xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

全員IDチェック制のライブについて思うこと

さて、今回のさユりワンマンライブ、実は全員のIDチェックが必要な形態のライブでした。チケットには「IDチェックが必要となる場合があります」とか書いてあったのですが、実際には全員だった次第で…。今まで、招待制のイベントなどでは総IDチェック制のところに行ったことはあるのですが、ライブでは初めてです。

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なので、今回の入場方法についての感想やら考察やらを少々してみたいと思います。ちなみにIDチェックに関する事前の予告はこんな感じでした。

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http://emtg.jp/feature/sayuri_1103_hp/より


まず最初に、自分のポジションを明らかにしておこうと思うのですが、私は現状のようにテンバイヤーなる存在がチケットのかなりの部分を抑えてしまい、本来のファンが発売日に買えずにプレミア価格でテンバイヤーから買うか、そもそも諦めるような状態は好ましくないものと考えており、何らかの方法でテンバイヤーなるものを撲滅していく事に関しては大賛成です。現在はそのための試行錯誤の期間かと思っています。

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さユり「夜明けのパラレル実験室 in新宿 ~ここに宣戦布告編~」(新宿ReNY)

さて、今回はなんとかチケットが取れたので、さユりのワンマンライブ「夜明けのパラレル実験室 in新宿 ~ここに宣戦布告編~」に行ってまいりました。会場の新宿ReNYは今までのワンマンで一番大きい箱かな。キャパは800らしいけど、整理番号見るからに1,000人近くは入れてたんじゃないかな。

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ちなみにライブハウスの入口を入ったところに、ポンチョデザインコンテストのグランプリ作品が展示されていました。写真だと潰れてますが、「るーららるーらーるららるーらー」風フォントで「酸欠少女さユり」とデザインされています。

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会場に入ると本当にギュウギュウでした。なかなか珍しい、丸いライブハウス。私はステージ向かって左のわりと後方に陣取りました。それにしても相変わらず開場SEのセンスが実に絶妙だなぁ。知らない曲も色々あったけどそれも欲しくなった。一通りiTunes Storeにあるようなのでチェックしよう。

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BoxでTHETAの全天周画像・動画がWebサイトに埋め込み可能に

(2016年11月2日追記) この件はどうも勇み足だったようです。Boxのエンタープライズアカウントで新UIをデフォルトに設定すると、そこに一旦アクセスしたブラウザからは、フリーアカウントのUIも新UIになってしまい、さらに埋め込みに関して読み込まれるUIも新UIになるようです。そのため、エンタープライズアカウントで新UIにアクセスできない環境からは、相変わらず単なるJPGやMP4のファイルとしてプレビューされるだけになってしまうのですが、私が普段使っているChromeエンタープライズアカウントでBoxにアクセスしていたため、フリーアカウントも新UIに変わったと誤解をしてしまったようです。来年の4月辺りまでには全アカウントが新UIになるようなので、その頃までには以下に書いた内容も正しいものになるのではないかと思います。誠に申し訳ありません。


以下、11月1日に書いた内容です。


オンラインストレージサービスのBoxは、Microsoft Office系やAdobe系、マルチメディア系、CAD系などをはじめとする様々な形式のファイルを、他Webサイトに埋め込める便利な機能(「プレビュー」機能)を持っていますが、この度UIの変更とともに、THETAなどを含む360度の全天周画像や動画も埋め込むことが可能となりました。以前はエンタープライズアカウントのみで利用できた全天周画像・動画の埋め込みですが、どうもフリーアカウントでも利用できるようになったようです。

www.box.com

少しサンプルを示してみます。埋め込み画面の大きさなどもカスタマイズできるので、なかなかいい感じに使えます。ただし、iPhoneiPadiOSバイスには未だ対応していないようです。

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その発想はなかった 5:シンガポール #とは

久々の「その発想はなかった」シリーズです。

我が家の3歳児、玄関に枯れ枝などを配置して謎のインスタレーション(?)を作っていました。

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「何作ったの?」

シンガポール

「えっ」

シンガポール



……………………………????

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実写映画版「四月は君の嘘」を観てきたのではありますが…

さて、色々と思うところのあった実写映画版「四月は君の嘘」を今頃になって観てきました。「思うところ」ってのを以前まとめたのはこちらね。

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とは言っても、公開前ならともかく、映画の公開後には映画自体を観ずに色々言うことは避けたい、ということで、遅ればせながらちゃんとお金払って観てきたのですよ。

TOHOシネマズ川崎で、平日朝の8:30からの回に行ってみたのですが、観客は私を入れて6人。まあ、あんまり若者ばっかりの映画館に行くのも気がひけるので、わざわざ人が一番入らなそうなところを選んで行ったんですけどね。うーむ。ゆったりと見せていただきました。

この後は、映画の内容に触れますので、ネタバレを避けたい方はこの辺りでパスされたほうがよいかと思いますが、その前にちょっとだけこの記事で書きたいことを二言三言で要約しておきます。





残念ながら、企画段階で危惧された点がこの映画の問題点そのものになってしまっています。色々と頑張った点はあるのかも知れませんが、アニメ版や漫画原作を知っている人で、この実写版にある程度以上の満足ができる人はおそらく少ないでしょう。

それでももしかすると全く初見の方には「ちょっといい映画」的に写っているかも知れません。それは取りも直さず原作の持っていた力であり、ファンとしてはありがたいことです。そしてもしそう思われるのであれば、是非アニメ版や漫画原作に触れてみてください。今ならアニメはNetflixやdTVなどで普通に見られますし、原作も電子書籍とかでも読めますので。





そんなわけで、ネタバレ避けに少し行を空けます。

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企画展「鉄道美術館」(川崎市岡本太郎美術館)にもう一度行ってきました

さて、先日行ってきた川崎市岡本太郎美術館の企画展「鉄道美術館」ですが、9月25日の日曜日、再び行ってきました。

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というのはなぜかと言うと、もう一度展示を見てみたかったから、というのはもちろんなのですが…。

ミニSLの乗車会があったからですよ! シューッ!!!

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うちの少年を含めて、ちびっ子たちは蒸気が吹いたり汽笛が鳴ったり機関車が動いたりするたびに大興奮! 動くともう横を走って追いかけます。

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切る彫る成せる展(Design Festa Gallery)に行ってきました

はてさて、切り絵やゴム印などをやっている人々が集まって、裏原宿デザインフェスタギャラリーでやっていた「切る彫る成せる展」に行ってきました。実際は初日9月17日の昼過ぎに武道館Kalafinaライブの前にちょっと寄ってみたのと、最終日の9月22日の終了間際にもう一度行ってみた感じなんだけれども、とってもいい展示でした。

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参加アーティストさんたちはこんな感じ。

  • 伊藤三園
  • 烏海
  • 大橋忍
  • 風間
  • 京楽堂
  • 黒鷹司
  • 小梅
  • 櫻井悠
  • しろたえ
  • 滝田佳美
  • 習志田真白
  • ねこ×はん
  • 雅人 -masato-

第一のお目当てはこのブログでも何度も紹介している大橋忍さん。そういえば先日CX系のめざましテレビで紹介されていたんですよね。いやー、5, 6年前の忍さんを知っている者としては、テレビに出るなんて色んな意味で信じられない(笑)。

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企画展「鉄道美術館」(岡本太郎美術館)に行ってきました

さて、7月から行こう行こうと思っていた岡本太郎美術館(川崎市多摩区)の企画展「鉄道美術館」、会期(10月10日まで)があと1ヶ月を切った9月10日に、うちの3歳児と2人でようやく行ってきました。で、感想なのですが…「とてもよかった!」ですね。子供にもかなり受けてました。

美術館の前まで来たら、このポスターが…。おいおい、このなんかどこかで見たようなシンボルマークは何?(笑) 実はこの企画は協力に鉄道博物館が入っていて、そのためもあってか企画のマークが鉄道博物館マークに太陽の塔的なメラメラを足した感じのロゴになっているみたい。ちなみにうちの少年は鉄道博物館は既に体験済み(春に行ってきた)。

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さて、常設展の方は 「岡本太郎-主題と文脈」展というタイトルでした。なんか、息子が0歳の時からこの美術館には時々連れて来ているけれども、最近は以前より少しずつ美術館での振る舞いを学習しているっぽいのが実に面白い。もうあんまり注意することもなくなってきて、むしろ「もう少し大きな声で喋ってもいいんだよ」みたいな事を私が言うようになった感じです。常設展では、展示されている岡本太郎作品の制作風景を収めたビデオを、作品と見比べながら描き終わるまで見ていたりしてました。以前はこんなことなかったもんなぁ…。

そんな彼も、企画展会場に入ると…「なんだこれ!!!!」と大興奮。会場内に長いレールが敷かれていて、そこに巨大な電球を載せた山手線の電車がのんびり走って…というより、じわじわと動いています。これは特殊照明作家の市川平さんの作品「ジェネリック・アートライン」らしい(今回の企画展は、会場のかなりの部分で動画、静止画の撮影可能です)。

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