xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

重さ199gながら「使える」ドローン、Mavic Miniを買ってみた

ドローンって色々興味はあるんだけれども、やっぱり200g以上の重さで航空法の対象となるやつは飛ばせる場所などに色々と制限があって、手軽に遊ぶには敷居が高いんだよね。で、一方200g未満のものはどうしても実際は100g未満のトイドローンが多くて、これはこれで色々と法的ではない制限が多い。今まで使ったことあるものとしてはたとえばDJIブランドで販売されているRyzeのTello(重量80g)とかがある。

store.dji.com

このトイドローン、とても良くできて入るし実にリーズナブルな値段だったりするし、おまけにScratchライクな言語やPythonなどで制御できたりするみたいで楽しそうなのだけれども、やっぱり以下のような問題があります。

  1. 風に吹かれると、頑張ろうとはするがどんどん流される
  2. そこそこの画質で録画できるけれども、とにかくブレる
  3. スマホのW-iFiの電波で飛ぶので、Wi-Fiの電波が届かない距離になるとコントロール不能となり、電池切れとともに墜落する

特に3件目が深刻で、Wi-fiは理論的には屋外では500mほど飛ぶとされていますが、実際にはもっと短い距離で度々切れたりすることは多くの人が日常的にスマホで経験していることだと思います。で、これで一度通信が切れてしまうともう制御不能となり、水上ならばそのまま電池が切れた時点で水没して回収不能となります。

そんなわけで、色々とアンダー200gドローンに興味は持っていた今日このごろ、新製品情報を知った途端に「Mavic Mini」をポチってしまったのです。

www.dji.com

このドローンは、日本仕様は重量199gと、200g制限をギリギリクリアしつつも、先程の3つの問題を次のようにすべてクリアしています。

  1. Telloのスペックには記載さえされていない最大風圧抵抗が8m/sあり、そこそこの風に耐えられそう
  2. 内蔵カメラに3軸ジンバルを搭載しているため、ブレなさそう
  3. 電波が2000m飛ぶ専用コントローラでの制御と、GPSを用いて元の場所に戻るRTH機能によってロストの可能性を大きく低減

ということで、その筋の人の琴線に響く商品だったらしく、最小限セットは結構すぐ届いたようですが、様々な付属品とのセットになった「Fly Moreコンボ」は大人気すぎたようで、自分もポチってから届くまでに1ヶ月半以上かかってしまいました。

というわけで、これです。最小限セットだとこのケースとか3本用充電器やプロペラガードがついておらず、そもそも電池も1本しかついてこないのであまり実用的ではありません。オーダーに時間はかかりますがFly Moreコンボが絶対におすすめです(電池を削って199gに収めている日本仕様では、電池1本ではカタログスペックで「無風で12km/hの速度で飛行時」という想定で18分しか飛べませんし、実際には風が吹いていたり戻って着陸するまでの時間が必要だったりで自由に飛べる時間はもっと短くなります)。

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まあ残念ながらプロベラガードはこのケースには入らず、またいくつか別に持っていく必要あるケーブルやメンテナンス用パーツなどがあるので、実際はこんな感じで外に持っていっているわけですが、まあ仕方がないかな。

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DJIのMavicシリーズは折りたたみモデルについた呼称なのかな。畳まれた状態がこんな感じ。一昔前のパカパカ携帯みたい。

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ジンバルプロテクターを外し、4本の腕を展開させるとこんな感じ。実際にはプロペラはモーターを回すことで遠心力で勝手に外に開くのかな。特に何をする必要もありません(それでよく揚力を得られるもんだ…)。

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この状態で重量を測ってみると、おお、198.6g! ちゃんと200gを切っています。

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ここにパチンパチンとプロペラガードを取り付けます。このプロペラガード、かなりしっかりと上下左右全方向を守ってくれるもので、とても良くできています。

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これをつけた状態だと246.5g。ということで、200gをオーバーしますが、一応航空法上の制限は付属品などをつけない、機能する状態での重量が基準らしいので、この状態で問題ないようです。安全や故障防止の観点からも、取り付けた方が絶対に良いと思われますので、この状態で飛ばしましょう。

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なんか「脱法ドローン」というフレーズが頭に浮かんだ。消しておこう。

こちらが2.7Kのカメラ(これも何気に凄い)とそれをスタビライズする3軸ジンバル。カメラがかわいいとジンバルも本当に超軽量。これでどこまでドローンの揺れを解消してくれるのか不安になるくらいの頼りなさなんだけれども…。

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というわけで、ドローン素人なりに何日か海に出て練習してみました。冬の海水浴場は本当に人がいなくて素晴らしい練習場。

おお!

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おおおお!

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おおおおおおおおお!

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凄いねこれ(上記の3画像は動画からの静止画キャプチャ)。なんというか、今までの200gアンダードローンって一体何だったんだと思うくらいの本格仕様っぽい。

動画を軽く編集してまとめてみました。オリジナルはFull HDで撮っているので、より良い画質で見られたい場合はYoutubeの方で直接ご覧ください

操縦テクニックが低いのは素人ゆえにご容赦願いたいところだけれども、そこそこ風が吹いている状態(たまに強風警告が画面に表示される程度)でこの安定っぷりは本当に凄い。空中で静止させていると、あたかも三脚に乗っているかのごとく安定して動画が取れるのは実に衝撃です。

ちなみに、結構風が強すぎたりするとジンバルが過負荷状態になるようで、コントローラの画面にジンバルモーターの過負荷メッセージが出て、スタビライズを放棄される事はあるみたい。少し落ち着くのを待つともとに戻る。その場合はこんな感じになります。

ある程度はジンバルも頑張ってはいるんだけれども、追いつかない感じかな。仕方がないね。

これらの動画を撮影しているときに、電池切れ警告が出てRTH (Return to Home)機能が動いたのでその時の動画を。設定した高度(自分では設定していなかったので多分既定値)まで上がって、元の場所に来て降りていくっぽい(本当は砂地には降りたくなかったんだけれども、実は最後をうまく制御できなかった)。

そういえばFly Moreコンボについてくる3本電池ケース、こんな感じでモバイルバッテリーに接続しておくと、屋外でもその場で使い終わったやつから自動的に充電してくれるので素敵です。日本仕様の1100mAhのバッテリーは1本約50分で充電できるようですので、うまく移動時間やその他と組み合わせると3本のバッテリーをさらに有効活用できそうです。

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ということで実に面白いね。とてもよい大人のセルフクリスマスプレゼントでした(本当はもっと早く届くと思ったのに納期遅れでクリスマスプレゼントになっただけですが)。

あ、一つ言い忘れたけれどもDJIのドローンには1年間の無償付帯賠償責任保険がついているので登録をお忘れなく。申し込みに必要なシリアルナンバーは尻の電池ケースのカバー裏にQRコードとともに超小さな文字でシールで貼られているのですぐに分かりますが小さすぎてなかなか読めません。QRコードをスマホで読み取るとそのままシリアル番号が読み取れるので、それが便利かもしれません。

それから購入先ですが、Amazonのレビューでこんな星1つレビューが出ている。これはレビュアーの文章力も相まってつい笑ってしまう感じだけど、よく考えると本当にひどい。品薄状態だけに余計に。返品詐欺かな?

やはり通販ならDJIの直販がオススメのように思います。

store.dji.com

(2020年1月15日追記)この連休中も一回練習をしてきました。デフォルトのリミットである120mの一気上昇とかやってみましたがすごいですね(法的な150m制限に少しマージンとって120mにしているのかな? 警告を無視すればリミットは解除できるようですが、さすがにそれはやらないぞ)。

静止画をいくつかキャプチャしてみました。

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もう少し海の上を飛ばす度胸をつけたい…。