xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

漫画「新しいきみへ」聖地巡礼(第3巻:壮・廻・鳳・承)

さて、俺の今イチオシ漫画「新しいきみへ」の聖地巡礼記事、パート3をいってみよう。次はいよいよターニングポイント、タイトル回収の第3巻だ。前の記事(第2巻分)はこちら。

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未読の方はとりあえず、この第3巻までは読んでほしいな! ぜひ。

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ところで、この章立てのネーミング、起承転結と何か関係あるのかと思ったんだけれども、第3巻時点で起、承、結がすでに順不同で出ているのに、「転」がまだなんだよな。いつか「転」が来ることはあるのかな。

第9話 壮の回

謎の男に、新宿南口前の横断歩道を赤信号の中突っ込んでいく悟、そして…、の続き。

悟の走馬灯的な回想に出てくる男(新宿大ガード西交差点)

意識を失った悟の「夢」に出てくる男のイメージは、新宿大ガード西交差点の横断歩道からの景色。ちなみにこれ以外の「夢」のシーンは場所がよくわからない…。佐久間亜希との昔の記憶の踏切とかどこか知りたいけれども…。

ただし、右奥の実際には高層ビルが存在しない部分には、実際にはかなりここから左側にあるはずの、モード学園コクーンタワーらしき廃墟が入れられているので一瞬混乱する。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

その部分だけはこんな感じかな(手元にコクーンタワーが写ってる写真があんまりなかった)。

助かった悟(新宿駅南口前)

この辺り、何が起こっているのか実は俺もよくわかっていないんだけど(ドライバーも数人に一人は感染していきなり死んでるとか?)ともかく生き残った悟。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

この辺りの相生亜希のあれやこれやのセリフたち、二度目以降に読んだ方がずっとグッとくるよな。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

この写真のアングルは実は中央分離帯あたり。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

コマの左下に出てる派手なシール貼り付けられているアレはなんだ、というと、実は中央分離帯の警告ランプなんだな。実際にそんな感じのシールがベタベタ貼られてる。したがって、中央分離帯あたりに位置しているのは非常に正しい。


男を追って改札に飛び込む悟と相生亜希(新宿駅東南口)

あの男を追って新宿駅の改札に飛び込む悟と相生亜希。最初は南口から入ったと思ったんだけど、よく見ると東南口だ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

改札で駅員と警察官に捕まる相生亜希。

もう少し左から撮るべきだったな。改札を入ってすぐの場所。

改札あたりの天井。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

新宿駅ホームで邂逅する男と悟(新宿駅東南口からホーム)

この辺り、例の男は13番線から総武線各駅停車で秋葉原方面へ行こうとしているが、レールに飛び降りて反対側の12番線のホームに上り、中央線で中野まで行く羽目になった、と解釈しているのだけれども、途中どうもホームが揺れ動いている気がする部分があるのでまあ適宜補足していくということで。

ここ、急に左に曲がったところにある階段を降りている。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

ホームに駆け降りる悟。

総武線各駅停車千葉方面。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

改めて現場を撮影にいって、この辺りのカット運び実に上手いよなーと思う。素晴らしい。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

限界撮り鉄さんじゃないので安全第一で、シーンを再現するようなアングルでは撮らないぞ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

こちらが13番線と12番線の間だけれども…。

こちらのカットは14番線と15番線の間に見えるんだよね…。まあ演出上の都合もあるかと。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

何気に再現度の高いホームの信号機。

12番線の中央線ホームの方が色々と設備が新しい。漫画の方とは14番線も12番線もあまり単純マッチしそうにないのだけれどもどっちが正解? 写真は12番線の中央線ホーム天井。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

悟が立ち尽くす場所、この看板の内容から言って、ここかな?



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

脱力する悟。足元。

天井。

遠くに見えるビル。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第9話

第10話 廻の回

駐車場で相生亜希を待つ悟(NPCコインパーキング 新宿3丁目第5)

結局、相生亜希とはぐれてしまった悟は駐車場で待つことにした、という解釈でいいのかな。


(Insta360で撮影、Topaz Photo AIで補正)


出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第10話

何気に再現度が高いのだが、よく見ると7番に入っているはずのジムニーが見えない?



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第10話

悟さん、バックでコインパーキングを出てその運転はかなり危険だよ(ちなみにこの駐車場の横にミシュラン1つ星らしい割烹があって、しかもお手軽ランチがあるようなので行こうと思っていたんだけれども、この写真撮っている間に先客が2人入って、それで本日のランチは終了ということで…うう)。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第10話

第11話 鳳の回

中野まで車で移動する悟(中野駅周辺)

相生さん大活躍の中、中野まで車で移動する悟。ちなみにこのカットは中野駅南口の横断歩道を渡ったあたりからガード下を撮った写真を左右反転してある。裏焼きだ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

そこから北口方面へ。ここはもっと左から撮るべきだったな。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

中野駅で降りて行方をくらます男(中野駅構内)

中野駅中央線ホームから階段を降り、北口に向かう途中のゴミ箱にガスマスクを捨てる。

ちなみに現在はゴミ箱は見当たらないようだ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

再び出会う悟と相生亜希、しかし男の姿は取り逃してしまう。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

悔しがる相生亜希(中野駅北口)

中野駅北口を出てすぐにある風景。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

この柱も実在している。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

文脈抜いて絵だけ見ると悟がヤバいことをしでかしてるようにしか見えないのが残念w



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

北口を出てサンモールに向かって上の方を見るとこんな感じ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

崩壊していく東京(中野サンプラザ前)

二人が語り合うのは中野サンプラザの前。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

ここは左の方に若干の改変があるっぽい。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

ちなみに、2014年のこの辺りは左の方の高層ビルは存在しない。


出典:https://goo.gl/maps/fH3KS6uQszQaiWvz8

再びサンプラザ。ここから相生亜希の回想に入る。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

相生亜希の最初の「過去」の記憶(小田原市民会館前歩道橋、小田原駅)

ここからはおそらく、相生亜希の最初の「過去」の記憶を描く部分。まずは下校風景は小田原市民会館前歩道橋である。

Y字型になった変わった歩道橋だ。

この時点での相生亜希(…ではないが)は小田原の高校に通っており、今と制服が異なる。

下校時にここを通るということは、海岸近くに家があるのでは、と想像した。


出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

小田原駅の風景。ここは2階のペデストリアンデッキなので、実際には車が来ることはない。

駅構内の東西通路のベンチ。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

在来線改札。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

こちらは在来線の駅舎の一部。実際は改札内なので、徒歩で通っているならあまり通らない場所。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

病院まで走る相生亜希の「過去」の記憶(小田原駅北のアンダーパス、小田原市立病院)

母親が倒れ、救急車も来ない中病院まで走る相生亜希か途中で通る場所は小田原駅北のアンダーパス。

標識など細かい場所も一致している。

トンネルの壁面などもかなりリアルに再現されている。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

目指す病院のモデルは小田原市立病院。この辺りで一番大きな病院だろう。もし相生亜希の家が先ほどの歩道橋の先あたりにあるとすると、最短距離で走るとこの場所を確かに通る。


しかし、距離が3kmほどあるので、自らも肺がダメになっている状態でそこまで全力疾走したら…。ちなみに病院まで撮影はできないので、救急窓口は病院がストリートビューを出しているのでそこを参照してみる。また、この小田原市立病院の建物はすでに改築中で、もうこの場所は存在していないかもしれない。


出典:https://goo.gl/maps/T1EFgZopRSC9JGoN7


出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第11話

第12話 承の回

悟との最初の出会いの「過去」の記憶(小田原城址公園)

おそらく悟と相生亜希の最初の出会いの場面。ここでも二の丸隅櫓で出会っているのね。

しかし桜の時期にすでにこんなひどい状態になっている世界線もあったのか(小田原の桜の時期は3月末から4月頭だ)。というか、ここから何かをすることで、4月22日まで最終的なクライシスが伸びることを相生亜希は発見している可能性もあるな、と妄想。



出典:三都慎司「新しいきみへ」第3巻・第12話

第3巻で明らかとなった「新しいきみへ」という言葉の意味。一旦終わる世界。そして第4巻で視点は相生亜希に移り、新章が始まる。

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ということで、第4巻の記事に続く。

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