらく青はイメージカラーで横須賀線、赤はイメージカラーで湘南新宿ライン(一部しか新川崎駅に止まらん)、緑はイメージカラーで(新川崎駅に停車せずに脇をスルーしていく相鉄・JR直通線としての)埼京線を象徴しているのだ。知らんけど。
出典:首都圏エリアへ「駅ナンバリング」を導入します。https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdf
それにしてもこの新川崎と紅生姜がフュージョンを起こしてトゲナシトゲアリが結成されるのか。いつ頃になるのだろう(よりもいでいうとペンギン饅頭号乗組員と合流するあたりだったりして?)。ちなみによりもいと同じく全13話の模様。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
吉野家を出てバイトに行く桃香。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
横浜信用金庫が、獄長信託銀行とも読めそうな漢字になっているのがちょっとツボっている。違ってたら申し訳ない。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
川崎駅の方に歩いていく桃香。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
また例のバンドの看板を見上げる桃香。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
多分看板のモデルはこのビルだと思われるのだけれども、実際には特になんの看板も存在しない。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
新川崎(仮)初ライブ:ラゾーナ川崎・ルーファ広場グランドステージ
ラゾーナのライブ会場、写真撮影NGなので写真は略。見たい方は現地で5階に登るとまさに同じアングルが見られるはず。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
ラゾーナ界隈に関しては、トゲナシトゲアリのメンバーの方々からXで供給があったりしたので、その辺りを紹介しておこう。
3話のライブ会場!
— 美怜 / ガールズバンドクライ 安和すばる役 / トゲナシトゲアリ Dr. (@mirei_togetoge) 2024年4月27日
記念撮影してきたよ~🎪📷#ガルクラ #girlsbandcry https://t.co/M63Dw60170 pic.twitter.com/6JFrLDBjkv
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
この辺りの、客がみんな仁菜になっている妄想的イメージの演出、なかなか面白いよね。
出典:「ガールズバンドクライ」第3話、©︎東映アニメーション
第4話「感謝(驚)」
ということで、さらにすばるとの関係が変化していく回。こういう感じがこれまたよりもいを思い出すんだよね。
楽器屋で興奮する仁菜:島村楽器ラゾーナ川崎店
初ライブハイになって楽器屋で興奮する仁菜。こちらもトゲナシトゲアリのメンバーたちから素晴らしい写真がXに投稿されていたので紹介する。
4話の最初に出てきたシーン覚えてる??
— 夕莉 / ガールズバンドクライ 河原木桃香役 / トゲナシトゲアリ Gt. (@yuri_togetoge) 2024年4月26日
この間同じ場所で同じポーズで写真撮ってきたよ! #ガルクラ #girlsbandcry pic.twitter.com/CdzmcImv71
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
ちなみに島村楽器は現在店内ガルクラまみれなので、ぜひ訪れてみよう。
なにやら妄想しているみたいですね。。。。?(📷:凪都)#ガールズバンドクライ #ガルクラ #GirlsBandCry pic.twitter.com/bbFhU2myoZ
— 理名 / ガールズバンドクライ 井芹仁菜役 / トゲナシトゲアリ Vo. (@rina_togetoge) 2024年4月27日
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
この写真、実にノリノリでいいな。ありがとうございます。これで新川崎(仮)メンバー全員からの投稿があったということだな。
夕莉に続き4話再現シリーズ第2弾だよ📸
— 美怜 / ガールズバンドクライ 安和すばる役 / トゲナシトゲアリ Dr. (@mirei_togetoge) 2024年4月26日
どのシーンかわかるかな?#ガルクラ #girlsbandcry pic.twitter.com/KxwIHmxr61
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
こっちも見よう! 紅生姜の2人とすばるの中の人出演だ。
すばるのおばあさまとの喫茶店:喫茶室ルノアール・渋谷東急ハンズ前店
このシーン、最高なんだよな。この圧に負けずに「嫌です」を言える仁菜のキャラクターが素晴らしい。
東急ハンズがただのハンズになっても、喫茶室ルノアール・渋谷東急ハンズ前店はそのままの名称の模様。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
今回は時間もなかったので中には寄っていない。
すばる出演のドラマロケ地:石神井公園野外ステージ付近
このドラマのロケ地は東京都練馬区の石神井公園。上空からのイメージもGoogle Earthの画像とほぼ一致する。
出典:Google Earth
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
背景の建物は実はトイレ。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
木々には結構差異はあるけれども、概ね再現度はとても高い。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
ここは実際には野外ステージで、ちゃんとステージや客席が作られている。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
印象的な中国風の石橋。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
残念ながらこの横からのアングルだと、橋は(少なくとも現在は)木に隠れてしまうようだ。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
こちらからはほとんどそのまま再現されている感じ。背景の木々もかなり似てる。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
というわけで、今回は非常に東京都の舞台が多い回であった。
出典:「ガールズバンドクライ」第4話、©︎東映アニメーション
ちなみに石神井公園といえば、自分にとっては今でも「四月は君の嘘」の舞台なのである(特に第1話冒頭)。今回もついでに軽く回ってきたが、枝の伐採などがあったのか、あるいは10年経って樹の形が変わったのか、印象的な桜の樹の下の場所が1つ発見できなかった。
ちなみに円盤は全7巻、各巻CD付き(トゲナシトゲアリの新曲らしい)の模様。楽しみ。
続く。次回は番外編で、トゲナシトゲアリのMVの舞台を巡ってみた。