そういえばMeta Quest 3のコントローラーだけれども、以前のQuestやQuest 2と違ってあの「輪っか」の部分がないんだよね。コンパクトでいいんだけど。
あの輪っかの部分がどのような働きをしていたかというと、以前こちらの記事で書いた通りである。あの輪っかに赤外線LEDが配置されていて、それを本体の赤外線カメラで読み取ってコントローラーの位置を把握していたんだよね。
輪っかになっていた理由は、おそらく手の影にならないから、という理由だったのではないかと推測するのだけれども、そうするとQuest 3のこの形は大丈夫なのか? もしかして赤外線以外の手段でコントローラーの位置を測定していたりする? とか思って、久々に引っ張り出してきた赤外線カメラで撮影してみたところこんな感じに(アップスケール、フレーム補完済み)。
動画を見ればわかると思うけれども、トリガーをちょいといじると赤外線LEDが光りだす。なるほどこんな風に赤外線LEDが配置されているのね。指で隠れそうなあたりは巧みに避けている感じかな?
グリップのところにも、手で隠されにくそうな場所に1箇所赤外線LEDがある。
Questの時には赤外線を透過させていたトリガーとこのサイドのボタン、今回は透き通っていないのね。指が触っているだけの状態をAPIでは取得できるはずだけど、その辺はどうやっているのだろう?
ところで、トリガーに触れた後で一緒に光り始めるんだけれどもそのあと消えてしまうこの小さな赤外線LED、何の役目をしているんだろうね。
というわけで、たまーに楽しいことができる、かなり昔の赤外線対応トイデジカメYashica F537IR(改)、完全に液晶も黄ばんでダメダメな感じだけれども、未だに捨てられずに後生大事に取っておいているカメラなのである。前回楽しいことに使ったのはこれね。
また楽しいことがありそうだから、今後もちゃんと取っておこう。