さて、今回の旅で利用したリノベーション系のホテルを2軒紹介しましたが、次はいよいよ食事についてです。一つ前の記事はこちら。
以前に行ったことあるお店や今回始めて利用したお店を含めて、色々と充実していましたので、宿についていた朝食や、すでに紹介済みの食事について除いて紹介しましょう。この記事の目次はこちらに。
- 知花の米軍施設内のハンバーガー・ピザ屋さん「Chippers Snack Bar」
- 毎回沖縄行くたびに通っている、那覇の「りょう次」
- コザの夕食に悩んだので、以前も行った「ステーキハウス四季 園田本店」
- 連日の沖縄そば
- その他
知花の米軍施設内のハンバーガー・ピザ屋さん「Chippers Snack Bar」
今回の旅ではじめて寄った飲食店であり、一番の変わり種はやっぱりここかな。沖縄市知花の米軍基地関連の施設内(嘉手納基地の保養関連施設)にありながら、日本人でも自由に利用できるお店「Chippers Snack Bar」。
知花界隈の道をレンタカーを走らせながら、多分この道入っていいんだよな、入っちゃダメって日本語でも英語でも書いてないしな、と確認しながら知花の米軍用ゴルフコースへの道を進みます(今回借りたレンタカーのナビは米軍施設内までナビはしてくれないようで、県道26号線上でナビを放棄されてしまいました)。
その知花ゴルフコースのクラブハウス的な場所にあるハンバーガー・ピザ屋さんがこのChippers Snack Barです(着いたときは通り雨が降っていたのだけれども、その後すぐに晴れました)。
店内の雰囲気は全く普通にアメリカのハンバーガー屋さん。しかも当たり前だけれども決済通貨の標準は米ドル(一応、日本円でも買えます)。店員さんは英語ネイティブっぽいけれども日本語も普通に通じます。
ベーコンチーズバーガーとカーリーポテト・ドリンクのコンボ。
チーズバーガーとポテトのコンボ。
量はまさにアメリカンですが幾分本国よりも抑え気味かも…。とはいえ、パティは1/2lbと言っているけれどもそれ以上あるんじゃないか的な感覚があります。
肝心の味ですが、自分が食べたのはベーコンチーズバーガーでしたが、カリカリのベーコンにまさに赤身肉!という感じのパティ、そして軽めのバンズが相まって、これが意外なほどに美味いと思います。決して肉汁があふれるわけではなく、むしろ意図的に肉汁的なものを排除している気がするけれども、ガッツリと肉の味がして良いです。
うちの少年もうまいうまいと言いながらハンバーガーを半分くらい嫁さんとシェアして食べてました。窓からはゴルフコースの景色が見えます。
どんな方かはわかりませんが多分軍のえらい人だと思います。
Current FPCONはAlphaだそうです。
FPCONって何、ってのをちゃんと在日米海兵隊の方が解説してくれています。Alphaは一番平時なやつですね。
FPCON とは、米軍基地の危険度をはかる「フォース・プロテクション・コンデション」の略語で、コンデションには4段階あり、低い順から「アルファ」「ブラボー」「チャーリー」「デルタ」に分かれており、デルタが戦時に次ぐ、最も危険な状態を表します。
— 在日米海兵隊 (@mcipacpao) 2011年7月10日
ハンバーガーを食べてるうちに晴れてきましたが、この駐車場の雰囲気、なんか昔、西海岸に年何度も通っていた頃を思い出すなぁ、と思います。ここは左側通行ですが。
ちなみに子供(男子)連れで行く際は、男子トイレがいわゆるアメリカの男子トイレのスタイルでしかもアメリカの男子トイレのサイズしかありませんので、小便器に小さい子供は届かない、ということにご留意ください。まあそのへんもアメリカっぽいです。お気をつけあれ。
毎回沖縄行くたびに通っている、那覇の「りょう次」
初日の夜は、毎回沖縄に行くたびに必ず寄っている気がする、那覇・久茂地川沿いの居酒屋「りょう次」さんで夕食を食べました。
今でも顔を覚えてくれていてありがとうございます。2年ぶりでしたがうちの少年もでかくなりましたし、最初に来た2歳の時に比べて食べられるものも圧倒的に増えました。
お通しはミミガーの和え物。
お刺身盛り合わせ。多分マグロ、ミーバイ、イラブチャー、コウイカ、島ダコ、海ぶどう。マグロも多分美味しいんだけれども、うちの少年に全部食われたので私は他のものを堪能しました。
相変わらず絶品なここの豆腐ちゃんぷるー。うちの少年はこれは食べないかと思ったら、ゴーヤーチャンプルーじゃなければ食べる、という謎のコメントのあと、ガッツリ食べてました。美味かったらしい。
で、うちの少年が食べるかな、と思って取ったそーみんたしやーだけど、なぜか全然手を付けなかったうちの少年。こっちも美味いのに。
紅芋のフライドポテト。これは2年前もガッツリ食べていたのだけれども、今回もお気に入りだったようで、たくさん食べてました。
これは大人メニューかな、という感じの苦菜の白和え。これ美味しいんだよね。
そして炙ったスーチカー。ずっと泡盛を飲み続けています。
温かい汁につけて食べるざるもずく。こういう食べ方ははじめてだけれどもなかなかいけるなぁ。
そういえば少年の食べそうなものに炭水化物が少ないなと思われたかも知れませんが、そういえば彼にはおにぎりを頼んでました。大人二人は酒のつまみばかり食ってました。今回もおいしい食事をどうもありがとうございました。また来ます。
コザの夕食に悩んだので、以前も行った「ステーキハウス四季 園田本店」
コザの街は好きなんだけれども、子連れでなおかつ現地っぽいところで夕食を食べたいというと、そこまで詳しくない人間としてはなかなか迷う街なんだよね。嘉手納基地の城下町だから、基本大人の街なので(ランチならまだ結構なんとかなるんだけど)。
まあそういう時は、とりあえず肉だな、ということで、前回沖縄市で泊まった時にも寄った「ステーキハウス四季 園田本店」さんにやってきました。まあ要するに鉄板焼です。
というわけで、パークアベニューの宿からはちょっと暑すぎたこともあり、行きはタクシーで移動しましたが、帰りは日が落ちて過ごしやすくなったのと、途中でコンビニなどで買い物をしたかったこともあり、徒歩(15分くらい)で帰れました。
なんか暑かったのでオリ生。キンキンに冷えていて一部凍ってました。まあオリオンはそれが正しいと思う。
メインのメニューを頼むと、なんか色々着いてきます。まずはスープ。これ、ちょっとカレー味。
サラダ。試しにブルーチーズ味ってドレッシングをお願いしてみたけど意外にいいね。
そんなわけでメインのお肉とサイドメニューで選んだ焼き島豆腐。
子供はキッズメニューのハンバーグ。一緒にパンを焼いてます。
ということで、がっつりとニンニクの効いたお肉を頂きました。外国人客多数に囲まれて食べる肉がコザのお食事っぽくて良いです。
サイドメニューに頼んだ島豆腐と、野菜の炒めもの。なんか事実上の豆腐チャンプルー的です。
連日の沖縄そば
割と連日沖縄そばを食べていました。ホテルのビュッフェなどを除き、いわゆる沖縄そば屋さんで食べたそばを紹介します。
初日の那覇「むつみ橋 かどや」
ちょうど正午ごろに那覇空港についたのですが、預け手荷物のハンドリングが今一つで、PRIORITYタグがあったにもかかわらず、ゆいレール経由で那覇の街についたのは13時を過ぎていました(でも最初の記事で書いたように初日にレンタカーを借りていたらさらに時間をロスしていたと思うので、これは正解だったと思います)。ということで、街なかですぐに食べられるお店として、「むつみ橋 かどや」をチョイス。
ここは実に街の食堂っぽい雰囲気が色濃く残るお店です(「むつみ橋」は交差点の名称に残っている地名ですが、もとはこの店の前を流れているガーブ川にかかっていた橋の名前です。川はずっと暗渠なので見えませんが)。
三枚肉そばをオーダー。決して奇をてらわない、実にオーソドックスに美味い沖縄そばです。ちなみに肉の入ってない「かけそば」も300円で食べられますし、100円で替え玉もできます。
2日目は嘉手納「海が見えるそば家」
2日目は沖縄市の宿泊だったので、嘉手納の海沿いにある「海が見えるそば家」に行ってきました。以前からほぼ毎回沖縄に来るたびに寄っているお店です。
ここは店名通り、窓からきれいな海が見えます。来た時は少し雨がぱらついていたので少し残念。
普通の沖縄そばをオーダー(何しろ何度も来ているのでマイナーメニューも殆ど食べたことあるけど、まあ2年ぶりなので基本を…)。相変わらず美味しいですね。
とか言って食べてる間に晴れてきました。
そしてぜんざい! なにげにここのぜんざいは結構好きなのです。
晴れてきたこの景色を見ながらぜんざいをいただくのは実に最高です。
4日目は辺土名の「やまびこ」
3日目は唯一沖縄そばを食べなかった日なので、次は4日目。辺戸岬への道の途中で「やまびこ」というお店に寄りました。どうも「元祖やんばるそば やまびこ鯉屋」という店名もあるようですがよくわかりません。
とりあえず、「鯉屋」の名前はここから来るのか、店内からは立派な鯉の池が窓から見えます。
そんな中で食べたのは「牛そば」。ビジュアル的に気になっていた有名な前田食堂の「牛肉そば」系なのかも知れないですが、いずれも未体験の自分にとっては細かいことはわかりません。ガッツリとニンニクが効いたこの牛肉野菜炒めがたっぷり沖縄そばに載っていて、これはこれでとてもいけます。恐れていたほどの量でもなかったので、安心しました。
最終日は浦添の「てだこそば」
最終日の今帰仁村から空港までの帰り道、浦添市の国道330号から少し入った場所にある「てだこそば」に。
なんか、ナビに従って走っていたら普天満宮から那覇空港近くまで330号沿いを走ることになったんだけれども「はるかなレシーブ」の、Yナンバー車で普天満宮から那覇空港まで爆走する回のプチ聖地巡礼みたいで楽しかったけど、その道中にある浦添のてだこそばでランチを食べました。
写真をあんまり撮ってなかったのでこれくらいしかないんだけれども、ここの沖縄そばはこの白濁スープがとても特徴的です。なんか10年ぶりくらいに食べた気がしますが、やはり美味しかったです。
その他
その他、お食事系に関する色々。
セブンイレブンの沖縄進出
内地でも報道されていましたが、やっとセブンイレブンの沖縄進出が始まったのですね。とりあえず那覇で3店舗見かけました。沖縄ローカルフードメニューは、やはりローソン・ファミマに一日の長がある感じですが、まあ今後に期待です。
第一牧志公設市場の仮移転
建物の老朽化などの理由で建て替えとなった第一牧志公設市場ですが、結局旧第二牧志公設市場跡に仮移転して、また元の場所に戻ってくる感じで落ち着いたのかな。
ともあれ、第二牧志公設市場跡に恒久移転とかにならなくてよかったと思います(そもそも国際通りなどからのアクセスが悪くて廃止になったんじゃないか、第二牧志公設市場)。
まあ、中身は以前とあまり変わらない第一牧志公設市場っぽい感じになっています。二階でお料理サービスも相変わらず健在のようです。
御菓子御殿の「いもいもタルト」
「紅いもタルト」で有名な御菓子御殿の新作「いもいもタルト」を発見。紅いもに加え、読谷村の茜いもも一緒に載っているようです。味に関しては、今ひとつ違いはよくわかりませんでしたが、美味しかったですよ。
IRINAの田芋お菓子
なぜか那覇空港のわしたショップにだけ以前ひっそりと売られていた宜野湾市大山の田芋料理店「IRINA」の田芋のお菓子、しばらく前にコーナーが見当たらなくなっていたと思っていたのですが、今回再発見。
特にこの田いもムチムチケーキとか大好きなんですが、コーナーに残っていたのはあとこの2個だけだったという…。本当に知る人ぞ知る小規模コーナーだし、日持ちもしない(買った日を合わせて3日間が消費期限)ので、職場のお土産などには適しませんがおすすめです。
なお、本店に行けば潤沢に手に入るかというと、これはこれで大量に欲しい人は事前の予約が必要なブツなので、店頭在庫分(これも少ない)しか買えませんし、そもそも「IRINA」はお菓子屋さんじゃなくて本業は田芋料理店です。
…と思ってGoogleマップで見てみたら、いつの間にか建物が新しくなってる! ということで今の状況は以前と違うのかも知れませんが、まあいずれにせよオススメです。
食事に関してはだいたいこんな感じかな。次は海方面の観光についてまとめました。こちらに続く。