xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

琉球文化に興味があるならとりあえず行こうぜ!「琉球 美の宝庫」(サントリー美術館)

さて、サントリー美術館で7月から開催されている「琉球 美の宝庫」展だが、昨日見に行ってきた。実は二度目である。前半後半でかなりの展示が入れ替わる上に、最後の2週間のみ展示される尚家の宝物がたくさんあったからだ。

www.suntory.co.jp

展示期間のリストを見て、これは8月1日〜8月6日の期間と、8月22日から9月2日までの期間に2度行くのが正しい、と判断して、8月3日(金)と8月23日(金)に行ってきたのだが大正解だった。金曜日は20時まで美術館が開いているので仕事帰りにも寄れるしね。

f:id:xoc:20180824182850j:plain

ともあれ、開催期間はあと約1週間、9月2日(日)までなので、行く気があるならさっさとそれまでに行くべきだ。琉球文化に興味があるならとりあえず行っといたほうがいいと思う。これだけのお宝を一堂に見られるチャンスはなかなかない。

とりあえず、自分で写真を撮ってきて紹介できるわけでもないので、俺的にヒットしたポイントを、サントリー美術館公式アカウントのツイートを織り交ぜて紹介したいと思う。

まずは8月22日から期間限定で展示されている、王家の本物の王冠だ。首里城にある王冠はレプリカだ。この本物は那覇歴史博物館所蔵だけれども、これも1年に30日しか展示されない。そして実は俺も本物を見たのは初めてだ。

先程も書いたとおり、この他にも8月22日からは尚家の宝物が色々期間限定展示されている。王の衣装である「紺地龍丸模様緞子唐衣裳」とか、「赤地龍瑞雲嶮山模様繻珍唐衣裳」とかも素晴らしかったぞ。

個人的には、前半と後半で4枚ずつ、合計8枚すべての葛飾北斎琉球八景」が見られたのも実に眼福だった。

続きを読む

砕氷艦「しらせ」見学に横須賀サマーフェスタ2018へ

そういえば写真を撮ったまま公開せずにしまいこんでしまっていたけれども、8月4日に言ってきた海上自衛隊の横須賀サマーフェスタ2018で砕氷艦しらせ(二代目、5003)に乗ってきた写真を、ここで一気に載せてしまいたいと思う。まあ、「宇宙よりも遠い場所」の聖地巡礼を兼ねてというやつだな。

うちの5歳児少年にも声をかけたら、

「おい、南極行くでっかい船を見に行こうぜ」
「ふね、のれるの?」
「おお、そうだぞ」
「いく!」

ということだったので、一緒に連れてきた。前回同じ横須賀で「しらせ」5003を見たのは4月だったけれども、このあと横浜のドックでメンテされていた模様。

xckb.hatenablog.com

ということで、前回は水面付近の塗装が氷に削られてボロボロになっていたけれども、今回は塗装もちゃんとやり直されているな。ヴェルニー公園からの撮影。

f:id:xoc:20180804095435j:plain

ということで、会場の海上自衛隊・横須賀地方総監部にやってきた。もちろん普段は入れない。荷物チェックで若干列ができていたけれども、子連れはこちら、と、優先レーンを通してくれた。ありがたい。

f:id:xoc:20180804095958j:plain

そんなわけで、目の前に「しらせ」が!

f:id:xoc:20180804100625j:plain

でかい!

f:id:xoc:20180804100731j:plain

続きを読む

岡本太郎とパブリックアート、そして福島での残念な出来事について

先日から、川崎市岡本太郎美術館で「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界」という企画展が行われていたので行ってきたのだが(期間は2018年9月24日まで)、これがかなり面白い企画展だった(実は一緒に行ったうちの5歳児少年も、「もう一度見たい」と言っていたので二度行ってきたのだ)。

f:id:xoc:20180714115654j:plain

全国にある、もしくはあった岡本太郎パブリックアートについて、主にその下絵や原型を展示していたのだけれども、これだけ一堂に会すると実に壮観。さらに設置場所などをまとめた全国地図などを見ると、今度そちらに行ったらぜひ見てみたいな、と思ったりする。

岡本太郎美術館では、太陽の塔リニューアル記念「街の中の岡本太郎 パブリックアートの世界」という企画展をやってました。これだけまとまると壮観だな。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

この企画展は、先日から続く「太陽の塔リニューアル」を記念した一連の企画展の1つではある。しかし目録にも記載されているが、旧東京都庁の壁面を飾っていた岡本太郎の壁画が、新都庁移転のために壊されることが決まった時に、保存に向けての運動があったが、岡本太郎自身はそれには無関心だったというエピソードが面白い。現在では石膏で無着色のレプリカのみが残っており、それがこの企画展でも展示されている。

f:id:xoc:20180714120903j:plain

ちなみにうちの少年、この彫刻が気に入ったようで、前で真似して何度もポーズをとっていた(写真も撮ったけど省略)。彼にいろいろな作品の感想を聞くのは結構面白い。まあ、本当は太郎の父・一平の墓碑なんだけれどもね。

f:id:xoc:20180714120532j:plain

続きを読む

屋我平尋さん(Glass Studio尋)の琉球ガラス

さて先日、伊勢丹新宿店で沖縄の物産展があったのですが、その1階下のフロアで、「琉技三彩 ~染・glass・陶~ 三人のてぃーぐまーが魅せる美ら技展」というイベントが開催されていました。というより、自分はこのイベントのために伊勢丹に行ったところ、上で沖縄物産展までやっていてびっくりした、という順番だったのですが…。

www.facebook.com

このイベントは、琉球の工芸品である陶器、紅型、硝子に関して次の3人の工芸家の工房をフィーチャーして、それらの作家の作品を展示、販売するというものでした。

  • 陶器:奥平清正(陶房 火風水)
  • 紅型:金城宏次(宏次染工房)
  • 硝子:屋我平尋(Glass Studio尋)

会場では、陶房 火風水のやちむんや宏次染工房の紅型も大変素晴らしく、次に沖縄に行くときには現地で探してみよう、と思ったのですが、実はもう一人、この屋我平尋さんのGlass Studio尋の琉球ガラス、15年ほど前からずっとファンなのです。

というか、家にある琉球ガラスの食器はこの工房のものしかありません。美しい食器はやはり使ってこそ華だと思うので、遠慮なく普段遣いさせていただいているので、時に割ってしまったりすることもあるのですが、そういう時には沖縄に行ったときなどに補充しています。

今回のイベントで購入したのはこの黒の泡グラス。この透明な黒の色は偶然出たそうなのですが、あまりに偶然でまだ再現できていないため、今の所現品限り、というものだそうです。この故意に入れられた泡の具合と、それが黒い透明な色の中できれいに引き伸ばされた感じが実に良いです。

f:id:xoc:20180806012002j:plain

その他のうちにあるコレクション(というほどの数ではないのですが)も紹介してみましょう。

これは多分かなり初期(10年以上前)に買ったものだと思います。この沖縄の海をイメージしたと思われる美しい青、波しぶきのような白、魚たちのような赤、黄が実に素敵です。

f:id:xoc:20180806011855j:plain

続きを読む

「真夏のデザインフェスタ」に行ってきました

以前、夏に「真夏のデザインフェスタ+GAKUTEN」というイベントが行われていたのですが、現在はただの「真夏のデザインフェスタ」となっていて、少し小規模なデザインフェスタを夏に開催する的な位置づけになっているようです。ということで、初めて参加してみました。初日は横須賀サマーフェスタ(こちらも後でレポ書きます)に行っていたので、2日目のみの参加です。

場所は同じビッグサイトです。本家デザインフェスタは西館に戻りましたが、真夏のデザインフェスタは東の4〜6。やはり春秋のデザインフェスタと違って、全体的な会場の密度も低めで、人も少なめだったかなぁ(とは言え、いつも春秋は初日にしか行っていないので、2日目はどうなのだかよくわからないのですが)。危惧していた空調も、それなりにちゃんと効いていました(西館から東館へ移動する通路の冷房は明らかに効きが悪かったけれども…)。

f:id:xoc:20180805113450j:plain

まあその分、ゆったりと見て回れて、しかも昼から夕方まででだいたい全部見て回れる規模ということで、ある意味このくらいの規模が回りやすいよな、という感じでした。食事の屋台も長蛇の列ではなくすぐに買えるので、ビールを席においておつまみもう一品買ってきて続きを飲む、ような春秋のデザフェスでは困難な真似も可能で、ゆったりと楽しめました。

まあ、小規模であるが故に、今回はお買い物したのは3ブースだけです。ブースの様子と戦利品(上品な言い方では「お迎え品」)と共に紹介してみようかと思います。

まずは以前もお買い物したサンドブラストのグラスが中心のクラフテリアさん。春のデザインフェスタでは抽選に漏れてしまったようで残念だったので、この真夏のデザインフェスタで寄れてよかった。

f:id:xoc:20180805114102j:plain

こちらでは、割とお手軽価格のグラスを2つ購入しました。まずはこの星空柄のグラス。月も出ていて良い感じです。

f:id:xoc:20180806004058j:plain

グラスの底には小さな星座早見盤の柄が彫られているのがまた素敵。

f:id:xoc:20180806010539j:plain

続きを読む

オリンピックのためにサマータイム導入検討とか…ご冗談でしょう?

オリンピックの暑さ対策にみんなで打ち水とか、科学的根拠に乏しい対策を次々と打ち出して失笑を買っていた東京2020方面だけれども、ついにホコリを被っていた「サマータイム」なんて過去の遺物に手を出し始めたようだ。まさに溺れるものは藁をも掴むというか、サマータイムまで頼るくらいじゃもう打つ手が本当にないんだろうな的な絶望感を感じさせるわけだが、自分が影響を被る当事者になりかねないとなると、そう他人事のようなことを言ってもいられないわけだ。

そんなことで、まずは7月27日に組織委員会の森会長が首相官邸に要望したらしい。ふざけんなと思ったけれども、まあ常識的に考えて無理だよそれはと思ったので静観。

mainichi.jp

7月30日に菅官房長官が、「国民の日常生活にも大きな影響が生じる」と発言し、慎重な姿勢を見せたということで、流石にそこまでおかしな案に飛びついたりはしないよな、と少し安心していたのだけれども…。

www.jiji.com

なんと8月2日には安倍総理が前向きな姿勢を示したとの報道。なんてこったい。

news.tv-asahi.co.jp

そんなわけで、このまま放置していると本当にサマータイムを導入することになりかねない。ということで、この前世紀の悪しき遺物であるサマータイムについて、ちょっとガッツリと書いてみたい。

サマータイムはご都合主義

サマータイムはその時々で、さまざまな理由で必要とされ、導入を試みられてきた。逆説的に、これらの理由を列挙するだけで、サマータイムというものがなぜ必要ないかということがよく分かる。

  1. 工場の労働時間を増やすため
  2. 明るいうちに行動して電気を節約するため
  3. 余暇を活用するため
  4. オリンピックが暑いから ← NEW!

まずは1.と3.は明らかに矛盾する。2.と3.も、よく考えると余暇が増えれば余暇にエネルギーを使うわけだからこれもなんかおかしい。3.は明るい時間がレジャーに快適であるということを仮定しているので、4.とも矛盾する。要するにサマータイムというものはその時々のご時勢に合わせて、なんか都合が良さそうなものに効果があると主張して導入を推進されているのである。まさにご都合主義というほかはない。

根拠がご都合主義なら、それを正当化する理屈もご都合主義である。以前サマータイムに興味を持って調べたのは1990年代だったと思うが、その頃政府が音頭を取って「地球環境と夏時間(サマータイム)を考える国民会議」なるものを立ち上げて検討したのだった。当時はまだ若くて、あまり擦れていなかった自分は、この会議の報告書を読んで、結論ありきの報告書というのはこうやって書くのか、という事を学んだのだった。

サマータイムにかかる費用の35%は信号の改修費用

この報告書、もうネットに見つからないなと思っていたら、Wayback Machine先生がちゃんと残してくれていた。ありがたい。

https://web.archive.org/web/20001205012400/http://www.kokuminkaigi.gr.jp:80/genan/index.html

当時一番感動したのが、「サマータイムにかかる費用の35%は信号の改修費用」ということだ。残念ながらその結果を示す表が画像ファイルになっていて、その画像ファイルがWayback Machineさんに保存されていないのでそのまま俎上に載せるわけには行かないのだが、前後の文章からそれは推定できる。

続きを読む

「宇宙よりも遠い場所」聖地巡礼・館林編 その3:真夏の館林で落ち穂拾い

さて、「宇宙よりも遠い場所」序盤と最終回の舞台となった館林、前回はまさに最終回間近の3月に聖地巡礼してきたのですが、色々心残りがあったので再訪してきました。前回の館林訪問の記録はこちらから…。

xckb.hatenablog.com

とは言っても今は夏。軽くじゃなくてマジで死ねる猛暑の館林ということで、今回は車で行ってきました。横浜市の自宅から110kmちょい、つまり宇宙と大体同じ遠さの館林へ。

つつじが岡公園の東屋

例の東屋の側にある、つつじが岡公園第2駐車場、なんと平日朝なのに満車! と焦ったのですが割とすぐ空いて入れました。とは言っても公園自体はガラ空きだったので、もしかして駐車場が混んでたのはプールが近いからかな。プールは大繁盛していたようです。

ということで、前回撮り損ねたこのアングルからの東屋を撮影できました。

f:id:xoc:20180724111034j:plain

f:id:xoc:20180305013917j:plain

出典:「宇宙よりも遠い場所」第1話

せっかくなので、誰も撮ってないアングルでここ撮ってみよう、ということで、先日買ったおもちゃを出動させて撮ってみました。

f:id:xoc:20180725121210j:plain

まだ慣れてないので下手くそなのは許して。という感じの動画。

続きを読む