さて、去年のアニメの俺的ベスト5を書いた時点で、『2016冬アニメはやはり「僕だけがいない街」に期待しているかな』とか書いたんだけど、5話まで放送した今の時点でもその印象は変わっていないな。たしか3巻が出た時点から読み始めた原作派の自分だけれども、アニメも実に面白い。
まあ最初、無茶苦茶違和感を感じた主人公である藤沼悟の声なのだけれども、大人担当の満島真之介の声はすぐに慣れて、今ではあの独特な感じが実にいい、という感じになっているし、子供時代担当の土屋太鳳の声もまあ最近慣れて、原作をもう一度1巻から読み直したら土屋太鳳の声で脳内再生されて愕然とした(笑)くらい。ついでに声に関して言うと、雛月加代役の悠木碧がとても素晴らしい。幸せな家庭に育った悠木碧が鹿目まどかで、荒廃した家庭で育った悠木碧が雛月加代、という感じかもしれないけどとにかく凄い演技だ。
あと、何気に素晴らしいと思っているのはEDのさユり「それは小さな光のような」だな。デビュー曲の「ミカヅキ」(「乱歩奇譚」のED)もとても良かったので気になっていたけど、これまた素晴らしい。でもまあ、「ミカヅキ」は本人が作詞作曲だったけれども、今回は梶浦由記が作詞作曲なのね。本編のBGM(これもすごくいい)と空気感を合わせる感じでそうなったのかな。本人作詞作曲のC/W曲の「来世で会おう」もなかなかに良作なので発売が楽しみ。
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