ということで、今期の俺の圧倒的イチオシアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」ことワンエグの聖地巡礼の続き。前回は第1回〜第3回だったけれども、今回は第4回〜第6回(このシリーズ、よくある「第1話」じゃなくて「第1回」って表記なんだよね)をいってみよう。一連の記事はこちら。
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また、前回も書いたが、この作品、結構住宅地の奥深くまで割と正確に再現されていたりするようなので、そういう場所は程々のところ以上には行くのは遠慮している。このブログにも故意に載せていないしそもそもあえて巡っていない場所はいくつかあることにご承知おきいただきたい。
というわけで、今回も早速いってみよう。今回の目次はこちら。
第4回「カラフル・ガールズ」
ねいるの退院に付き合うアイ:千葉ろうさい病院前
(ここと次の舞台に関しては、本ブログのコメントで情報を提供いただいたので、2021年3月7日に追記しました。ありがとうございました)
ねいるの退院に付き合うこの一連のシーンは印西市界隈ではなく、市原市の千葉ろうさい病院前。バス停かタクシー乗り場のように見える場所には今は何もない。今はタクシー乗り場はもっと左にある。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
そしてこの場所の右に現在のバス停がある。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
(病院や患者さん、見舞客に迷惑をかけないよう、休診日の早朝などに歩いていき、病院の中には入らず、さっさと帰るようにしたい場所だね)
ねいるのリムジンが渡る橋:ちはら台駅近く、公園通りと瓦窯通りの立体交差
(こちらも2021年3月7日に追記)
階段を登ったちょっとした丘のような場所から、ちはら台駅の方を撮ったカット。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
桃恵とアイとの初めての会話と、ねいる・リカとの合流:ビッグホップ ガーデンモール印西
第4回から第6回は、やたらとビッグホップ ガーデンモール印西の舞台が多い。このシーンは第1回のアイと同じアングルなので写真も再掲。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
(2021年3月11日、この写真を差し替え)細かいところはいろいろ違うのだけれども。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
ここ、いいシーンだよね。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
それにしても、先日書いた通り、本当に望遠レンズの画角を多用するアニメだよなぁ、ワンエグ。写真撮るにしても、想定しているより遥かに遠くから望遠で撮らないと、そっくりの構図にならなかったりする。(2021年3月11日、この写真を追加)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
これもそうだな。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
また、フルサイズ換算300mmでも結構辛いシーンもあるので、正直、かなり撮影が難しい(そういう時はあとでPhotoshopで画角をいじってるものの、画質の限界はある)。多少おかしな場所があっても大目に見て欲しい。(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
第5回「笛を吹く少女」
アイと小糸の会話の回想シーン:原山北街区公園横の歩道橋
小糸とアイの関係のイメージが変わるシーンだな。少なくともアイは、このシーン以降「信頼できない語り手」のイメージが非常に強くなった。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
再現度は高い。エンディングでリカが佇む公園横の歩道橋としても登場しているが、第6回でも一瞬出てくる(後述)。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
4人が横断歩道を無視して渡る道:千葉ニュータウン中央駅南口駅前
劇中では工事中だったこちらのマンション。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
手前右側に既に完成していて、少し風景が変わってる。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
ちなみに、ストリートビューには、モデルルーム公開中の看板が残ってる。この写真の撮影時期が2019年5月で、アニメではもう少し建設が進んでいるように見えるのと、どうやら竣工は2020年4月だったらしいということから、やはり2019年後半あたりがロケハンの時期と思ってよさそうに思う。
出典:Googleマップ https://goo.gl/maps/6bBnaCdYkmc8Tj9P9
4人がくぐる公園に続くアンダーパス:北総花の丘公園横のアンダーパス
北総花の丘公園駐車場脇になるが、先程の小糸とアイの歩道橋を渡ってそのまま西側にまっすぐ進むと、このアンダーパスに繋がるのでそれもわかりやすいルート。(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
4人で遊ぶボウリング場とゲームセンター:アピナ印西店
このボウリング場とゲームセンター、やはりビッグホップ ガーデンモール印西の2階にあるアピナ印西店と思われる。入り口はこんな感じ。もちろん閉鎖されてはいない(どうやって入ったんだ?)。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
まあこんな感じでボウリング場もあるのだけれども…。(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
ゲームセンター部分のゲームは全然違ってて、類似性は見つからなかった。天井の柄とかは似てるっぽいんだけれども。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
こんなオーソドックスな競馬ゲームはなかったぞ(なんか、最新式っぽい競馬ゲームはあったが全く筐体が違う)。まあ、台が入れ替えになっているだけかもしれないけれども。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「笛を吹く少女」
そんなわけで、ちょっと気になるツイート。もしかしたら、いろんな場所に昔の野島作品へのオマージュとかあったりするのかな?(とはいえ、あまりに数が多いしきっついドラマが多いので見直すのが辛い…)
ゲーセンが出会いの場だったのが、ゲームが一つのテーマだった『高校教師』(2003)。#ワンダーエッグ・プライオリティ#ワンエグ pic.twitter.com/J2qDIpXyI2
— ふーず・そなーた@新橋の恋人 (@WhosSonata) 2021年2月10日
ちなみに「高校教師」には1993年版と2003年版があるので注意されたい。
第6回「パンチドランク・デー」
やさぐれアイを囲むガールズトーク:ビッグホップ ガーデンモール印西
またしてもビッグホップ ガーデンモール印西。本編では曇天模様がアイのグチャグチャを象徴しているようだが、実にいい天気の写真が撮れた。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
謎スキップ。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
ちなみに、このねいるの立っている場所からは、スキップしてくるアイは左のブリッジに阻まれて、あまり見にくいはず。そのあとの狼藉はよく見えそうだけど。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
このシーンは毎度のアングルより少し左寄り。今はコロナで遊具は使えない。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
首の角度がシャフトだったり、色々とおかしいアイ。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
邪魔だった柱が一本消えてる。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
このゴミ箱からのシーン、アイたちのとても近く(数メートル程度)にゴミ箱があるように見えるが、これは望遠レンズの圧縮効果で、実際はかなり遠くから撮っている。正直、この写真では距離が足りていない。あと、ゴミ箱はない。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
本当に望遠レンズを多用するアニメだな。こんなに舞台を回っていて、望遠レンズを出すことが多いのは初めてかもしれない。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
学校に走るアイ、歩道橋の下を抜ける:原山北街区公園横の歩道橋
雨の中学校に走るアイ。小糸との歩道橋の下を抜ける。もう少し遠くから撮ったアングルだったかも(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
学校に走るアイ、最初の橋を渡る:ニュータウン大橋
さらに走る。この橋はエンディングで自転車に乗った桃恵のイメージの場所でもあるニュータウン大橋。これも望遠レンズが必須。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
ここ、結構な距離を全力疾走していることになると思う。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
学校に走るアイ、2つ目の橋を渡る:こすもす大橋
2つ目の橋は北総線の線路などにかかるこすもす大橋。おそらく王将だろうという看板はやはり王将。(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
実はこの辺りもかなり望遠。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
これは橋の反対側から超望遠で狙ったアングルだ。おそらくフルサイズ換算で600mmを超えるレンズが必要そう。この写真はPhotoshopで寄った。(2021年3月11日、この写真を差し替え)
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
ということで、圧縮効果が本当に強いことを実感した、ワンエグの聖地巡礼だった。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第6回「パンチドランク・デー」
おまけ:第4回の鉄道関係あれこれ
俺は鉄道マニアではないんだけれども、第4回の桃恵回は鉄道シーンがたくさんあったので、識者のツイートはとても参考になった。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回「カラフル・ガールズ」
ワンダーエッグ・プライオリティ第4話鉄道要素その1。
— Halu Tomekey@爺鯖 (@HaluTomekey) 2021年2月7日
583系電車B寝台車車内。カーテンの色的に、急行〔きたぐに〕で運用されていたJR西日本車ですね。壁に窪んだ肘掛けとか、寝台内の照明とか、かなり忠実に描かれています。#ワンダーエッグ・プライオリティ pic.twitter.com/8f1eghQ6aZ
なるほど583系のB寝台か。実は「きたぐに」B寝台にはかなり昔に乗ったことがあるのでなんか懐かしい。「きたぐに」は野島伸司の代表作の一つ「高校教師」(1993年版)で重要な舞台となる青海川駅を通過するよね。
乗った頃は「高校教師」の記憶がまだフレッシュだったので、朝に青海川駅を通過する時、おおおお「高校教師」の駅だ、とか思ったのを今でも覚えているわ。そこまで繋がりを考えてこの演出をしたならなんか俺冥利に尽きる気がするが、多分違う。
なんかこういう寝台車のディティールが本当に懐かしい。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
この辺りの、走行している感じの表現もとても良かったよね。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
やっぱりこの辺りは山手線E231系でいいんだよね?
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
横須賀線沿線民の俺が注目したのはやはりこの「4番線」の青いラインの入った看板だ。これは横須賀線というか、千葉なら総武線快速の色のはず。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
と思っていたらなんと、横須賀線・総武線快速が4番線なのは戸塚・錦糸町・新小岩・市川・船橋・稲毛だそうな。まあ、多分この辺りは架空の風景だと思うよ。
ワンダーエッグ・プライオリティ第4話鉄道要素その3。
— Halu Tomekey@爺鯖 (@HaluTomekey) 2021年2月7日
後ろの電車はE231系っぽい側面ですが、色は架空です。駅の特定はできませんでしたが、番線表記の色は横須賀・総武快速線のもの。4番線が該当するのは戸塚・錦糸町・新小岩・市川・船橋・稲毛の各駅です。#ワンダーエッグ・プライオリティ pic.twitter.com/l5yJ50h2HO
なんかよく見るJR東日本っぽいベンチだけど、この駅も多分どこかの駅をコピペでプラットホームを増やしたのだと思う。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
女性専用車云々は埼京線っぽいね。車両基地のモデルとかは全然わからない。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
いや、こんな不自然なまでに構造の揃った駅、多分実際の駅じゃないよね。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
この、トンネルの中の駅については色々な説が出ているようだけれども。多分、実在の駅なんじゃないんだろうなぁ。まあ少なくともこんな変な場所に普通はプラットホームは置かないというのは当然として、実際のトンネル駅や地下鉄駅にもモデルはない、という考えに一票。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第4回「カラフル・ガールズ」
不明な舞台
第5回で4人で渡る歩道橋のようなもの、第6回でリカがワンダーアニマルを孵化させる公園あたりが不明。
出典:「ワンダーエッグ・プライオリティ」第5回〜第6回
求む情報提供!
ということで、7話以降も楽しみで仕方がないぞ。続く!
あと、作品自体についての紹介や思うところ的なものはこちらに書いた。