xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

「海獣の子供」を語るには言語力不足なのでその日のうちに新江ノ島水族館に行ってきた

唐突だが、劇場アニメ「海獣の子供」は本当に素晴らしいので観たほうがいい。今日とか来週で終わってしまう箱が多いみたいだけれども、まだ大画面でやっているうちに観てきたほうが絶対にいい。俺はなんとなく評判を聞いて知識ゼロで観にいったらあまりの物凄さに圧倒された。

予告編もいいんだけれども…。

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このテーマソングのMVが素晴らしすぎて、これを観てすげえと思った人は絶対に映画館に行くべき。俺は既に3回行ったけれども4度目も行くぞ多分。青ブタの映画も同じくらい通っているので、同時期だと結構お財布に厳しいけれどもな。

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どんな映画かと語ろうとしたのだけれども、語彙力とは別に結局言葉が出てこないということに気が付き、まあ何というか、いわゆるベラボーな作品というやつだよこれは。

ということで先日、2度目の「海獣の子供」を観たその足で、舞台の一つとなった新江ノ島水族館に行ってきた。これまた青ブタの映画と舞台が微妙に重なるわけなので、1度の訪問で2度美味しい(まあ、青ブタ劇場版の聖地巡礼に関しては今度別途まとめる)。まあ、青ブタと違って海獣の子供は、新江ノ島水族館以外の舞台は現実のこの界隈とかなり異なる(たとえば、あんな場所を江ノ電は通っていないよな的な感じで)。

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やはり平日は空いていてよい。新江ノ島水族館は「海獣の子供」の映画館半券で入場料10%引きとかやっていたらしいんだけれども、昨年青ブタの聖地巡礼で行ったときに年間パスポートを買っていたので、こんなときに使わずしていつ使う、ということでそんなキャンペーンをやっていたことに気が付かなかった(ちなみにえのすいは入場料が結構お高いので、年に2度以上行くつもりがあれば年間パスポートは絶対作ったほうがいい。売店も割引になるし)。

ということでここも映画に登場したチケットカウンターだな。

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水族館の随所に、こういう「海獣の子供」舞台紹介のパネルが置かれている(これ、6月30日までだったようなのでもうないかも)。

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ここも映画で印象深い水族館入口のブリッジ。もう少し右からのアングルが正しかったな。

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映画でも再現されていた、波の水槽。

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ざっぱーーん、と波が来ると子供は大はしゃぎだ。

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青ブタでも舞台になっていた相模湾大水槽の、頭上に魚が通るあたり。海獣の子供でも回想シーンと現在のシーンで出てくる。こちらのアングルが回想シーンで…。

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こちらのアングルが現在のシーンだったような。

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何度も出てくる、バックヤードにつながるスタッフ用扉。そういえば海獣の子供の公開に合わせて、バックヤードを含む見学ツアーとかあったみたいね(知った頃にはとっくに申し込みが終わっていた)。ここはタカアシガニの隣で、むっちゃ暗いのでシャッタースピードが厳しい。映画の中ではもっと後ろから撮った感じだったな、と3度目を観て気がついた。

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相模湾大水槽の横のモニターで、海獣の子供のシーンを色々と上映中。

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相模湾大水槽正面から。もちろんジンベイザメとか熱帯魚はいない。ところでバックヤードにも劇中で出てきたような大きな窓はあったりするのかな?

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リュウグウノツカイって実際は日本海側に多いらしくて、この近辺に流れ着くやつはこんな感じでちょっとかわいい、感じなのかな?

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これまた映画に何度も出てきた、イルカショーの隣のプール。客席からはあまり見えないけれども、客席に行く途中の通り道からよく見える。

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そしてイルカショーのメインのプール。まだ次のショーまでは時間があるようだけれども、悠々と泳ぐイルカがカッコいい。

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出口あたりには各種資料や絵コンテ(多分複製)などが展示されていました。これも6月30日までだったようで、今はもう無いと思う。

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というわけで、水族館以外の舞台はかなりアレンジが入っていたりオリジナルだったりで、漁港の場所は腰越漁港あたりがモデルかなとも思うんだけれども、実際の腰越漁港とはだいぶ違うし、片瀬漁港的な風景も出てきたりする。江ノ電っぽい電車も出てくるし、七里ヶ浜と鎌倉高校前の間っぽい景色も出てくるけれども色々違うし、そもそも江ノ電にはあんな橋が上に架かっていたりはしない、などの違いが色々。

まあ、七里ヶ浜界隈のこのあたりは明確にモデルになっているかな、とも思うんだけれども、ここは住宅地だし、お稲荷さんもないし、ソフトクリーム屋さんももちろんないんだよね。

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ちょっと面白いと思ったのは、多分えのすいから少し西に行ったあたりで2人がヒッチハイクをする(?)シーン。標識に書かれている文字が「小田原29km 熱海52km 下田205km」なんだけれども、小田原と熱海の距離がだいたい正しいのに、下田がぜんぜん違う(実際は120kmくらい)。あれはもしかすると、この先に行くのは現実の下田ではなくて、現実の下田からさらに先にある「下田」なのだ、ということを言いたいのではないかと勝手に深読みしてしまう。

まあ実際はどうなんだか知らないけれども。

というわけで改めて言うけれども「海獣の子供はいいぞ」。絶対に劇場で見たほうがいい。

最初に観るのに出遅れたので、この本も観てすぐに注文したんだけれども延々と待たされている。早く届かないかなぁ…。

映画「海獣の子供」ARTBOOK

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