さてこの記事では、自分が9年半使ったTwitterアカウントを先日捨てるきっかけとなった「Serach Suggestion Ban」という機能制限措置について調べたことをまとめてみたい。色々と酷い話ではあるのだが、可能な限り冷静に記事を書いていきたいと思う。
まずは「自分はそんな凍結とかBanとかされちゃうような悪質なユーザーじゃないから無関係」とか思っていても、一応診断サイトで自分のTwitterアカウントがSearch Suggestion Banされているかどうかを調べてみることをお勧めする。まさに自分がそう思っていたのに、調べてみるとBanされていたので。診断サイトはこちら。
このサイトではSearch Suggestion Banの他にも、Search BanやThread Banと呼ばれる複数の非公式なアカウントBan(ここでは「シャドウバン」と総称されている)の状況を調べることが可能である。チェックするためにアカウント連携などをする必要もなく、アカウント名を入れるだけで結果が即座に表示されるので、気楽に入力して調べてみるのが良いだろう。自分以外のアカウントを調べることも可能だ。
もし残念なことに、上の画像のようにSeach Suggestion Banと判定されてしまったら、以下の記事を真剣に読んで今後の対応を考えることをお勧めしたい。Search BanやThread Banと判定された場合は(仮にSearch Suggestion Banも同時に判定に入っていたとしても)おそらくそれほど長くない間おとなしくしていれば、まとめて解除されるようなので、そのようにすることをお勧めする。そのどちらでもなかった場合は、今後の可能性もあるが比較的気楽に以下の記事を読んでいただけると嬉しい。
目次
- まずはよくあるアカウント凍結の話から
- Search Suggestion Banとは何か
- 実際にどのような影響があるのか
- Search Suggestion Banは悪質か
- Twitterは公式にどのように表明しているのか
- データで見るSearch Suggestion Banの影響
- インプレッション悪化
- 解除の可能性はどの程度あるのか
- アカウントを作り直すと何が変わるか
- なぜ不可解なSearch Suggestion Banは発生するのか
まずはよくあるアカウント凍結の話から
まさにこの記事を書いているときに頃合いもよく、Twitterで謎のBan祭りがあったらしい。なんとあの楠正憲さんまでアカウントを凍結されたということで、実にびっくりした(しかも先日某イベントで直接お見かけしたばかりだったこともあり…)。
しかし最も驚いたのは、楠さんのようなアカウントが凍結されたということ自体よりも、楠さんのようなアカウントを凍結するときでさえ、Twitterは何の事前の警告もなく突然凍結を行い、さらに凍結後も何も理由を説明していないらしい、ということだ。