xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

「青ブタ」劇場版の予習に葉山・江ノ島方面へ(極力ネタバレは避ける方向で…)

(2020年1月11日 追記)円盤発売後に書いた劇場版の聖地巡礼レポートはこちらとなります。

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以下は劇場版を観る約4ヶ月前の、2019年2月時点での記事となります。

さて、6月15日に公開が決まった「青ブタ」劇場版の「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」ですが、既に原作を読んでしまった自分としてはもうこれはヤバいです。楽しみすぎます。ということで、先日の青ブタイベントの物販で前売り券を早速買ってきてしまいました(イベントもなかなか楽しかったな)。

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頃合いもよく、翔子さんのウェディングドレス姿も眩しいスペシャルビジュアルも出てきて、まあ色々と楽しみすぎる。

natalie.mu

…ということで、2月18日の月曜日、たまたま休みでなおかついい天気だったので、この劇場版「青ブタ」にほぼ確実に登場するのでは、と思われる舞台を軽く巡ってきました。あくまで原作からの想像だけなので、実際に映画に使われるかどうか、使われたとしてもどう使われるか等はまだ謎だけれどもね。

まあ、場所以外は特に内容(ネタバレ)に触れる気はないのですが、原則として原作既読の方にオススメします。そうでない場合、少しでも舞台がわかるのもネタバレのうちなので避けたい、という方は、ここに原作への商品リンクをいくつか置いて少しスペースを空けますので、ここでこのページをそっとお閉じください。

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ということで、楽しみですね、「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」。このPVもあらためて原作を読んだ上で見ると、実に本編が早く見たくなってきます。

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このPV中の翔子さんの立っている場所ですが、江ノ島の方向と大きさから考えて、七里ヶ浜だと思ったのですが、七里ヶ浜にしては、ちょっと海岸線の方向が違うんですよね。

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この方向から見た江ノ島で、海岸線がこの向きで、砂浜になった海岸って、それこそ葉山の方まで行かなければないんじゃないかな。いや、このPVの場所のモデルは七里ガ浜で間違いなくて、海岸線の方向は演出上の改変もしくはそんなカーブの場所がある、ということだと思うんだけれども。葉山からだと遠すぎて、圧縮効果でこんなアングルはまあ、無理だから。

そんなわけで、まずは葉山です。まずは特に青ブタとは関係ありませんが、ちょっと葉山っぽい、ヨット越しに江ノ島を望む構図を森戸海岸から望遠レンズで…。

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SCAPES THE SUITE (葉山・森戸海岸)

さて、素晴らしい天気のなか、湘南海岸をドライブ。平日なこともあり、かなり快適です。江ノ島から海岸沿いに七里ヶ浜を過ぎ、鎌倉を過ぎ、そして葉山の森戸海岸へ。ちなみにドライブのBGMはこちらで。朋絵の曲が必要以上に破壊力が高いよな。

そんなわけでやってきたのはSCAPES THE SUITEという小さなリゾートホテル。ホテルとして、ミシュラン4つ星を取ったこともあるところらしい。

原作には具体的な施設の名は書かれていないけれども、施設に至る道程として、まず逗子からバスで森戸海岸バス停に降りて…(私は近くのコインパーキングに車を止めて、バス停まで歩きましたが)。

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そこから森戸橋という橋を渡り…。

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イルカの絵の書かれた場所で脇道に入り…。

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レンガ色の壁の3階建てくらいの建物で…。

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最上階に海を見晴らすガラス張りのチャペルがある、結婚式場となるような施設なんて、このあたりにはここしかないんですよね。

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まあ、さすがに結婚式を挙げる予定もないのにチャペルには行けないのですが、誰か近日中に結婚式をする予定のあるヲタクカップルの方、ここで式を挙げて私を呼んでください(笑)。チャペルの写真は公式サイトで見ることができます。ほら、本当にヴァージンロードもガラス張りだよ。

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公式サイト: 神奈川(葉山・逗子)の結婚式場・ウェディング|【公式】スケープス ザ スィート(SCAPES THE SUITE)

そんな場所ですが、原作にもここのレストランで食事をするところは出てくるわけなので、レストランでランチを頂いてみました。

レストランはこのホテルの1階にあります。ドリンクにスパークリングウォーターを頼んだのですが、隣のテーブルの人のようにノンアルコールのスパークリングワインにしても良かったかな。このあとも運転があるので、アルコールはダメです。

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レストランがあるのは1階ですが、海岸より少し高い場所にあるため、窓からは素晴らしい海の景色が広がっています。遠くに江ノ島も見えますね。この写真だと見づらいですが、江ノ島の少し左には富士山も見えています。

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今回はいくつかあるアラカルトのランチセットの中から、シーフードランチ(鮮魚のポワレ 丸ごと新玉ねぎとアスパラのロースト トマト風味のサフランスープ)を選びました。

まずはサラダ、ピクルス、そしてスープ。なにげにこのサラダの野菜がどれもすごく美味しい。特にこのプチトマトとか最高なんですけど。

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ホカホカのパンも美味しいです。

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メインディッシュのポワレ、魚はイトヨリで、これもまた皮がパリパリ、身はふんわりなところにスープが絡んで実に美味しいんだけれども、この皿でも野菜がとても美味でした。地元の食材を売りにしているようですが、とても気に入りました。

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コーヒー紅茶が体質で飲めない自分にとっては、セットの飲み物にハーブティーが選べるのはとても嬉しいことです。

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ということで、良いレストランでした。聖地巡礼に関係なく再訪あり、という感じです。映画を観たら今度は嫁さんを連れて来ようかな。訪問の際は、雰囲気を悪くしないように気をつけましょう。ご協力をお願いします。

ともあれ、あらためて現地に行ってからもう一度原作の該当部分をを読むと、とてもよくイメージが浮かびますね。

そんなわけで、森戸海岸から江ノ島の方向を望む。望遠レンズ使わないとこんな感じですよ。いい天気で良かった。

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新江ノ島水族館前の信号

ということで、再び江ノ島のところまで戻ってきました。この海岸を走る国道134号線、一番好きな風景の一つは逗子から鎌倉に向かう時のトンネルを抜けたあと、鎌倉の街と由比ヶ浜が目の前に広がるところなんだよね。

そんなわけで、片瀬海岸地下駐車場に車を止め、まずは新江ノ島水族館へ。

新江ノ島水族館のそばには信号が2つあるけれども、わざわざ新江ノ島水族館前の信号と言うからにはこちらの正面玄関に近いほうなんだろうな。

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江ノ島・弁天橋の燈籠

弁天橋の燈籠の場所も重要な舞台のはず。「ゆめみる」と「ハツコイ」のどちらにもビジュアルでは出てこないが、9巻にあたる「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」巻頭カラーイラストで、回想的にこの場所が出てくるので、そのアングルを参考に。

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この付近は、車道と歩道はほぼ完全に隔離されていて、歩行者は地下道で横断することになっているので、横断歩道のような場所は存在しない。あえていうとこの辺(まさに上の写真を撮った場所から左を向いた感じ)。

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この後、せっかく年間パスポートを持ってることもあり、新江ノ島水族館でクラゲにしばし癒やされてから帰りました。

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ところで、青ブタTV版のキービジュアルにも使われたこの水槽のミズクラゲだけれども、英語ではMoon Jellyっていうのね。たまたま目の前にいた外国人の親子連れの会話で知ったわ。日本語は水で英語は月なのか。

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おまけ: 「おでかけシスター」巻頭カラーイラストの階段

最後に、9巻のカラーイラストを紹介したついでに、8巻にあたる「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」巻頭カラーイラストも、おなじみの場所のすぐそばが舞台なので、ついでに行ってきたぞ。

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御所ヶ谷公園の向かいにある長い階段だなここは。いい場所なのにアニメでは使われなかったなぁ、と思っていたが、ここで使われていたか。

ともあれ、6月が楽しみですね。