xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

今帰仁の廃校となった小学校に泊まろう「あいあいファーム」:小1少年との沖縄旅行(3)

さて、今回の沖縄旅行のテーマの一つ、リノベーションホテル系の話、続きます。前回のこちらの記事で紹介したコザのフィリピンキャバレー跡のホテルから一転、今帰仁の廃校小学校をリノベーションしたホテルとなります。

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まあ、流れ的に…

コザ(わりと都会)→ 今帰仁(わりと田舎)
キャバレー(大人のいろいろ)→ 小学校(子どもの世界)

ということで、この「あいあいファーム」は、実に前回とは対象的なリノベーション元施設を持つホテルとなります。小1のうちの少年にとっては、まさに超アウェイからホームグラウンドに来たようなものかも知れません。

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では、今回の旅で2泊したこのホテルを、軽く紹介していきましょう。目次はこんな感じ。

校門がある! 体育館がある!

場所は沖縄本島北部の今帰仁村。国道505号線を本部の方に進むと…。

「湧川小学校」という案内板があるのだけれども、これはリノベーション元となった小学校の名前。

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校門も残っていて、ここには「湧川小学校」以外にも「湧川幼稚園」もあったことがわかります。EVの充電設備もあるみたいですね。

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宿泊者用の駐車場はこちら、という案内に従って進むと、目の前に体育館が見えてきます。この体育館は有料で借りられるそうです。合宿とかにも良さそうです。

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宿泊棟や食堂は、この小学校校舎をリノベーションしたものです。

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広い校庭は芝生となっていて気持ちが良いです。校舎の大きさに比して、校庭や体育館は立派なもので、さすが都会の学校とは違うな、と思います。

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部屋からはやんばるの山が見える!

さて、チェックインして部屋に入りましょう。今回の部屋はこちらの棟の2階。

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階段とかとっても学校!

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そうそう、学校ってこういう謎の水回りありますよね。部屋の前にあるので、海遊びに使ったものをいろいろ洗うのに便利です。

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部屋は教室をいくつかに分割して作った感じかな。ユニットバス(トイレ含む)もちゃんと個別にあります。

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窓からの景色は山! 実に「やんばる」というイメージの亜熱帯の森です。これはとてもいいなぁ。

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窓とは逆の廊下側からは、建物の端の方に行くと、遠くに海が見えました。

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なんか、大部屋をAirbnbで貸している部分もあるようです。なるほど30畳(54平米)か…。

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www.airbnb.jp

ちなみに今回の我々が予約したのはトリプルルームで35平米。前日のトリップショットホテルズ・コザ「CENTRAL」の98平米には広さは及ばないけれども、十分に広くて快適な部屋でした。

畑がある! ヤギがいる! ニワトリもいる!

校庭の一部は畑になっていて、野菜などを栽培しています。

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校庭の花壇みたいなところを通ったら、あまりにナチュラルにヤギさんが草を頬張っていて、なかなか癒やされました。

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校庭の端にはヤギさん部屋と…。

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ニワトリさん部屋があって、餌をあげることも出来ます。朝はニワトリの鳴き声で目が覚める…こともあるかも知れません(5時台から鳴いてた)。

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ごはんが美味しい!

今回は朝食、夕食付きのプランだったんだけど、野菜もお肉も美味しかったよ。食堂は1階にあります。

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1泊目の夕食。とんかつ、お刺身など。

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朝食はビュッフェ。1泊目の朝食。沖縄そばもあるよ。

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2泊目の夕食。鶏の甘酢的なやつとローストポーク。お酒はないかと思ってたけど、オリオンの瓶ビールや泡盛などはあるようです(宿泊棟の自販機で缶のオリオンビールやチューハイは買えますが、泡盛はありません)。

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2泊目の朝食。ビュッフェの一部メニューは日によって変わるみたい。

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前日までいた那覇市や沖縄市ならともかく、今帰仁村ではご飯に困るので、特に子連れだと宿に美味しい朝食夕食かついてくるのは嬉しいです。

いろいろ楽しい!

今帰仁村は、今まで泊まった沖縄の宿の仲でも最北端なんだけと、この場所は沖縄本島北部の観光に便利です。

まずは今帰仁村といえば今帰仁城跡。

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那覇からは高速使って2時間オーバーの美ら海水族館にも車で25分。付近にはビーチも多数あるので海遊びにも困りません。

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那覇からは120kmあり、下手すると3時間コースの沖縄本島最北端・辺戸岬も、あいあいファームからはわずか50km。連泊なら余裕で狙えます(朝に海遊びしてからでも、辺戸岬まで楽に往復できました)。

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校庭のコンクリート部分では花火もできます(一応フロントにひと声かけたほうが良さそうです)。

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宿自体の明かりはあるので、本格的に星を見たいなら少し離れた方がいいと思いますが、校庭でも星はきれいに見えます。天の川も見えましたし、流星も2つ見えました。

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ということで、こちらのリノベーション系のホテルも、とてもよい滞在体験でした。

hb.afl.rakuten.co.jp

さて、移動手段と宿泊施設に関してはここまで。次は宿以外で食べた食事について、続きます。

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