xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

昭和の超怪作映画「幻の湖」聖地巡礼(琵琶湖南西岸を中心に)

さて、先日アニメ「グランベルム」の聖地巡礼に琵琶湖周辺に行ってきたわけですが、琵琶湖が舞台の映像作品といえば、自分にとってはずっと、「シベリア超特急」や「北京原人 Who are you?」などを上回る、昭和を代表する怪作映画と言っていいと思っている「幻の湖」(1982年作品)でした。

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ということで、肝心の「グランベルム」の舞台めぐりの効率を下げてでも、ついでに「幻の湖」の舞台の一部(一緒に回れる琵琶湖南西部)も巡ってきたので、それをまとめてみます。

この記事の目次。

  • 前提:「幻の湖」とは?
  • 琵琶湖北部への移動中:白髭神社
  • 石仏と「ファントム? イーグル?」:鵜川四十八体石仏群
  • シロが殺されていた湖畔:和邇川河口
  • 最終決戦(1):雄琴の風俗街付近
  • 最終決戦(2):琵琶湖大橋周辺

前提:「幻の湖」とは?

「幻の湖」に関しては大好きな映画なのであまり悪く言いたくはないのですが、「東宝創立50周年記念作品」ながらあまりにアレな出来で当初は早々に公開が打ち切られ、お蔵入り的な扱いを受けていたが、「映画秘宝」の別冊「底抜け超大作」で特集されたことをきっかけに、別のニュアンスでカルト的な人気が盛り上がった作品です。

底抜け超大作 (映画秘宝コレクション)

底抜け超大作 (映画秘宝コレクション)

正直、この作品は事前にどれだけストーリーをネタバレしていても面白いので、細かいストーリーはWikipediaあたりを読んで頂くこととして、ストーリー要約としては、最初に出たDVDのAmazonのページに載っていた「キネマ旬報」データベースによるストーリー要約が今北産業的で素晴らしい。

(「キネマ旬報社」データベースより)
橋本忍が贈る奇妙なSFドラマを初パッケージ化。何者かに愛犬を殺されたソープ嬢・道子は復讐を誓い、犯人を捜し始める。実はこの復讐劇には戦国時代からの怨念が絡んでおり、さらに事態は政府の宇宙開発を巻き込み、ジョギング対決へと発展していく。

まあ、この「戦国時代からの怨念」でいきなり1時間半もたってから時代劇になるところとか、「政府の宇宙開発」がいきなりそのあと登場したりするところがまた最高なんだけれども、まあ一度ご覧になることをお勧めしたい。

幻の湖[東宝DVD名作セレクション]

幻の湖[東宝DVD名作セレクション]

ちなみに、Prime Videoでは現在のところ見放題対象ではないのが残念ですが、予告編はここから見られます。はっきり言って、予告編の時点でかなり変です。

幻の湖

幻の湖

琵琶湖北部への移動中:白髭神社

さて、割と冒頭部分、お市の方とローザがタクシーで琵琶湖北西部に向かう時に途中で白髭神社の前を通るシーンがあります。白髭神社はグランベルムで重要な舞台だったのでついでに撮ってきました。

結構交通量の多い道です。

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標識は「50km制限」が「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」に変わってますね。でも多分同じ場所にある。

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出典:映画「幻の湖」

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「グランベルム」聖地巡礼レポート・その2(和邇〜白髭神社・御陵)

グランベルムの聖地巡礼レポート、その2です。こちらの記事の続きとなります。この記事では琵琶湖湾岸に沿って和邇から白髭神社に至るあたりと、京都市山科区の御陵付近、そしてまだ回れていない舞台を紹介します。

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この記事の目次です。

  • 満月、新月、寧々、希望らの通学路:和邇「榎の石碑」付近
    • 「とんかつマン」のコンビニについて
  • 満月、新月、寧々が話す公園:高城台自治会館横の公園
  • 湖に立つ鳥居のある神社:白髭神社
  • フーゴ家:京都市山科区の栗原邸
  • その他、特定されているが回れなかった場所
    • 満月らの通う高校:ヴォーリズ学園
    • グランベルム参加者の集まる山の上:夢見が丘展望台
  • そして「幻の湖」へ…

満月、新月、寧々、希望らの通学路:和邇「榎の石碑」付近

満月、新月、寧々、希望らが通学するルートは和邇駅近くにあります。交差点で存在感を示している石碑「榎の石碑」があるところですね。

概ね、「榎の石碑」のある通りを南北に歩く感じで通学しているようです。寧々が頭をぶつける柱もちゃんとあります。

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この辺はかなり再現度が高いですね。

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出典:「グランベルム」第2話

上の写真から少しだけ左に行ったところです。

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「グランベルム」聖地巡礼レポート・その1(大津市街〜琵琶湖大橋)

グランベルムについて紹介記事を書いたところで早速聖地巡礼ですよ。

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ということで、第9話まで(第10話予告含む)を前提に、グランベルムの聖地巡礼に行ってきたのでレポートします。グランベルムの舞台は主に滋賀県の琵琶湖南西岸付近に集中しています(いくつか例外がありますが)。ということで、琵琶湖最南端にある大津の街から大体時計回りに紹介していこうと思います。

「グランベルム」はあまり現地の舞台そのものを再現する的な方向性ではなく、色々とアレンジがされています。なので、まあ巡る方もあまり細かいところは気にせずに気軽に巡った方が良さげです。

なお、公共交通機関でのアクセスが非常に悪い場所が多数あるため、公共交通機関で巡る効率はあまりよくありません。自家用車やレンタカーがおすすめですが、自転車乗りなら輪行ついでとかも、特にこれからの秋の時期とかは良さそうです(琵琶湖の周囲はサイクリングしている人も多いです)。

車で回る場合は、一部に道路事情も悪い場所もあるため、カーナビを信用するととんでもない隘路に回される場合もありますし、どうしても隘路を通らずには行けない場所もあります。事前の予習をストリートビューなどで綿密にしておくのがおすすめです。自信がなけれは安全第一、ラストワンマイル歩くのも良いでしょう。

今回の目次。

  • クレアが体操をしていた体育館:ウカルちゃんアリーナ
  • 水晶と四翠と九音に関係していそうな湖岸:唐崎神社
  • 四翠と九音の現在の家:満月寺浮御堂
  • 湖にかかる大きな橋:琵琶湖大橋
    • おまけ:誰がグランベルムを待機していたのか?
  • アンナの母が入院した病院:琵琶湖大橋病院

クレアが体操をしていた体育館:ウカルちゃんアリーナ

大津市街地東側の「におの浜」にあります。

中に入れるようなイベントはやってませんでした。外観のみ。もしかしてもっと右から撮るべきだったかも。

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後ろのびわ湖大津プリンスホテルが消えてますね。

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出典:「グランベルム」第3話

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世間はどうだか知らないが今「グランベルム」が熱い!

さて、いつか書こうと思っていた、俺的今一番見るべきアニメの「グランベルム」について、遅ればせながらちょっと書いてみたぞ。

この記事の目次。

  • グランベルムはいいぞ
  • 舞台設定
  • 主要キャラクター紹介
    • 小日向満月
    • 新月エルネスタ深海
    • アンナ・フーゴ
    • 林 寧々
    • 土御門九音
    • 水晶
    • ロサ
    • 小日向希望
  • 6話ショック
  • グランベルムはやっぱりいいぞ
  • おまけ

グランベルムはいいぞ

さて、今期のアニメもだいぶ佳境に入ってきているのだけれども、なにげに俺が一番気に入っているのは何を隠そう「グランベルム」なのだ。いや、もっと早く「グランベルム」については書こうと思っていたんだけれども、まとめて書く機会を逸してしまっていたのが残念でならない。とはいえ現在全13話中10話まで進んでおり、豪快にテンションを上げつつあるので、やはりここで一度紹介しておこうと思う。

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出典:「グランベルム」OP

このカタカナで書かれたちょいレトロデザインっぽいロゴがまたいいんだよね。今からでも間に合うぞ、俺からのオススメだ。

granbelm.com

とりあえず「グランベルム」を最初に見始めた俺の動機は比較的明らかで、こんな感じだ。

  1. 昨年はまりまくった「宇宙よりも遠い場所」であらためて素晴らしいと思った花田十輝が噛んでいるオリジナル作品xckb.hatenablog.com
  2. 「サクラダリセット」の相麻菫以来、俺の崇拝対象である悠木碧が主要キャストのCVに入ってるxckb.hatenablog.com

で、実際に見てみるとこれまた謎の作品で、明らかに「魔法少女まどか☆マギカ」の系譜にあるダーク魔法少女っぽい流れなのだが、なぜか戦うのが謎の異世界っぽいところ(でも全体的構成は大きな湖を中心とした滋賀県ベース)で、さらに戦う手段がSDメカ! わけがわからないよ。

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やちむん、琉球ガラス等のハンドクラフト(陶房 火風水・Glass Studio尋・蛍窯…):小1少年との沖縄旅行(7)

さて、今回の旅のレポートで最後の記事になります。一つ前の記事はこちら。

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昔から旅先で食器を買ってくるのが大好きで、家で使っている食器のかなりの部分は旅先で買ってきたものだったりするのですが、この記事では今回の旅でお土産として買ってきた沖縄のハンドクラフト的な作品(主にやちむん、琉球ガラスの食器)について紹介しようと思います。購入してきたのはこれらの工房・アーティストさんたちの作品です(最後の「陶芸 香月舎」さんのTシャツだけはちょっと毛色が違いますが…)。

  • やちむん「陶房 火風水」(奥平清正さん)
    • 「陶房 火風水」を訪問
    • お迎えした「火風水」のやちむん
  • 琉球ガラス「Glass Studio 尋」(屋我平尋さん)
    • 「Glass Studio 尋」を訪問
    • お迎えした「Glass Studio 尋」の琉球ガラス
  • やちむん「蛍窯」(山上學さん)
    • 偶然訪れた「山原工藝店」
    • お迎えした「蛍窯」のやちむん
  • デザインTシャツ「陶芸 香月舎」(香月礼さん)
  • まとめと落ち穂拾い

やちむん「陶房 火風水」(奥平清正さん)

さて、旅の2日目、那覇から沖縄市に移動する途中で寄ったのが「陶房 火風水(ひふみ)」です。ここを訪れるのはもちろん、作品を買うのもはじめてなのですが、そもそもここを訪れたきっかけはほぼ一年前、昨年夏の新宿伊勢丹での「琉技三彩 ~染・glass・陶~ 三人のてぃーぐまーが魅せる美ら技展」というイベントでした。

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このイベントを、この記事でも2番目に紹介する「Glass Studio 尋」の屋我平尋さんの作品目当てで見に行ったのですが、屋我さんの作品はもちろんのこと、この「陶房 火風水」の奥平清正さんの作品にも一目惚れしてしまったのです。が、残念なことに作品は大人気で初日でほぼ全て売り切れていました。ということで、いつか沖縄に行ったら工房を直接尋ねて作品を見てみたいし、お迎えしてみたいとずっと思ってきたのです。

「陶房 火風水」を訪問

ということで、那覇でレンタカーを借りて首里城に寄ったあと、沖縄市に移動する途中で、中城村の「火風水」に寄ってみました。自宅兼工房らしいので、一応事前に連絡をとって訪問したのですが、残念ながら「今の時期は造っていないので、ほとんど売り物がないですよ」とのこと。それでも構いませんので…、ということでの訪問でした(非売品でもぜひ色々と作品の実物を見たかったので…すみません)。

ということで到着です。

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沖縄らしい鉢植えの植物に「Open」の札が可愛らしいです。

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門から建物の入口に入るまでにも、さまざまな陶器がお出迎えしてくれます。

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ということで、展示販売されているお部屋に上がらせていただきました。そうそう、こういうデザインが素晴らしいんです。

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完成した首里城・初めての今帰仁城・そしてその他マイナーな史跡観光:小1少年との沖縄旅行(6)

さて、前の記事は海界隈の観光についてでしたが、次は歴史関係の観光地です。

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ということで、今回の記事の目次はこちら。

  • 復元作業が終了した首里城
  • 初めて訪れた今帰仁城跡
  • その他マイナーな史跡
    • 那覇「七つ墓」
    • 那覇「仲島の大石」

復元作業が終了した首里城

さて、非常にメジャーな首里城からいこうと思いますが、今更本殿とかもう何度も何度も行っているのでよいです。とりあえず前回3年前に行ったときの記事に色々と写真とかも載せたので、そちらをご覧ください。

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今回あえて首里城にも行ったのは、なんと言っても昨年(2018年)に首里城の修復工事がほぼ完成した、という話を聞いたからです。ということは、前回工事中だった御内原(おうちばる)や、はるか昔から何か工事をしていた感のある東のアザナ(あがりのあざな)などの部分の修復工事が完成した、ということらしい。それは何をおいても行くしかないでしょう。

とりあえず本殿は飛ばしていきなり御内原に。ここは江戸城的に例えると大奥というか、生活エリアです。こちらは本殿裏全体を撮影したパノラマ写真。左右に写っている赤い建物は本殿の裏側。そして左から、淑順門(しゅくじゅんもん)、女官居室、世誇殿(よほこりでん)、寄満(ゆいんち)。淑順門は国王や女官が御内原に入るための門、女官居室はそのままの意味、世誇殿は即位の礼が行われる建物で普段は王女の居室、寄満はキッチンで、その裏に国王の居室の二階御殿(にーけーうどぅん)が隠れています。

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女官居室と世誇殿。

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世誇殿と寄満。どれも前回来た時は工事中だった建物です。はじめて御内原の全貌を見られてよかった! ただし中が見られない建物は多い状態です。

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寝廟殿(しんびょうでん)。国王が亡くなられた際に一時的に棺を安置する建物で、資料不足のため土台のみの復元となっているようです。

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寝廟殿のところから本殿の方向を見るとこんな感じです。手前に見える門は白銀門(はくぎんもん)。この門だけが石造りの門で、寝廟殿に詣でる国王が通った特別な門らしい。

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はじめての辺戸岬・夕方の美ら海水族館・海遊び…など:小1少年との沖縄旅行(5)

さて、今回の沖縄への旅。こちらでまとめた食事関係の次は、海周りの観光地についてまとめてみようと思います。

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今回の目次。

  • はじめて沖縄本島最北端・辺戸岬まで北上
  • おなじみの残波岬でX-T30のテスト
  • 美ら海水族館は16時以降の入場がお得
  • 少年と海遊び
    • 伊計島・大泊ビーチ
    • 瀬底島・瀬底ビーチ

はじめて沖縄本島最北端・辺戸岬まで北上

実は今まで何度も何度も沖縄に来ていますが、実はまだ本島最北端の辺戸岬に行ったことがなかったのです。今回は拠点を今帰仁村に構えたことで、辺戸岬へのアプローチが簡単になったということで、はじめて辺戸岬まで行ってきました。

祖国復帰闘争碑。戦争が終わってこの岬の向こうは日本に残り、この岬のこちら側は米軍の施政下になりました。そしてこの祖国復帰の望みが叶い、沖縄が日本に返還された後も、この碑に込められた思いは満たされず、それが現在の沖縄の状況につながっています。

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その一方で、沖縄の歴史を学んだことで、沖縄という場所故にその運命が避け難かったこと、かつてその場所故に繁栄したこと、アメリカがペリー来航時から琉球王国の軍事占領オプションを持ち、まさに100年の計でこの島を手に入れたことなどを知りました。その歴史に思いを馳せながら見る対岸の鹿児島県の与論島は、それに関わらずとても美しく見えています。

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それにしても、ここに来るまでの道から見た景色も素晴らしかったけれども、この岬周辺の急峻な地形に熱帯の森林的な風景がとても素敵です。

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岬のパーラーでかき氷!

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この以外な毒々しい色が気に入った!

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それにしても沖縄本島にこんな風景があったのですね、行ってよかった!

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