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xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

7年前の自律神経失調的な日々(2):ライブハウスで倒れる

7年前に体調を崩していた時の話、第2回です。

6月はじめに高知で不調をおぼえてからわずか2週間後、その事件は起こりました。

月見ル君思フの最前列で発症

場所は青山のライブハウス「月見ル君思フ」。この日の出演アーティストはまたしても矢野絢子さん(前回も書きましたが、この話題に関しては本当に矢野絢子さんは何度も登場します)。そして対バンはなんと奄美美空ひばり?こと朝崎郁恵さん。この時すでに御年70歳を越えていたと思いますが、「うたばうたゆん」をしばらく前に聴いて感動していた私としてはもう行くしかない、というライブでした。いや、別に矢野さんのライブだけ行ってたわけでもなくて、この数日前にはKOKIAのライブに行ってたりしたんですがね。

おぼくり~ええうみ

おぼくり~ええうみ

この日は知人と一緒に行くことにしていたので、外苑前の交差点のスタバで待ち合わせ、月見ル君思フに向かいました。

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月見ル君思フ、いいライブハウスですよね。入り口から入るといきなり2階建構造の2階の部分に出て、階段を下ってステージ前に行く形式の箱です。この日は整理番号も早かったので最前列に陣取ることが出来ました。そういえば高知に行った前後から微熱続きでちょっと体調が思わしくないなー、と思っていたので、ドリンクはアルコールを飲まずにコーヒーを選択。

最初は矢野さんのステージ。演奏は素晴らしい。しかも最前列での迫力は凄い。グランドピアノ1本の弾き語りだが、これはまさにロックだ。

しかしその中で私はまた、前回高知で感じたのと似た異変を感じつつあったのでした。体から力が抜けていき、椅子があるライブだったものの、椅子に座っていることすら辛い。そして、前回は初夏の炎天下を歩き続けた後だったので熱中症を疑ったのだけれども、今回は夜でしかも地下のライブハウス。冷房も強すぎるくらい効いている。

「これは熱中症ではない」

そういう当たり前の結論に辿り着きました。知人に体調が悪いことを伝え「先に帰る」と行って後ろに下がったのですが、月見ル君思フは出口が二階席のところにある箱なので、会場を出るには急な階段を2階に登る必要があります。その階段を登り切ったところで力尽き、倒れてしまいました。

それを介抱してくれたのが矢野さんのお母様。素早く脈を見てくれたり、手で体温を見てくれたりと、さすが「白衣が格好良くて」と名曲「二つのプレゼント」で歌われているだけのことはある…なんて心の余裕はとてもなく、2階席のところで地面に横たわり、しばらく休んでいました。矢野さんのステージが終わる辺りで、なんとか外に出てタクシーを拾える程度にはなりそうだったので、外に出ました。

実際には地下1階にある2階席から、さらに階段を登ってやっと地上へ。そこに偶然やってきたタクシーを捕まえ自宅へ…と思ったのですが、家に電話したら嫁から「馬鹿言ってないで病院にすぐ行け」と言われ、それももっともだと思ったので、以前にも外傷でしたが救急でかかったことのある、近くの救急病院へタクシーの行き先を変えました。

やっとたどりついた救急病院の診断は「風邪」

病院に何とか辿り着きましたが、立っていることができずに、救急の待合室のカウンターにへばりついて書類を書き、名前を呼ばれるまで長椅子に寝て過ごしました。簡単な診察を受けたのですが、先日から微熱が続いていたということで、風邪が悪化したのでは、という感じで結局総合感冒薬(毎度おなじみのPL)を処方されて帰ることになりました。

別にいい加減な診察をされたというわけではなく、目眩がするということも訴えたので、バランス感覚のテストなどもしてくれました。それでも問題はなかったようです。

とは言ってもまだ公共交通機関で帰るのはとても無理! という状況だったので登戸の自宅までタクシーで。結構高かったなぁ。

この日は土曜日だったので、翌日も家でのんびり寝ていたら、なんとか復帰。月曜から出勤できました。

この際は矢野さんのお母様本当にありがとうございました。そしてその後高知からお見舞いのハガキを送ってくれた矢野絢子さん、感謝感激でした。ちなみにまだこの後も矢野さんはこの物語に登場するのです。文中に出てきた「二つのプレゼント」は2ndメジャーアルバム「窓の日」(そしてこの後再びインディーズに戻る)に収録されている名曲です。聴いたことない方はぜひ。

ふたつのプレゼント

ふたつのプレゼント

いやー、さすがにあれだけ心配かけてしまったので、「無事ですよ!」ってのは知らせなきゃならんなぁ、でも体調イマイチでなかなか一念発起できないなぁ…、とうだうだ思っていたのですが、それに先駆けてお見舞いハガキが来たのはとても嬉しい出来事でした。それでもハガキを書くのはなかなか体調的に大変だったので、取り急ぎメールで「ちゃんと生きてます」というお返事をしたのでありました。

それにしても、これは本当に「風邪」なの?

続く。