タイ料理をよく作るようになったので、プランターでガパオを育てる記事を2年前に書いたのだけれども、それに加えて今年はプリッキーヌを育てることにしたぞ、という話。
今回の目次。
- ガパオ(ホーリーバジル)を毎年育ててる
- 今年からプリッキーヌ(タイの唐辛子)を育て始めた
- 実際に食べてみよう
- (おまけ)タイ料理が好きなら、とりあえずこの辺りの調味料は揃えようぜ!
- (2025年9月9日追記)その後のプリッキーヌ
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ガパオ(ホーリーバジル)を毎年育ててる
タイ料理を家で作るとなると、パクチーは最近普通にスーパーで売っているのであまり困らないのだけれども、ガパオ(タイのバジル、ホーリーバジルの一種)はほとんど売ってないので、スイートバジルで代用したりするんだけど、全然香りが違うし、熱ですぐ黒くなるのでイマイチ。
そんなわけで、ガパオは自分で育てればいいのでは、ということでなんか2年前にこの記事を書いたんだけれども、これに続けて去年も今年もガパオをプランターで育ててる。夏になって日差しが強くなるとすごい勢いでどんどん収穫できる。

育て方に関してはこちらの前の記事を読んでいただければと。
ホーリーバジルは、タイ(ガパオ)だけではなくインド(トゥルシー)や台湾(九層塔)でも広く食べられているけど、去年と今年はタイの種を買って育ててみた。

最近は翻訳が簡単でいいね!

ガパオの種は通販サイトで検索すると出てくる…はずなのだが、なんか今検索してみるとAmazonにあるやつは無茶苦茶高いし楽天にはほとんど見当たらない。まあ今は夏で、種まきのシーズンではないので仕方がないのかもだが。種まきシーズン(4月頃)が近くなってから検索すると色々出てくると思う。
ちなみに、去年の12月、最後まで残っていたガパオの枝を2本、水栽培で根を生やした後で植木鉢に植えてみたんだけれども…。

日当たりのいい室内で育てていたら、上の右側の鉢が見事に越冬してくれて、5月頭にはこの状態になったので、こちらもプランターに植え直してある。今年植えたガパオが食べられるまでの期間は、こちらの株から枝を摘んで食べていた。ありがたい。

今年からプリッキーヌ(タイの唐辛子)を育て始めた
ガパオはだいぶノウハウも溜まってきたので、次はタイの唐辛子、プリッキーヌも育ててみることにしてみた。なかなか生唐辛子(しかもタイのやつ)とかは近所のスーパーで売ってたりはしないんだよね。たまに行くJAの直売所とかにはたまにあったりするんだけど、毎回あるわけじゃない(簡単に冷凍できるのでまあすごく困るわけじゃないんだけど)。
そんなわけで初めてプランターに植えてみたけれども、なんか結構元気な青唐辛子がぶわぶわ発生してきて、なかなかすごい。

青唐辛子のうちに半分くらい収穫しつつ食べて、赤くなったらまた収穫しつつ食べる感じ、にしたいなと思ってる。白い花が結構かわいい。

実はあんまり唐辛子の育て方とか調べずに育ててみたんだけれども、その割には結構いい感じに育ってくれて嬉しい。たしか4月頃に、このジフィーポットに種を数粒ずつ蒔いて水をやり、一番元気な芽だけ残して、適宜肥料を入れたプランターにそのまま植えただけで、あとは大したことはしていない(ポットごと植えて大丈夫な素材でできているので楽)。
実際に食べてみよう
そんなわけで、プランターから収穫して実際に食べてみよう。ガパオは花が出てきたところを重点的に収穫していくと、どんどん新しい枝が脇に出てきてずっと食べられる。

今年初挑戦のプリッキーヌはどうだろう、と思って少しスライスして齧ってみたら、ピーマン風の香りの中から突然湧き上がる…辛い! 辛すぎる! かなり自分は辛味に耐性あるのだけれども、それでもすぐに水が欲しくなったということなので、まあ成功なのかも。赤くなるのも待ちたい。

そんなわけでとりあえずこれらを使って、定番のガイパットガパオを作ってみた。うん、結構美味しくできたので満足。今年も色々作ってみよう(この「陶房 火風水」さんの器、タイの国旗みたいな色で最近気に入ってる)。

(おまけ)タイ料理が好きなら、とりあえずこの辺りの調味料は揃えようぜ!
というわけでおまけだ。
相変わらず最近うちのタイ飯比率はそこそこあるのだが、そうするとおおよそタイ料理にしか使わないだろう調味料も少しずつ増えていくわけだ。で、最低これだけは揃えておこうぜ、というラインは、個人的には2つだと思う。
まずは言うまでもなくナンプラー。
あと1つはシーユーダムだと思う。
シーユーダムは醤油のような大豆ソースに、糖蜜などが加わった調味料で、タイ料理のコクや甘さなどを担当していると言える。これを少し入れるだけで、(ガイパットガパオなどを含めた)炒め物系がグッと本格的な感じになる。

シーユーダムがあると、カオマンガイのタレとかも実にいい感じでできるぞ。

(今年はガンダムGQuuuuuuXで、カオマンガイが謎のバズりを見せていたのも良い思い出だな。俺もカオマンガイにトマトを入れる趣味はない)
あと余裕があれば、シーユーカオとかもあるといいかもね。でもまあ、こちらは醤油でそこそこ代替可能な気がする。
タイ料理屋の4つのテーブル調味料の1つ、プリックナンプラーもあると、皿に盛った後の味の調整や味変にちょうどいいんだけど、これはナンプラーとプリッキーヌがあれば自作できるからね。でも出来合いであると便利。
そんなわけで、みんなガパオとプリッキーヌを育ててみようぜ! 美味しいよ!
(2025年9月9日追記)その後のプリッキーヌ
8月の後半になってだいぶ多くの実が赤く熟してきたんだけれども、結構あっという間に緑から赤く変色するのにびっくり。

これだけ熟してくると、プランターのプリッキーヌだけで簡単に激辛料理が作れるようになったのはなかなか嬉しい。

そして、割と最初の方に赤くなったやつが一通り熟したな、ということで一旦収穫したら…。

また枝が伸び始めた感じで新しい花を咲かせ、ラウンド2の実が成長しつつある。この調子だと、プランター2つから150本くらい収穫できそうである。

とりあえずラウンド1は、陰干しをして、乾燥剤と一緒に保存することに。とりあえず自家製辣油とか作ってみようかな?

ということで、家でガパオ(とプリッキーヌ)を栽培するとなかなか幸せになれるぜ! おすすめ。





