xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

最近、おうち雲呑麺がマイブーム

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ずいぶん前に、自分で雲呑を作ることを試みた時期があったんだけれども、ちょっと下火になってしまっていた。というのは、普通にスーパーで売っている雲呑の皮が結構小さめで、日本で普通に食べられているワンタンを包むにはいい大きさなんだけれども、香港風の海老雲呑などを包むには小さすぎて、食感がイマイチだったんだよね。

そう、自分としては、こういう感じの雲呑が食べたかったんだ(残念ながら職場の近所から移転してしまった「Chinese Restaurant漢」の雲呑麺)。

ということで、職場近くの美味しい雲呑麺のお店も無くなってしまって残念に思っていたところ、先日子供が小さい期間+コロナ禍以来となる、超久々の海外行きということでシンガポールに行ってきた時、色々雲呑麺を食べて、再度この雲呑麺欲が復活したんだよね。

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シンガポールだと、こういう香港風の海老雲呑麺もあるんだけれども…(日本の普通に雲呑皮だと、大きな具を包むとこのピロピロの余白ができないんだよね)。

こんな汁なしタイプのマレー風雲呑麺もあったりするんだよね。

汁なしになった上で、さらに雲呑も揚げ雲呑になったりもする。いろんな雲呑麺が世の中にはあるものだなぁ。

そんなわけで、まずは大きめの雲呑の皮を探すところから始まった。大きめの雲呑の皮を小口で売ってくれるところ、以前調べた時よりも結構増えていて、通販してくれるところも見つかる。

せっかく中華街のある横浜市に住んでいるということで、割と簡単に直接買いに行ける場所として見つけたのが、横浜の山手付近にある「永楽製麺所復活・悠楽」さん。こちらではかつて横浜の中華街で広く使われていたが閉店した「永楽製麺所」の元従業員の方々が、麺を小売してくれているお店だ。

www.kanaloco.jp

徒歩だと山手駅から歩くのが便利(約10分)。車だとコインパーキングが周囲にあるが、結構混んでいることも多い。夏場はクーラーボックスを持っていくのがお勧めかな。

色々な麺が買えるし、餃子、焼売、雲呑などの皮も売っている(店頭の冷蔵ボックスにない場合は、言えば奥から出してくれる場合もあるので、在庫がない場合は店員さんに聞いてみよう)。で、こちらのお店のワンタンの皮、普通にスーパーで売っているワンタンの皮よりも明らかに一回り大きい。

雲呑の皮の大きさの違いは、スーパーによくあるやつが大体8cm × 8cm程度で、この皮が9.5cm × 10cmなので、あんま変わらないじゃん、という見方もありそうだけれども、問題は余白なので、仮に餡を包むのにギリギリ必要なサイズが6cmだったと仮定すると、スーパーによくあるやつの余白は2cmに対して、この皮は3.5cm〜4cmも余ることになるので全然違う。しかも余白は面積なので、この差は2乗で効いてくるのだ。

ついでに、香港などで使われる麺を意識したという細麺の「伊府麺」も買ってきた(普通「伊府麺」というと揚げた即席麺的な使い方のできる麺を指すようだが、こちらでは揚げたバージョンと生のバージョン両方売っているようだ)。

そんなわけで、この組み合わせで雲呑麺を作ると、こんな感じでできたぞ! スープはお手軽に創味シャンタンに塩(俺の大好きな与那国の「黒潮源流塩」)という手抜きだが、それでも十分美味い。

とりあえず、現在の雲呑の餡のレシピをメモしておこう。

  • 材料
    • むきエビ(小さくていい)400g
    • 豚ひき肉 150g
    • 卵白 1個分
    • 醤油 大 1.5
    • 塩 小 0.5
    • 砂糖 小 2
    • ごま油 小 0.5
    • 胡椒 適量
    • 片栗粉 大2.5
  • 手順
    1. むきエビは元の大きさによるが、3〜6個ほどに分割されるように切る。
    2. 切ったむきエビを含む上の材料をボウルに突っ込んでよくこねる。
    3. 皮に包む。自分はてるてる坊主型が一番簡単なのでそれでやってる。卵白を取って残った卵黄を指につけて口を閉じると、割としっかり口が閉じられる。
    4. 大体、4〜5分茹でればOK。
    5. もちろん冷凍可。

大体、この分量で「永楽製麺所復活・悠楽」さんの雲呑皮1.5パック分くらい作れたので、大量に冷凍しておいた。

皮がちょっと余ったので、同様に中途半端に余っていた豚ひき肉で、こちらは生姜を効かせ気味にした肉の雲呑を作ってみたけどこれも結構いけた(味付けは目分量で適当)。

あと、マレー風雲呑麺も結構気に入っていたので、こちらも作ってみたが、結構良い感じでできたぞ。

マレー風雲呑麺のレシピに関してはこちらの方を参考にした(ただしアレンジは入れてる)。こちらも自分流のレシピが落ち着いたらまとめてみたい。

ontamakitchen.com

ところで、麺は流石に毎回製麺所に買いに行くのも面倒なので、香港全蛋麺の類の乾麺でいいと思う。乾麺には乾麺の良さがあるし。

あと、マレー風雲呑麺のために中国醤油の「老抽王」を買ったんだけれども、このとても甘いたまり醤油、いろんな料理に使えて結構使い所がある。タイ料理のシーユーダムがわりに使ったりもしている。これでうちで作るパッキーマオが俄然美味くなった。

ということで雲呑はいいぞ!

あと途中で紹介した「黒潮源流塩」は非常に美味しい塩なので、ぜひともお勧めしたい。製造元の与那国製塩さんのサイトにオンラインショップがあるよ。

www.yonaguni-kaien.net

あと、パッキーマオで思い出したけど今年もプランターでガパオを育てている。おうちガパオもいいぞ。

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