xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

サクラダリセット・聖地巡礼レポート 北海道編

2017年春〜夏の2クールやっていたアニメ、サクラダリセットに関して色々書いてきたこのブログですが、聖地巡礼というか、舞台めぐりというか的なことをしてきたので、まとめてみようと思います。それにしても、こちらの記事を書いたのが随分昔のような気がする…。あまりに序盤で視聴者を振り落としすぎたためか、残念ながら商業的にはイマイチの結果になった感じもありますが、それでも最終回を迎えて、楽しんでいる人はとても楽しめたようなのでまあ良かった。

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ところで、聖地巡礼的な観点から言うと、サクラダリセットは、たとえば「響け!ユーフォニアム」のような「特定の街を舞台として完全にフィーチャー」的な作品ではないため、割と広範囲に舞台が散らばっています。Google Mapsにもまとめてみました。

一つの記事で書こうと思ったのですが、あまりに長くなったので北海道編と本州編に分割しました。茨城県、東京都、岡山県を含む本州編はこちらです。

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なお、地図は公共交通機関(原則として鉄道駅)からのアクセスを前提に経路を示します。

舞台は、それぞれの地域ごとに、1話〜24話の順番で並べています。写真は、可能な限り昼のシーンは昼に、夜のシーンは夜に撮ったつもりですが、一部スケジューリングの都合や撮り忘れで、そのようになってないものもあります。残念。

  • 小樽
    • 小樽中心街
      • 相麻菫と浅井ケイが会話をしながら歩く道(第1話)
      • 村瀬陽香が岡絵里に会うコンビニ(第7話)
      • 「猿に襲われる」村瀬さん(第7話)
      • 春埼美空「どうしてリセットを指示してくれないのですか?」(第9話)
      • 相麻菫潜伏先ホテル跡(第13話など)
      • 平和を取り戻した夢の世界の咲良田(第15話)
      • 相麻菫が浦地政宗に電話をかける公衆電話(第16話)
      • 最初の能力暴発事故現場(第17話)
      • 津島と相麻菫を乗せた浦地の車で、第一の事故の報告を受ける(第17話)
      • 宇川沙々音を追跡する浅井ケイと村瀬陽香(第18話)
      • 浦地正宗「この街の名前だけは好きだ」(第18話)
      • 宇川沙々音を追跡する浅井ケイと村瀬陽香(第18話)
      • 相麻菫が逃走を始める商店街 (第21話)
      • 浦地政宗が第一の事件が起こらなかったことを確認する場所(第22話)
      • 浦地政宗を誘拐して逃走する浅井ケイの乗った車が通る道(第23話)
      • 夜の街で浦地正宗と浅井ケイが出会う場所(第23話)
    • 小樽市(中心街ではない地域)
      • 高台から見た咲良田の街(第1話)
      • OPに出てくるトンネル(第1クールOP、第2クールOP)
      • ロータリーの標識(第2クールOP)
      • 高台から見た咲良田の街(第17話)
      • 岡絵里を説得する浅井ケイ・その1(第22話)
      • 岡絵里を説得する浅井ケイ・その2(第22話)’
  • 札幌
    • 駅周辺
      • 浅井ケイの故郷の駅(第20話)
      • 浅井ケイの実家とその横の公園(第20話)
  • その他
    • JR北海道車内(快速エアポート)
      • 札幌近郊路線図(第2クールOP)
  • 本州編に続く

(注) なお、2018年11月に再度北海道に行った際に内容を補完しました。補完した内容はこの灰色の背景にしています。

小樽

特定できた舞台のかなりの部分は北海道は小樽市の、さらに駅から近い中心街にあります。なお、中学、高校や病院はそもそも直接モデルになったところはないのか、どこにも相当するものは見つかりません。

なお、坂が多い港町だけあって、雪が降るとアクセスが困難になる場所もある上、雪が積もると流石にまったく別の風景になるため、冬場の聖地巡礼はあまりお勧めしません。普通の観光なら冬場も超お勧めですが…(でも油断していると、吹雪で新千歳空港だけではなく、札幌への交通手段さえ断たれることがあるので注意です)。

私が小樽を訪問したのは10月21日から23日、意図したわけではないのですが、24話の最終回のストーリー上の日付(10月23日の月曜日)まで滞在したことになります(まあ、時間軸を行き来している作品なので、19話は24日だし20話は25日だけれどもね)。

ともあれ、さすがに10月下旬の小樽であの登場人物の服装はないだろうと思いましたが、1日目、2日目昼は意外に昼は暖かく、軽装気味の人も見かけました。まあ、夜は寒いし、さらに最終日の23日はアニメと違って、季節外れの台風が引き込んだ寒波の影響で、朝からひどい天気でしたが。

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切り絵作家・大橋忍 個展「白蝋の灯火に告ぐる」(デザインフェスタギャラリーWEST)

さて、以前から私が大ファンの、切り絵作家・大橋忍さんが、個展「白蝋の灯火に告ぐる」を開かれるということで、裏原宿にある会場のデザインフェスタ・ギャラリーWESTに先日お邪魔してきました(9月29日〜10月1日の会期でしたので、残念ながら既に終了しています)。

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2017年版もMdNさんから出版されていた切り絵手帳に加え、2018年はさらに、わりと大判のカレンダーも作られていて、実に盛り沢山です。

www.mdn.co.jp

部屋に入って右側の壁は、昨年と今年の切り絵手帳の図案の作品を中心に。

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池間島の満天の星空、そしてポラリエ初使用:2017年夏・沖縄子連れ旅行(6)

さて、こちらの続き。

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池間島、わりとちゃんと離島なので、夜になると星が綺麗…なはず。ということで、ちょうど盆休みはペルセウス座流星群の時期、「ながれぼし」を見たことがないといううちの4歳児に、本物の星空と流星を見せてやろうじゃないか、的な感じで、夕食が終わった後で、宿のそばの海岸で星を見ることに。結果、割と池間島滞在中は夜も晴れていたので、子供と満天の星空を楽しむことが出来ました。天の川もはっきりと見えましたし、流星もいくつか見ることが出来ました。

そして、今回こそは一眼レフと三脚その他も持っていっていたので、星の写真も撮ってみることにしました。去年沖縄に来た時は、一眼レフに使える三脚を忘れていて、THETAだけでしか星の写真を撮れなかったのです。

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まずは三脚だけで固定撮影。はくちょう座界隈。少し流れているけれども結構ちゃんと撮れるのね(古い人間なのでデジカメで星を撮る事情には詳しくない)。特に星のために買ったわけではないX-T10とXF23mm/F1.4を使って撮りましたが、20秒でこの画質でここまで写るのか…。フィルム時代には考えられなかったな。

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Fujifilm X-T10, XF23mm/F1.4, ISO6400, F2.0, 20秒)

さすがは低緯度、さそり座が高い…。ちょっと薄雲でぼやけましたが、まあそれはそれで星景写真的には風情があっていいかも。

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Fujifilm X-T10, XF23mm/F1.4, ISO6400, F2.0, 20秒)

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宮古島(と池間島)での子連れごはんについて:2017年夏・沖縄子連れ旅行(5)

ということで、書くことが他にたくさんあったのでしばらく間が空いてしまいましたが、こちらの続き。

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うちの4歳児少年との、この夏の沖縄旅行の記録です。今回は、旅の後半に滞在した、宮古島(と池間島)での食事の話題です。

宮古島にいたのは3泊4日。とは言っても、実際は泊まったのは池間島です。いや、実は池間島は昔から結構気に入っている島で、橋がかかっているので宮古島から車で行けるし、宮古島から更に異なる独自の文化を持った島でとても良いのです。

そんなわけで、夕食と朝食は、池間島の宿で食べました。やっぱり宿で食事が出るのは、子連れには便利でいいですよね。泊まったのは以前、子連れでなかった頃に宿泊して結構気に入っていた民宿の「凸凹家」。

夕食は、色々選択できるのですが、初日、2日目は標準のコース。

初日は地元の食材を活かした洋風な感じ。以前来た時も思いましたが、美味しいです。紅芋サラダ、クリームパスタ、カルパッチョ、鶏のグリル。

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2日目は沖縄風に。フーチャンプルー、島豆腐サラダ、お刺身、野菜天ぷら。パパイヤやドラゴンフルーツの天ぷらなど、あまり食べたことのない天ぷらもあって良かったです。こちらも美味。

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けものフレンズの例の件に思うこと

いやー、日曜日に子供とけものフレンズスタンプラリーに行ってきて、本当に楽しかった。そしてそんなレポートをアップしたわずか数時間後に、あんな事件が起こるとは思いもしなかったよ。

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まあ、そういえばこのブログで「けものフレンズ」の事を書き始めたのは3話の頃、1月終わりだったな。本当に放送中の3ヶ月間楽しませてもらったし、その後もいろいろな展開にはその都度ワクワクさせられた。うちの4歳児少年も今では無茶苦茶けものフレンズに夢中で、なんかある毎に適当なけものフレンズのセリフを諳んじた後に「けものふれんず!」と追加する。何だよ可愛いじゃないか!

でもまあ、あの件以降は、無邪気に1期の録画を見返して楽しんでいる彼の姿には純粋に共感するんだけれども、やっぱりそれと同時に何とも言えない寂しさを感じられて切ない。ああ、本当に例の事件の前日のうちに彼とスタンプラリーを全部回れてよかった。今週末以降にあと半分を後回しにしていたら、この気分を引きずったまま、純粋に楽しめない状態でスタンプラリーを回ることになったと思う。

まあ、どっちが悪いとか単純な善悪構図に持っていく気はないので、まあ実に不幸な事件だったねと思うんだけれども、普通に考えてあんなツイートする時点で自爆テロ的だから、元の鞘に戻れるなんて期待は99.99%ないと思うし、監督自身もそう思ってああツイートしたんだと思う(あと、あのツイートはPの許可得ていると思うよ多分)。そしてあの公式声明も、そりゃまあこういう話にしておくしかないでしょうね、的な感想しかない。

とりあえず、未だに某社を金の亡者的に言ってる人がいるけれども、本当に金の亡者ならあんなことしないよ。だって損だもん。おそらく、どちらも金以外のものを賭けて対立したからああいうどうしようもない事態になっているわけで。たとえば秩序を破壊するアンコントローラブルな存在は許さないというのもまあ、状況によっては有効な考え方かもしれないとは思うし、まあ原因がわからない以上、それも勝手な邪推かもしれないからな。

あと、社会人的にああいうツイートするのはどうなのよなんてたつき監督を責める意見もあるけど、当たり前だけどそんなの社会人的にダメに決まってるじゃん。でもいつ発表しようがどんな丁寧な言い方しようが、どう考えてもありえない降板をした以上はそういう憶測をされるわけで、ああやってぶっちゃけられた方が、妙に丁寧なツイートの裏を読んで悲しい気持ちになるよりずっといいと思う。いわゆるしばらく前の国民的男性アイドルグループの謝罪的なアレじゃなくてよかったという意味で。

そもそも本物の天才ってのは普通の社会人的に何十本かネジが飛んでいるものなんだけれども、今までの「けものフレンズ」ってコンテンツはそういう才能を使いこなせる度量があるように見えていたんだけれどもね。ああ本当に残念だ。

まあ、真相にもよるけれども、ああいう自爆テロしちゃうと、たつき一派は今後普通の仕事が受けにくくなる可能性があると思うんだけど、そんな時でもノーリスクで喜んで拾ってくれそうなところとしては商売上手な中国資本とかありそうだよな。まあ、技術者の海外流出と同じ構図だけれども、それも同じニッポン的な様式美だ。どんな環境だろうが、あの連中がのびのびと作品作れるならそれでいいじゃないかと思うし、仮に本当にそうなっても応援するよ。でもそこまで行く前にせめてNetflixさんやAmazonさんあたりが拾ってくれると良いんだけど。Netflixけもフレ配信できなかったわけだし。

まあとりあえず、ヤオヨロズおよびたつきけものフレンズはおそらくもう終わったのだ。このざわついた気持ちもしばらくして落ち着けば、また1期の録画や円盤を見て、子供と一緒に心から楽しめるようになるだろう。2期で噂される、子供向けに全力で振るってのはまあそれはそれで、子供が喜ぶなら俺としてはそれでいいかなと思うしね。ただし、本気で子供が喜ぶ作品をちゃんと作るならな。子供をナメるなよ。

とりあえずこのCDだけは買おうと思うよ。あとは今のところ別にいいや。まあ、そのうち買う気になったらね。

あとこれは(まあ以前から予約してたんだけど)買ったぞ。みゆはんのツイートは最高にロックでスナネコだった。泣いたぜこのバカヤロウ。

リスキーシフト【DVD付初回限定盤】(CD+DVD)

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子供と2人でコンプリート! 京王の「けものフレンズ」スタンプラリー

さて、うちの4歳児少年に先日、「まあ、朝番組として放送するんだしまあいいだろう」、とたまたま見せた「けものフレンズ」なのですが、すっかりはまってしまい、朝枠に放送していたあのバージョンを繰り返し見続けて、ついに俺より台詞を完璧に諳んじている状態になっています。この歳の子供の記憶力恐るべしだなぁ。

先日俺が入院したときには、お見舞いに彼の書いたラッキービーストの絵を持ってきてくれたし(涙)、家の壁には彼の描いたフレンズたちの絵が増えていく今日この頃。

そんな彼に、けものフレンズの「スタンプラリー」というものがあるのだということを伝えたら、是非行きたいということ。以前から、子供たちのスタンプラリーに付き合っている親御さん達を見て、大変だなぁ…と思っていたのですが、ついに自分にもその日が来たのか! ということではあるのですが、子供が行きたくないと言ったらむしろ自分一人でも行くぞ的なネタのスタンプラリーであればまあ、何の苦にもならないどころかむしろご褒美。

で、23日の日曜日の朝、少年と2人でまずは吉祥寺へ。まあ、子連れはあまり機動力高くないので、吉祥寺の2件を回れればいいな程度に考えました(ゴールは多摩動物公園駅前なので、回る順番は吉祥寺→多摩動物公園の一択なのだ)。休日の吉祥寺や多摩動物公園周りで駐車場探しする気は無いのと、京王のイベントなので、スタンプの半数は駅構内のため、素直に井の頭線で久々に吉祥寺まで。

あ、スタンプあった! ということで、この場所でパンフレットもらってスタンプ1つ目ゲット。アフリカタテガミヤマアラシ

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で、井の頭自然文化園に到着。何気に、私もこの動物園来るのは初めて。入り口のそばにいたメンフクロウ。少年も自分のカメラで頑張って撮ってますが、動物園って柵が手前にあるからオートフォーカスが辛い被写体だよね。

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ニワトリはぐでー、と伸びてました。

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うちの少年、これを見たらやっぱり言うんじゃないかと思った「あなたは、ヤギねーー!」をここで披露w

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映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を観てきたので、プラハの記憶を思い出す

先日、新宿武蔵野館で映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を観てきたのでありました。情報を知った時は、なんだよー、こんなネタの映画やっているならもっと早く俺に教えてよ、的な感じでしたが、まあ上映期間が終了する前に知ることができてよかったよかった。思ったよりお客さんは入っていたようでした。

shoot-heydrich.com

どんなネタの映画かというと、第二次大戦中、ナチス占領下のチェコスロバキア、ことベーメン・メーレン保護領の統治者であったラインハルト・ハイドリヒの暗殺作戦である、「エンスラポイド作戦」を描いたチェコ・イギリス・フランス合作の映画なわけです。

エンスラポイド作戦(エンスラポイドさくせん、Operation Anthropoid)は、第二次世界大戦中、大英帝国政府とチェコスロバキア駐英亡命政府により計画された、ナチス・ドイツのベーメン・メーレン保護領(チェコ)の統治者ラインハルト・ハイドリヒの暗殺作戦のコードネームである。日本語では、「類人猿作戦」などとも訳される。ハイドリヒは、ナチスの秘密警察を束ねる国家保安本部の長官であり、ユダヤ人や他の人種の虐殺に対する「ユダヤ人問題の最終的解決」(ナチスはユダヤ人や少数民族の絶滅政策のことを婉曲的に「最終的解決」と称していた)を行うナチスの主要計画遂行者であった。
(出典:エンスラポイド作戦 - Wikipedia

結局暗殺は成功するのですが、ナチスの報復は凄惨で、ほぼ無関係のチェコ人13,000人が殺され、プラハ近郊の村が見せしめに2つ消滅させられたのだけれども、これでも軍需物資の工業生産などへの影響を考えてかなり控えめに殺した結果らしいからね。結局この事件を契機として、ミュンヘン協定の破棄と戦後のチェコスロバキアの復活をやっとイギリスは宣言するんだけれども、そもそもどうしてチェコがそんな羽目になったかと言えば、そのミュンヘン会談でそのイギリスに積極的に見捨てられたことが大きな原因なわけで…なんか色々切ない。

このあたりの歴史ってのは、国が弱いというのはそういうことなんだよ、ということではあるんだけど、ほんと、たまらんなぁ。敵には簡単に蹂躙されるし、味方だと信じてる相手にもあっさり売られる、そしてもう一度味方になってほしければどんな犠牲を払っても媚びなければならない…。昨今の世界情勢とか鑑みるに色々と複雑な気分になるわけです。

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サクラダリセット第24話(最終回):相麻菫の心の再生、そしてその未来

こちらの続き。

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まさに最高の最終回

さて、いよいよ「サクラダリセット」が最終回を迎えた。自分としては、春には「春アニメで一番面白いのはサクラダリセットだ」、夏には「夏アニメで一番面白いのはサクラダリセットだ」とか言い続けてはや半年、この物語もやっと結末を迎えることになった。

この最終回のMXでの放映日、なんとこんな物凄いプレゼントがうちにやってきたのだけれども、これまた実に嬉しい事件だったな。

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そして22話の時に入院していたために退院まで見られなかった自分としては、無事に退院できて、最終回はちゃんとリアタイ視聴できてよかったよかった!

この「サクラダリセット」の最終回だが、19話からこの24話まで6話連続の神回、しかもずっと右肩上がりとも言える、最高の最終回だった。一種のループもので、ここまで尻上がりに盛り上がり続け、その頂点で最終回を迎えたようなアニメとしては、「シュタインズ・ゲート」以来の傑作といえるだろう。そして自分の中ではもう間違いなく、今年最高のアニメはこの作品で決まりだと思う。

そういえば「シュタインズ・ゲート」もあの序盤で切った人がかなりいたみたいだけれども、「サクラダリセット」の序盤での視聴者振り落としはその比じゃなかったからなぁ。とは言え、1クール目、しかも序盤で切ったような大多数の人は、実に勿体無いことをしたもんだ。シュタゲで言えば、ダルのヲタっぷりがウザいしフェイリスのノリについていけないからと、シュタゲを2話で切るようなもんだ。今からでもいいからNetflixやdアニメストアあたりで「サクラダリセット」を最初から見てみるといいと思うぞ。ああ、少なくとも11話までな。

…あと、そういう人は、ここから先は猛烈にネタバレありだから、最終回見るまで絶対読むなよ!(笑)

(それにしても相変わらず「サクラダリセット」円盤のAmazonのレビューは、ろくに見てない人の酷評が多いな。でも「スタッフコメンタリーが欲しかったので、円盤としては星3つ」という低評価意見は理解できる。特に最終章の神回シリーズである19〜24話に対応する筈のBox 4は、是非ともスタッフコメンタリーを付けて欲しいぞ。やはりこういう作品こそ、スタッフコメンタリーが必要であると強く思うのだ)

サクラダリセットBlu-ray BOX1

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…というわけで、最終回である第24話、感想などを書いていってみよう。ちなみに、放送直後に原作第7巻を読んだので、今まで憶測で書いていて間違ってた部分は答え合わせも兼ねて訂正するぞ。この作品に関しては「騙される快感」もたまらない要素の一つだと思うからな。

少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

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