xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

iPad Pro 11インチ+キーボードで評価するiOS用SSH/Moshクライアント(2019年版)

さて、飽きもせずにiPad Proの11インチ(セルラーモデルの256GB)を購入しました。あと専用ハードウェアキーボードとしてSmart Keyboard Folioも一緒に。以前使っていた10.5インチiPad Proと比較すると、本体も実に良い感じだし、キーボードも地味に色々改良されていて、これならギリギリ膝の上でも使えます(10.5インチは無理だった…)。

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コネクタもUSB Type-Cになったおかげで、Macbook用のVGAHDMIアダプタがそのまま使えて、さらにそこに有線のUSB Ethernetとか挿すと、こちらも普通に使えてしまいます。これは良いですね。

そして、可能な限りiPadで全てを済ませ、できるだけMacbook系に頼らない体制にしていきたいと考えている上で、やはりSSHクライアントは必要です。同じ理由で以前10.5インチを買ったときに以下の記事を書いたのですが、こちらの記事もそろそろ内容が古くなってきたので、アップデートしないといけないな、と以前から思っていました。特に上の記事で一推しにしたvSSHが無くなってしまったこともありまして…(いいアプリだったのに)。

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というわけで、今回は上の記事のアップデートという位置づけで書いてみようと思います。…まあ、ここまでで「SSHのクライアントって何?」って思ってしまうようなカタギの方は、もうここでそっ閉じしていただいて結構です。ごきげんよう

今回の記事の目次です。

  • 事前準備
    • お節介なオートコレクト系を禁止
    • 日本語のフリック入力ができない件
  • 比較の前提・比較項目
  • 比較対象アプリの選出
  • 各アプリの評価
    • Prompt 2
    • Termius (+Premium)
    • Shelly
  • Blink Shell
  • 総合評価
  • おまけ

結構有料のものが多いiOSSSHクライアントソフトですが、ここではこのSmart Keyboardとともに使う、ということを前提にApp Storeで自腹で沢山買い込んでみて、私なりの視点で評価してみました(無料版と有料版があるものは、きちんと評価対象とするものはすべて有料版を購入して評価していますが、流石に少々懐が痛みました…)。以前の評価時よりも色々アプリが増えており、またMosh(Mobile Shell)をサポートするものも出てきているようなので、そのあたりを含めて評価をやり直すこととしました。

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2019年版 カフェイン過敏・カフェイン不耐の生活ガイド アップデート

はじめに

さて、約5年前に書いたこの記事、未だに結構読まれているのではありますが、さすがに5年も経つといろいろ内容が古くなるので、そろそろアップデートをしておきたいと思います。

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なお、妊婦さんはカフェインを控えた方が良いらしいという点では一緒ですが、それ以外にも色々考えるべきことが多いので、この記事では対象外です。すみません。

この5年で、デカフェ製品に関する日本の事情は大きく変化しました。例のエナジードリンク関係の諸々の話の影響か、世間にデカフェ製品に関する需要が増してきている関係で、状況はだいぶ良くなりました。

一方で、例の騒ぎは本当にエナジードリンクがあれほど一方的に悪者にされるべきものだったのか、疑問を持っています。ドリンクのメーカーが言っていたとおり、エナジードリンクは他の飲料に比べ、さほど突出してカフェインの含有量が高いわけではありません。むしろ安易なカフェインの大量摂取の危険に関しては、緑茶のペットボトルのほうがずっと可能性が高いと考えています。

まあこういうことを言うと、緑茶は健康に良い部分はあるのでそこまで言うのはおかしい的な反応を貰うこともよくあるのですが、常識的に、アルコールに弱い人に、ポリフェノールが健康に良いからと赤ワインを勧めませんよね。「アルコール中毒の危険性があるから酒の飲み過ぎに注意しましょう」的なことを言う人に、蒸留酒プリン体が入っていないからたくさん飲んでも大丈夫、とか言いませんよね。それとこれとは別の話です。

ということで、エナジードリンクの件が本当にエナジードリンクだけが悪いのかは謎ですし、エナジードリンクのみの危険を強調しすぎることは事の本質を見誤る可能性もあると思うのですが、カフェインを含む飲食物には危険性もある、ということを世間に知らしめる結果にはなってくれたようで、先述のように5年前と比較して、圧倒的にデカフェ製品の入手は容易となりました。

そもそもの経緯も再掲しておくと、12年ほど前(記事を書いたのが5年前+その時点から7年前)に自律神経失調状態になった自分は、結局長期間の試行錯誤と実験の末にカフェインが原因であるらしいことを発見し、デカフェ生活に移行することで症状を改善した…ということをまとめて書いたのがこちらの記事から始まる一連のレポートです。

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その最後におまけとしてつけたのが最初に紹介した記事でした。まあ、概ね今でも大筋は異なっていなかったりするのだけれども、最近の事情で(概ね好ましい方向で)変わった部分を更新しておきたい、というわけです。

コーヒー

まずはコーヒーについて。コーヒーに関しては、先の記事では次のように書いたのですが…。

コーヒーはデカフェを飲めばいいのでは、と思われるかもしれませんが、デカフェは100%カフェインを除くものではなく、多少ながら残ります。また、コーヒーはその他の成分もいろいろな効果を持っているのではと疑っているため、デカフェでも安心できません。残念ながらコーヒーとは距離を置かざるを得ません。

最近はデカフェの技術もいろいろと改善されているようで、カフェイン残留率0.1%以下の製品も広く売られるようになっています。以前のように3%〜5%もカフェインが残っていると言われると、それはちょっとなぁ、と思うのですが、0.1%となれば流石に量の問題、1000分の1以下なら大丈夫なのでは、という認識になってきます。そうなってくると、やはりもともとコーヒーが好きだった人間としては、試してみたいわけです。

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(ちなみに写真のカヌレは大丈夫ですが、カヌレも時々チョコレートや抹茶が入ったものがあるので注意だったりします)

そんなわけではありますが、以前デカフェ生活に移行した際に、コーヒー関係の色々なグッズを全部処分してしまったため、ある程度美味しいコーヒーを手軽に飲むには、個別のドリップパックになったコーヒーがお手軽です。ということで、今飲んでいるのはこちらの商品。だいたいコストは1杯50円程度。

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「人・ひと・人 人って面白い」(ホキ美術館)

さて、1月10日の木曜日、初めて千葉県千葉市のホキ美術館に行ってきました。千葉市といっても千葉駅のあたりからはかなり離れた、「千葉市昭和の森」の面した住宅地の中にひっそりと建つ美術館です。そもそもこの美術館の存在を知ったのが最近だったりするのですが、日本の写実絵画に徹底的にフォーカスした、かなり尖った美術館のようです。

開催されていた企画展は「人・ひと・人 人って面白い」。写実絵画の中でも人物画に限定した企画展です。会期は2019年5月12日までなので、まだまだたっぷり残っています。

www.artagenda.jp

ということでホキ美術館に到着。おしゃれな外観で、写真からは小さな美術館であるように見えるのですが、これがこの地上に出ているワンフロアだけではなくて、地下1階、2階に大きな展示室を持っていて実は結構広いのです。

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美術館の沿革としては、

美術館は昭和の森公園に隣接しており、ホギメディカルの創業者保木将夫によって収集された写実絵画作品を展示する美術館として開館した。現在も作品は増え続けており約480点の写実絵画作品を収蔵し、半年ごとに作品を入れ替えて展示している。
ホキ美術館 - Wikipedia

のようになっており、個人的なコレクションを公開するために作った美術館っぽいのですが、中に入って歩きまわるとすぐに分かるのですが、

  • 内部照明は全てLED照明を使用している。
  • 1階のギャラリー1の先端30メートルは宙に浮いた構造となっている。
  • 1階のギャラリー1はガラス窓から自然光が入るので開放的な空間となっている。
  • 観賞を疲れにくくする為にゴム素材の床材が使用されている。
  • 絵画の多くがガラス板で覆われていない。
  • 絵画の周辺には立ち入り禁止を表す停止線やロープなどが無い。

ホキ美術館 - Wikipedia

のようになかなか凝った美術館です(建物ガイドのパンフレットも配布されています)。特にこのLED照明なんだけれども、実に特徴的な配置をされていて、館内2周目にふと作品とこの照明の設計との関係を認識した瞬間に、これだけですごいと思いました。多分、自分のコレクションを美しく公開することを目的に頑張ったのだと思いますが、なかなかお金がかかっていそうです。ただ、停止線やロープなどがないので、ちょっと子供を連れてくるのは怖いです。その分大人は堪能できますが。

さて、そもそもの訪問の目的は、以前ツイッターでバズってた三重野慶さんの写実油絵作品のうち、次のツイートの1番目と2番目の作品の現物が今回の企画展で公開されているという情報から、では行ってみようということになったわけです。

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「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」聖地巡礼 4:湘南地域以外のエリア

さて、青ブタも最終回を迎え、あとは劇場版。とりあえず12〜13話までの分をいろいろ拾ってみたが、藤沢や鵠沼海岸界隈は既にある記事に追記したのでそちらを参照していただきたい。

xckb.hatenablog.com

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さらに、13話に金沢が出てきたのだけれども、実は先日金沢に行っていたのだ。しかし行っていたのはちょうど12話をやったタイミング。13話の舞台の大部分を逃してしまったのは痛恨のスケジュールミス(事前に知らなきゃ無理だけれども)。とはいえ、土地勘はわかっているので舞台の紹介だけしておく。

ちなみに「あかねさす少女」に関しては、事前に最終回が放送されていたので、金沢で聖地巡礼してきた。

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あとは横浜駅前、みなとみらい、大さん橋、大垣あたりが抜けているところかな。大垣はともかく、横浜市内はいつでも行けそうだから、追々追記していこうか。

というわけで、まずは上野動物園から。

上野動物園

かえでを連れて行った東京の動物園は上野動物園。場所に説明が必要とは思えないので地図は省略。前から子供がパンダ見に行きたいと行っていたので、正月早々、二人で行ってきた。ちなみに自分も小学校のときに行って以来の上野動物園

上野駅の公園口から動物園に通じる道のいくつか。東京文化会館前。

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出典:「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第12話

交番横の時計。

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出典:「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第12話

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2018年俺が見たTVアニメ・ベスト10

さて、2018年もそろそろ終わり。ということで、恒例の俺的アニメランキングベスト10、今年もやってみようかと思う。ちなみに昨年の内容はこちら。昨年のベスト3は「サクラダリセット」「けものフレンズ」「宝石の国」だった。

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オールタイム・ベストに関してはこちらに書いたので、合わせて参照していただきたい。

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ということで、さっそくいってみよう。メインはテレビ部門。この1年間に俺が全話見たアニメが対象。具体的に言うと次の38作品が対象だ。

では、毎度恒例だけれども、出し惜しみせずに1位からいってみようか。

TV作品部門

1. 宇宙よりも遠い場所(冬)

1位は文句なし「宇宙よりも遠い場所」だ。去年の暮れに前回のランキングを書いたときに、春に一番注目している作品としてこの作品を挙げたのだが、予想を大きく上回って5年、10年に1度クラスの名作に化けたと思う。それぞれ何らかの問題を抱えた4人の女子高生たち(ただし正確に言うとうち1人は高校中退のフリーター)が出会い、南極を目指し、その過程でそれぞれの問題と向き合っていく青春友情物語。

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出典:「宇宙よりも遠い場所」第13話

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「あかねさす少女」聖地巡礼レポート(金沢市)

さて、ふと先日家族旅行で金沢に行ってきたのですが(企画自体は9月頃決めたものなので、同じく家族旅行を兼ねていた去年の「サクラダリセット」聖地巡礼(北海道)の時とは違い、「あかねさす少女」目的で決めたものではありません)、せっかく「あかねさす少女」最終回直後に金沢に来たということで、軽く舞台めぐりをしてくることとしました。

とは言っても、残念ながら「あかねさす少女」ですが、どうも「サクラダリセット」(円盤初動200枚台だったらしい…)以上に一般受けしなかったようで、円盤の発売予定が全4巻構成からBox1つにシュリンクされて半額近く値下げされるわ、ソシャゲは3ヶ月ちょいでサービス終了となるわで、なかなか不遇の様子。

とはいえ、円盤が安くなったということは、買おうと思った人にとっては安く済むということだし、オーディオコメンタリーは全話分あるようだし、しかもサントラがちゃんとリリースされて、未収録曲が円盤おまけに付くなんてサクラダリセット勢には羨ましいとしか思えないし(だからサクラダリセットのサントラ、今からでもいいから出してくださいよ…)、ゲーム自体はスタンドアロンでサービス終了後もある程度遊べるようにするらしいのでこれ以上散財せずに済む(これは苦しいか…)という考え方もあるし、何より全くアプリが使えなくなるよりずっと良心的だ。まあポジティブに考えるのがいいと思うよ。俺もさっきアプリをダウンロードしてみた。

【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「あかねさす少女」オリジナルサウンドトラック(デカジャケット付き)

【Amazon.co.jp限定】TVアニメ「あかねさす少女」オリジナルサウンドトラック(デカジャケット付き)

ともあれ、この記事を書くために一応全12話をもう一度通しで見てみたんだけれども、そんなに悪くないと思うんだけれどもなぁ…。色々伏線張ってぶん投げて終わった的なレビュー書いている人も多いけれども、ちゃんと主要キャラ分のストーリーは全部描けているし(ラストが明日架のアレだし)、シリアスカのフラグメントのその後の話とかエロユウの目的の話とかタクミの運命の話とかは、別に全部想像に任せるでいいじゃん。ストーリーの本筋はそこじゃないし。

まあ、昨年の俺的アニメランキングで1位にした「サクラダリセット」と違って、「あかねさす少女」は今年の俺的ベスト10に入れるかというとそれはさすがに微妙だなと思うけれども、まあそこまで酷評されるのも違うかな、と思うわけです。あらためて2周目見ると印象も変わるかもよ。

そんなわけで、準備不足や家族旅行を兼ねているがゆえの時間制約もあって、不十分な点や拾い残しもたくさんあるのですが、だいたい金沢駅から近い順に紹介していきますかね…、と思ったのだけれども、まずは「あかねさす少女」の舞台世界が現実の金沢市とだいぶ違う部分もあるので、それを軽く説明してからにしようと思います。

  • 現実の金沢市との違い
  • 金沢駅東口
  • 武蔵ヶ辻
  • 主計町茶屋街
  • 東山ひがし茶屋街
  • 片町
  • 金沢学院高等学校
  • ということで…

現実の金沢市との違い

まず、金沢市はこれでも日本海側有数の大都市なので、市内からこんなすぐの場所に田園風景はありません。さらに、市内をこんなふうに見渡せる高台の神社も多分存在しません。このへんは架空の景色です。

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出典:「あかねさす少女」第1話

さらに金沢城はこんなに大きくありません。上のアニメの風景からはほぼ逆方向になると思いますが、武蔵ヶ辻から金沢城(と兼六園)の方向を望むとこんな感じになります。「えっどこ?」と思われるかもしれませんが、ちゃんと城は写ってます。逆光写真で見にくいかもしれませんが、拡大してください。

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家や近場で楽しめるゾンビランドサガ飯

いやー「ゾンビランドサガ」、面白かったよね。今年はさすがに「宇宙よりも遠い場所」が5年、10年かに一度のクラスの大傑作だったので(私見)、さすがにもう大傑作は現れないだろうと勝手に思っていたら、秋シーズンにこれまた「よりもい」と同じく完全オリジナルアニメのゾンビランドサガががっつり食い込んできてとても嬉しい。

ゾンビランドサガ自体については、また以前のよりもいのようにガッツリ書くことにして、ここではここ最近のゾンビランドサガにまつわる飯の話をしようかと思う。

何しろ、さすが「佐賀を救う」ことがテーマのこのアニメ、なんか見ていると出てくる佐賀の食べ物の数々をがっつりと食いたくなるのだ。とは言っても佐賀は遠い。さしあたってお取り寄せや、地元で佐賀の料理を出すお店などを頼りにするしかないので、ここしばらくのそういう食事関係を軽くまとめてみよう。

まずはあのゲソだ。1話のアイキャッチで出ていたこれ、よく見るとさくらが持っているのは、烏賊墨さき烏賊、いかチーズ、剣先あたりめの三品で、幸太郎の胸ポケットと右手と口にある、肝心のゲソがないのだ。

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出典:「ゾンビランドサガ」第1話

そんなわけで、ちゃんと通販でこの3種類にゲソを足した4種のセットが、ゾンビランドサガセットとして売られているのだなこれが。素晴らしい。

ゾンビランドサガ プチ4個セット

ゾンビランドサガ プチ4個セット

まさにアイキャッチに出てきたまんまの「古伊万里浪漫」。

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