こちらの続きです。今回でラスト。
さて、宇治川沿いに再びやって来ました。こちらの橋、本編では更に遠くから望遠で狙ったアングルで出てきたと思いますが、近づくとこんな感じです。船は鵜飼の観光向けかな?
ここから少し川下に行ったところにこのベンチがあります。本編で何度も何度も出てきたあのベンチですね。ちゃんと宇治橋西詰から黄前家設定のマンションがあるとされる場所(前のページで書いたとおり実際はマンションは存在しない)に歩く途中にあります。それにしてもXF 23mm F1.4、なかなか素敵なボケ味を出してくれますね。いいレンズだ。
正面からのアングル。これもとても見覚えのある風景ですね。
ベンチからの景色はこんな感じです。
ベンチの前にTHETAを置いて全天周写真。こんな場所なのです。
どこかで見たベンチからの景色。 - Spherical Image - RICOH THETA
橋を渡り、宇治川の対岸に行くと、ここは「滝先生をバカにしたら許さない」高坂さんの場所! ダムの放流中で絶賛増水中のため、川の方には降りられません。
それでも少し川の方から見るとこんな感じなわけです。
ところでここ、実際は宇治神社の鳥居前なのですが…。たしかに黄前家は宇治駅からこちらを通っても普通に帰れるのですが…高坂さんは確かに宇治川のこちらに住んではいるものの…通学路にしてはあまりに遠回りしすぎだと思います。ああ、鉄壁の街中の位置の設定もここで破綻が…じゃなくて、もしかして高坂さん久美子の後をつけてた?(笑)
さて、そろそろ宇治を去る時間がやってきました。と…そこで気がついたんだけど、「うーまーくーなーりーたーいー」の場所って、橋を渡りきる直前で川を見て、確か鉄橋が見えてましたよね。ということはあの場所は宇治橋東詰ではなく西詰、こちらの場所だったんですね。そう考えると駅から出て、いつも下校時に渡る宇治橋東詰の横断歩道が赤だったのでそのまま右へ曲がり、宇治橋西詰北側で「うーまーくーなーりーたーいー」と絶叫する、というまたしても完璧な位置設定。やるなぁ、と思いました。
ということで、あの場所から見える鉄橋はJR奈良線の鉄橋でした。
ということで、帰り道で寄ってみたのは六地蔵駅。今回は黄檗ではなくここでJR奈良線に乗り換えることにしました。黄檗よりは少し歩きますが、ここは北宇治高校最寄り駅設定です。前にも書きましたが、学校だけはちょうど当てはまるような学校はありません。外観などは別の高校がモデルになっているようですが、六地蔵駅界隈ではなく、黄檗近くの莵道高校です。ああ、ここは全員集合のプレートか…。ということはやはりサファイア川島は伏見稲荷駅だなぁ…。行けないのでごめんよサファイア。
京阪六地蔵駅前の横断歩道。1話で出てきた場所ですね。春に後ろの桜が咲いたらきれいそうです。
こちらもなんか見覚えのある改札。この奥の階段手前にプレートがあるのですが、写真を取っている人が他にも2人ほどいました。
京阪の線路近くの鉄塔。こちらはEDに出てきた鉄塔のようです。
さて、宇治方面は以上で終了。JR奈良線でで京都まで戻ってきました。なので、少しだけ地下鉄で足を伸ばして、府大会の会場である、京都シンフォニーホールまでやってきてみました。おお、まんまですね!
こちらはラストシーンの記念写真の場所!
こちらもTHETAで全天周写真を撮ってみました。今頃になって少し青空も出てきた…。
そして、私たちの曲は続くのです! - Spherical Image - RICOH THETA
…というわけで、今ひとつ天候には恵まれませんでしたが、天気予報よりははるかにマシな天気で「響け!ユーフォニアム」の聖地を見て回ることが出来ました。何度も書くようですが、これほど実際の場所とドラマでの使い方がピッタリと一致するアニメってのはあまり知らなかったのでかなりびっくりしましたが(っていうか実写作品でもここまで位置関係に矛盾が少ない作品はなかなかないと思う)、一度訪れるとあの世界をより身近に感じることができるかと思います。お勧めです。
せっかく京都の北の方にやってきたので、ちょっと歩いて「いいちょ」でラーメンとヤキメシを食べました。いやーー。これはうまいわ! とっても俺好み。歩き続けて疲れていた的スパイスが入っていたかもしれませんが、最高でした。
おしまい。
(このページの写真は一部を除きFujifilm X-T10+XF 23mm F1.4。食べ物はiPhone 6です)