さて、この5月18日、1年ぶりのデザインフェスタにやってきました。実はわりとこの10年近くデザフェスは皆勤賞だったのですが、残念ながら前回のvol.48は諸々の事情で行けなかったのです。
とはいえ、実は去年は初めて「真夏のデザインフェスタ」ってイベントには参加していたので、正確に言えば10ヶ月ぶりくらいかな。
まあ、前回参加できなかったこともあるのかもしれないけれども、実に自分的には充実したデザインフェスタだったと思う。ということで、いわゆる戦利品に関してはまた別途まとめることとして、まずは当日分のレポートをまとめてみましょう。
今回はとても満足したこともあり、いつもよりも時間をかけて全体を回りました(とはいえくまなく回るというわけにもいかなかったけれども)。全体的には4階を回ってから1階を回ったということで、その順番で紹介していきたいと思います。
K188のスズロ舎さん(抜き型)。今回はいい感じの看板も作られたとのこと。
何度も通っているので「全部持ってるんじゃないですか?」と言われてしまいましたが、さすがに全部は持っていません。とはいえ、確かに持っていないもののほうが少ない気がします。
ということで、今回は諸々の事情で肝臓とメンダコを購入しました。またクッキー焼くか。肝臓にはどんなアイシングが合うのだろう?
暗いエリア。H61の雨鳥山さん。無人ブースでした。謎の光る金魚。
なんかこういうの好きなんだよね。
H99、ハマーダの酒場。なんというか、まあ、ゲーム風のあれやこれやです。
宝箱とメダル。
そして肉!
H106の音波屋さん。こちらのセクスィー人参は以前買ったんだけれども、なんか色々と新しい商品が出ていました。
食品サンプル系。この納豆とカップヌードルいいなぁ。
コスプレQ。キューピー人形と食品サンプル。このワタ…というかまさにコノワタ出してるナマコとか、このぶっかけラーメン(?)とかすごいなぁ。…っていうかこのぶっかけラーメン買った。
そして買ったあとに気がついたこのアノマロカリス。食品サンプルの中にあると素揚げしたら美味しそう的な感じが。
裏面。この口のあたりがまたいい感じ。けっきょくこのアノマロカリスも勢いでお迎えしてしまうことに。口のあたりも素揚げにしたらカリカリして美味そうだなぁ。
暗いエリアを出た。J209の風間さんの箔押し作品。
うちにも「切る彫る成せる展」のときに買った原画があるけれども、好きなんだよね。
J276、草庵さんのレジン金魚。うちにもこのマグネットとかあるんだけれども、綺麗なのは当然として、結構強力なマグネットなので、うちでも冷蔵庫で活躍しています。
比較的大きな金魚鉢風のものもありました。
こういうストラップ的なやつも可愛いですね。
K5の段々倶楽部。ものすごく薄い段ボールを貼り合わせて作る動物たちのキット。
ただの厚紙かと最初は思っていたんだけれども、本当に段ボールなんだよな。
こんな感じのキットです。
今回のデザフェス運営で、パーツやガレージキットなどを直前で出品禁止にした旨の炎上事件で、存続を危ぶんでいるのがこういう作品たち。次回以降もこういうのはちゃんとOKにしてほしい。 キリンの親子を購入した。
L61のkotokotoさん。ここは旧ソ連や東欧のバッジなどをクリーニング・コーティングしてブローチやネクタイピンなどにしていました。
ミーシャちゃん懐かしい。
こちらはネクタイピン。旧共産圏デザインは昔から結構好きだったりするので、1つブローチを買ってきてみました。
というわけで、このあたりで一休止。4階から1階に降りました。4階のフード関係は長蛇の列になっていたので、単純にビールを飲みたいだけなら一旦外に出てフードコートで飲んだほうが、並ばなくてよいし冷えたジョッキで飲めるしオススメです。
フード関係を4階で食べたいなら12時前に行ったほうが良いです(この日もそのあたりの時間はまだかなり空いていた)。
さて1階を回ります。
まずは今回のデザフェスには、以前かなりの頻度でライブにお邪魔していた、ミュージシャン兼ボカロP兼ニコニコ歌い手の黒澤まどか(a.k.a. 弟の姉)さんが紙芝居の朗読をB465でやっている、との情報だったので、久々にお邪魔しました。本当にご無沙汰してすみません。
不思議な墨絵紙芝居でしたが、やはりそこに黒髪少女的な何かが出てくるのですね(笑)。BGMは生演奏のチェロと三味線。
ということで、久々にまどかさんにもご挨拶して、買ってなかった最近のCDをまとめて購入させていただきました。やはりデザフェスには今回が初参加とのこと。これを機に、またライブにもお邪魔したりしたいなぁ。
やはり小腹が減ったので、1階中央の広場にあるDOLCI café。こういう色々とバリエーションのあるカヌレは久しぶり。
でもカフェインに弱い俺は生チョコとロイヤルミルクティーと宇治抹茶カヌレは避けて、プレーンと瀬戸内レモンとココナッツのカヌレとケークサレを購入。ケークサレをランチ代わりにいただきました。
いつもお邪魔しているB222の大橋忍さんと燕山さんの切り絵ブース。今回が2人でのこの形式での参加はラストだそうです。
まずは色々小物を購入。とはいえ、今回の目玉(?)のおくすり手帳やピルケースなどはすでに持っているので、それ以外の切り絵豆本などを。
今回も忍さんの新作が大部分の、美しい原画が大小いくつか展示されていました。
ピルケースの原画もありました。実は最近薬を飲み続けているので、この日も使ってました。
今回原画を購入したのはこちらの作品。先日台湾に行かれた後にそのイメージで作られた作品でしたよね。この背景とか、いつもとだいぶ違った雰囲気が漂っていて好きです。
ところで忍さんが切り絵を担当された劇場版・夏目友人帳のBlu-rayはもうすぐ発売ですね。今回も夏目友人帳からの流れでこちらのスペースに来られた方も多かったようです。「どこで予約しました」話題も出ていましたが、私はAmazonオリジナル特典付きで予約しています。楽しみ。
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F229のブタファクトリーさん。以前豚丼Tシャツを親子で愛用していたのだけれども、子供用のが小さくなって着れなくなってしまったので見にきました。
新作のブタ汁Tシャツが欲しかったのですが、なんと午前で売り切れてしまったそうなので、後で送ってもらうことにして注文しました。あとアグー豚Tシャツを購入。
こちらはキッズサイズも90〜130と、幅広く揃えてくれていて嬉しいです。
そしてキッズサイズのみならず、こういうのやスタイまで用意されていたりするので、0歳児からオススメできます。
F179の丸与製作所さんのTシャツ。この日私が着ていったTシャツは実はここのメンダコTなのですが、生地も抜染による染めもとても品質の良いシャツで、その分多少値は張りますが、気に入っています。
深海生物にも力を入れている海の生き物中心の柄ですが、そういうネタが好きな少年少女のために、こちらもキッズサイズが充実していてオススメです。
F77の山羊蔵さん。
上の作品の一部を拡大。
全く知らない人だったんだけれども、なにがなんだかわからないけれどもすごい物が置いてあるぞ!的な第一印象でした。
一部を除いて作品は販売されていました。特に大きなものはそれなりのお値段で置く場所を選びそうだけれども、クオリティを考えればリーズナブルかも、とは思いました。
こういう小さな作品もいいですね。置き場に困ることもあり今回は何も買わなかったけれども、注目していきたいところです。
F49の「ありんこぐらす」さん。デザフェスを歩いていると、全く知識無しでもいきなり、ああ、これは俺の超大好きなやつだ、的なものにたまに出会えるのがいいよね。これもそういうもの。
吹きガラスだそうなんだけれども、この外側の黒さはどうやって出すのだろう。
外側の細かい模様も実に良いです。隕硝(いんしょう)というこの作品は、隕石を割った中身がこのようになっていた、というイメージだそうです。なんかラピュタの飛行石を含む鉱石みたいだな。
「オーロラ」という作品。泡を入れているのはわざとですね。
こちらは新作らしい「麟硝」(りんしょう)。うろこ、なのかな?
こちらもすごくいいのですが、まずは自分の目を最初に引いた「隕硝」のぐい呑みを購入しました。うちで使ってる日本酒に合うガラスの器としては、沖縄のGlass Studio尋による白いシンプルなぐい呑みがお気に入りなのですが、レパートリーが増えて嬉しいです。
D32のクラフテリアさんのサンドブラストグラス。人気店だけあってちらっと除いた午前中はすごい人だかりで列を離れた場所に作っていましたが、午後は落ち着いた感じです。
新作も色々出ていましたが、そもそも明日限定の商品だったり午後なのですでに売り切れていたりとか。
今回はこれ以上食器を増やすつもりはないので買いませんでしたが、クラフテリアさんのグラスはいくつか家で普段遣いしております。
というわけで、今回のデザフェスは色々と新しい出会いもあり、自分としてはかなり豊作だったなぁ、という感じです。ありがとうございます。最初にも書きましたが、いわゆるデザフェス戦利品に関しては別途まとめます。今日は2日目ですが、自分は参加できないので、皆様お楽しみください。