というわけで、前回に引き続き、連続でChaos;Childのことを書くことにしよう。先日、Chaos;ChildのiOS版をクリアしたばかりの自分ではあるのだが…。
早速スピンオフの書籍を2冊を読んでみたのだ。トゥルーエンド後のストーリーを描いたラノベ「Chaos;Child -Children’s Revive-」と、久野里澪のアメリカ時代の過去を描く漫画「CHAOS;CHILD ~Children’sCollapse~」の第1巻。
とまあ、これらの作品なんだが、Chaos;Childでは徹底的に有村派、かつSteins;Gateでは助手派の俺のとっては、至福の俺得ストーリーだったのだ。まあしかし、「有村かわいいよ有村」な、あでぃおすぐらっしゃーさんはともかくとして…。
最近この業界の「助手」という単語には新たなミーム汚染が確認されており、なんかこの人(いや人というよりはフレンズ)のイメージが強くなっている気がするのだけれども…。
けものフレンズ 第7話
もちろんここでの「助手」というのはこの人のことだぞ。牧瀬紅莉栖。そういえば全体的な色合いやら前髪やらが似ている気もするのだが、鳥頭な鳥類ごときに負けるな助手よ。まあ、こっちは助手と言いつつ本当は博士だしな(笑)。
それにしてもiOS版のSteins;Gate、いつの間にか色んな言語版が出ているのね(少なくとも英語版、繁体版、ハングル版を確認、ハングル版には「比翼恋理のだーりん」まである模様)。吹き替えはされているのかな? それともオリジナル音声?
…というわけで話を戻し、軽くこれらのカオチャスピンオフ作品の感想を書いてみようと思う。
Chaos;Child -Children’s Revive-
まずはラノベのこちら。先述の通りゲーム版トゥルーエンドの続きを書いた小説なのだが、ゲーム版の主人公の宮代は登場せず、主に山添うき、香月華、有村雛絵、久野里澪の4人のバイプレーヤーたちをそれぞれ中心としたストーリーが展開する。
Chaos;Child -Children’s Revive- (講談社ラノベ文庫)
- 作者: 梅原英司,ささきむつみ,MAGES.,Chiyo st.inc
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/31
- メディア: 文庫
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「ニュージェネレーションの狂気再び」事件は終わり、ゲーム版のような恐ろしい体験が出てくることはなく、「その後の世界」を力強く生きていく彼女たちの姿が割と淡々と描かれるのが実にいい。
過去の悪夢を乗り越えていくうきと結人、事件のことをよく知らない友人との関係を築き始める香月、自分たちの抱える問題を心に響く言葉で主張する有村、「加害者」と「被害者」に柄でもないお節介を焼く久野里…、そして、偶然の出来事で再びわずかに交差する尾上と南沢。
「この世界」を作った宮代は、直接的には登場しないものの、彼女らにとっていかに大切な存在であるかが随所で描かれる。
で、本編ですっかり有村派になってしまった俺としては、この小説でも有村がひたすらその魅力を暴力的に振りまきまくっていて実にたまらない。まあそもそもゲーム本編でも宮代と恋愛面で唯一進展らしき進展があったのって有村だけでしょ(笑)。
新キャラクターたちも魅力的だが、久野里に関しては、本編ではほのめかす程度だった牧瀬紅莉栖(やその背後の橋田至)との関係が、ついに明示的に言及される。
おお、どの世界線の助手&ダルなんだ? と思ったけど、助手がいるし世界ヤバい的なことにもなってなさそうなので、こっちもトゥルーエンド後ということかな?
CHAOS;CHILD ~Children’sCollapse~ 第1巻
…とまあ、そんな久野里が主人公のスピンオフ漫画がこちら。
CHAOS;CHILD~Children’sCollapse~(1) (シリウスKC)
- 作者: 園心ふつう,梅原英司×MAGES.,MAGES.,Chiyo st.inc
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/27
- メディア: コミック
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おそらく、過去に久野里が「委員会」について色々こじらせる原因となった事件について描くものと思われるのだが、その前段階として1巻で描かれているものの一つが、久野里と牧瀬紅莉栖との出会いと交流だ。橋田至も背後で活躍するし、岡部倫太郎もイメージで登場するぞ。
いや実は、Steins;Gateでは俺はずっと助手派だったので、これはまさに歓喜!
そして今のところ、紅莉栖に対しても色々こじらせた結果として道を踏み外す感のある久野里が、立派にSteins;Gateシリーズの残念リケジョ達の仲間入りしている感があってなかなかいい。
この先どうストーリーが展開していくのか楽しみだ。「委員会」との過去の因縁を描くという点では、シュタゲの傑作スピンオフ作品「恩讐のブラウニアンモーション」と通じるものがあるかも知れない。期待してる。
STEINS;GATE恩讐のブラウニアンモーション(1) (ファミ通クリアコミックス)
- 作者: 溝口岳史
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/05/14
- メディア: コミック
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「はやく2巻をよこすのです」
(いやそっちの助手じゃない…)
おまけ:そして「らぶChu☆Chu!!」について
そうそう「らぶChu☆Chu!!」についてだ。いや…、先日こんなことを書いたのだけれども…。
ゲーム版は無茶苦茶面白かったぞ! そうは言っても「らぶchu☆chu!!」はやらんけどな(そもそもiOS版は出てないし、多分今後も出ないと思うけど)。
…しかし有村派の俺としては、こんなタイトルのこんな記事を読むと、やっぱりやりたくなってくるのが人情というもの。
そんなわけで早速ポチってしまいましたよ。ところで俺、Vitaをどこにしまったっけ…(去年初め頃にSteins;Gate 0をクリアして以来いじってない…)。まずそこから探さねば。
CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!! - PSVita
- 出版社/メーカー: 5pb.
- 発売日: 2017/03/30
- メディア: Video Game
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どこいったVita〜?? でてこ〜い!