xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

地球に開いた鍵穴:DJI Mini 3 Proのスフィアモードの改善

先日「地球に開いた鍵穴」みたいな、こんな写真が撮れたのでちょっと嬉しい。

DJI MIni 3 Proで撮影 → Insta360 Studioでリフレーム処理 → Topaz Photo AIで補間処理 → Photoshopで縮小、という手順で撮影、編集した写真だ。撮影場所は神奈川県の盗人狩。

実は、DJI Mini 3 Proのスフィアモードでの360度撮影が、秋口のファームウェアアップデートでほぼ天頂付近まで視野がカバーされることになったので、こういう写真が撮れるようになったのだ。

せっかくジンバルが上を向けるのにスフィアモードが水平+上下画角の半分までしか撮れないのはおかしいと、以前このブログでも改善を要望していた機能なので、まさにその通りの改善がなされて嬉しい限り。

というか、ここで指摘していた機能が改善されたので報告しなくちゃな、と思っていたのだけれども失念していたので、良い写真が撮れたついでに報告をしようか、ということだ。

オリジナルの360度写真はこんな感じだ。これだけ周囲に模様がはっきりした物体が多いと、結構頻繁に、微妙にしくじるスフィアモードのスティッチングも、さすがにほぼ完璧に機能するのだな。

正方形にしても良いのだが、やはり周囲の歪んだ部分がかなり迫力がある感じなので、元の2:1のアスペクト比の方が良いかな。

360度写真に関しては、一般的にはInsta360 Sphereの方が綺麗にスティッチされたものが撮れるし、何よりも360度動画も撮れるという大きな強みがあるのだが、さすがにこれだけ良い条件が重なると、DJI Mini 3 Proのスフィアモードの方が圧倒的に綺麗な画質で撮影できている。何よりお手軽だ。

xckb.hatenablog.com

ちなみに周囲の歪んだ部分はどうしても解像度が甘くなるので、AI系の写真ツールで補間している。先日Topaz Gigapixel AIを購入したのに続いてSharpen AIとDeNoise AIを購入したら、キャンペーンで無料でおまけについてきたTopaz Photo AIが、結構アグレッシブかつ自然に修正してくれるので、最近結構気に入っている。

www.topazlabs.com

実はブラックフライデーセールでほぼ半額になっていたTopaz Video AIというソフトも買ったのだが、とても面白いソフトなのでこれに関しては別途後日紹介したい。

ところでDJI Mini 3なんてものも出るようだけれども、Proとの違いはカメラの違い(48MP vs 12MP)、伝送システムの違い、障害物センサーの違いなどみたいね。3万円ほど違うみたいだから、Mini 2の後継機としてはいいんだろうな。DJI RCモデルもあるし。フィルタとかも共通なのかな?

と思ったて検索してみると、こちらの記事で一推しにしていたK&F ConceptのND/PLフィルターはMini3 Pro/Mini 3を謳っているので、おそらく共通なのだろう。

xckb.hatenablog.com

ちなみに、今回の鍵穴写真でもこのK&F ConceptのND8/PLフィルターをつけて撮影している。オススメだぞ!