xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

プレゼン用ポインターの「Logicool Spotlight」が素晴らしすぎる

先日、とあるカンファレンスに行った時に、PowerPointでプレゼンしている人が使っていたポインターが羨ましくて仕方がなかったのだ。後でググって検索してみたところ、どうやらLogicool(海外ではLogitech)のSpotlightという製品らしい。

www.logicool.co.jp

要はプレゼン用のリモートコントローラーにポインターが付いたものなんだけれども、このポインターがレーザーポインターとかじゃなくて、画面上に直接表示されるのだ。こんな感じに。

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画面に直接表示されるということは、複数のプロジェクターがあるような会場でも、後部の席用に小さなモニターが天井からぶら下がっているような会場でも、ちゃんとすべてのスクリーンにポインターがリアルタイムで表示されるのだ。嬉しい! さらには、テレカンでデスクトップ共有を行うような場合でもちゃんと先方にポインターが見えることになるだろうということで、これ、素晴らしくない?

さらに、単なるポインター表示だけではなく、懐中電灯風に照らす効果とか…。

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虫眼鏡的に拡大する効果とか…。

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…も用意されているという素晴らしさ。

あ、もちろんこのポインターのボタンでスライドを送ったり戻すことは普通にできるよ。これはそういう基本的な機能を超えた機能を提供するブツなのだ。

自分が見て羨ましくなった某カンファレンスでプレゼンしていた人が使っていたのはWindowsだったけど、どうもMacでも問題なく使えるようだ。お、検索するとAmazonで1万円してないぞ → 買おう! ということで早速ポチったのだ。

そして、買ってみてわかったこと。まずは良い点イマイチな点。

  • 良い点
    • 1分充電で3時間プレゼンできる(カタログスペック)。素晴らしい。
    • 発表中に時間を内蔵のバイブレーターで知らせてくれる。
  • イマイチな点
    • 画面の効果はPC側で出しているため貧弱なパワーだと反応がイマイチな感じ(初代Retina Macbookとかだとちょっと辛い…かもしれないけれども自分はそれで使ってる。ちゃんと発表もできた)。

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そして、そもそもの動作原理だが、わかってみれば納得。別に画像認識とか高度なことをしているわけではなく、ポインターのボタンを押した時点から、加速度センサーでマウスカーソルをアクセシビリティ機能を用いて動かしているだけなのだ。

これだと角度とか感覚が結構違うのでは? と疑問を持つかもしれないが、人間、ある程度納得できる動作には感覚の方を合わせてしまうらしい。特に違和感もなく使えてしまうのだ。原理的には、画面と明後日の方向を向けても使えてしまうのだが、なんかそれだとちょっと不自然な気がしてしまうのがなんか悔しい。

ともあれ、これはかなりオススメ。っていうか、自分も発表があるから買っていったんだけれども、そうやって持っていった某イベントでは自分以外に2名もこいつを使ってた。なんか流行り始めてるのかな? 色も中国系の方に人気なのかと想像される金色とか…。

限定色では真っ赤なバージョンも出ている模様。自分は金色よりはこの赤のほうが欲しいかもしれない。でも限定色のためかちょっと高い。

いずれにせよ、こいつは最近買ったオモチャとしてはかなり気に入っているので、オススメ。これはいいぞ。

(2020年4月12日追記) iPadでは、OSがiOSからiPadOSになってから、SPOTLIGHTのポインターに関する一部機能を利用できるようになりました。初期はプロジェクター接続時にポインターが表示されないという問題があったのですが、iPadOS 13.4からはプロジェクター接続時も問題なくSPOTLIGHTが利用できるようになりました。

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