岡本太郎美術館で開催されていた「岡本太郎とメディアアート 山口勝弘 ― 受け継がれるもの」展に行ってきました。岡本太郎美術館ですが、現在改装中で常設展が開いてないという状態で、年間パスポートは持っているけど引っ越しで遠くなったしどうしようかなー、的な感じでいたのですが、いざ最終日前日の1月27日の土曜日に行ってきて、もっと早く行くべきだった…と後悔しました。というわけで、企画展のみだったのですが、展示は常設展のコーナーでやっていたので、存在感抜群なものの、普段写真を撮れない常設展コーナーの入口で一枚。
ちなみに、美術館の前にはこの巨大なパイラ人(「宇宙人東京に現わる」)が佇んでいたのですが…。
こいつ…動くぞ!
右側に置かれた空気ポンプの力で目が開閉します。面白い。ちなみにご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、パイラ人は岡本太郎デザインです。
この岡本太郎の彫刻「樹人」に3方のプロジェクターから巧みにプロジェクションマッピングしていた作品凄かったなぁ。この形状に3次元的にマッピングを合わせるのは大変だったと思う。
やっぱりメディアアート系の展示は子供に受けがいいね(たまに子供が近寄っちゃマズいタイプの作品もあったりするので注意が必要だけれども)。うちの少年、このプロジェクションマッピングがかなりのお気に入りだった模様で、何周も見続けていました。
この金属フレームがうねうねと動く作品も面白かったんだけれども…。
この、人の影が映ると、そこの部分の赤色LEDが点灯するようになっている作品もとても子供受けしていました。まあ、気に入ったのはわかるけれども作品の前で仮面ライダービルドの変身ポーズはしないように。
近寄ってみるとこういう構造になっていました。
レーザー光のアートと岡本太郎の彫刻のコラボレーション作品。
明和電機のオタマトーンや魚コードなどのグッズと岡本太郎人形のコラボレーション。
その他にも色々な作品が展示されていて、大人も子供も楽しめる展示会だったと思います(だからもっと早く行くべきだった…)。
ちなみに常設展の方はお休みでしたが、入場料いらないエリアで岡本太郎の彫刻作品が勢揃いしたコーナーが作られていました。この密度で見ると壮観だったなぁ。
ちなみに、次の企画展は 「第21回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」展で、2月16日からの開催となります。こちらも毎年訪れている企画展で、とても楽しみです。
そういえば、先日の大雪の残る生田緑地はとても綺麗でした。この池の奥にあるのが岡本太郎美術館です。