さて、飽きもせずにiPad Proの11インチ(セルラーモデルの256GB)を購入しました。あと専用ハードウェアキーボードとしてSmart Keyboard Folioも一緒に。以前使っていた10.5インチiPad Proと比較すると、本体も実に良い感じだし、キーボードも地味に色々改良されていて、これならギリギリ膝の上でも使えます(10.5インチは無理だった…)。
コネクタもUSB Type-Cになったおかげで、Macbook用のVGAやHDMIアダプタがそのまま使えて、さらにそこに有線のUSB Ethernetとか挿すと、こちらも普通に使えてしまいます。これは良いですね。
そして、可能な限りiPadで全てを済ませ、できるだけMacbook系に頼らない体制にしていきたいと考えている上で、やはりSSHクライアントは必要です。同じ理由で以前10.5インチを買ったときに以下の記事を書いたのですが、こちらの記事もそろそろ内容が古くなってきたので、アップデートしないといけないな、と以前から思っていました。特に上の記事で一推しにしたvSSHが無くなってしまったこともありまして…(いいアプリだったのに)。
というわけで、今回は上の記事のアップデートという位置づけで書いてみようと思います。…まあ、ここまでで「SSHのクライアントって何?」って思ってしまうようなカタギの方は、もうここでそっ閉じしていただいて結構です。ごきげんよう。
今回の記事の目次です。
- 事前準備
- お節介なオートコレクト系を禁止
- 日本語のフリック入力ができない件
- 比較の前提・比較項目
- 比較対象アプリの選出
- 各アプリの評価
- Prompt 2
- Termius (+Premium)
- Shelly
- Blink Shell
- 総合評価
- おまけ
結構有料のものが多いiOS用SSHクライアントソフトですが、ここではこのSmart Keyboardとともに使う、ということを前提にApp Storeで自腹で沢山買い込んでみて、私なりの視点で評価してみました(無料版と有料版があるものは、きちんと評価対象とするものはすべて有料版を購入して評価していますが、流石に少々懐が痛みました…)。以前の評価時よりも色々アプリが増えており、またMosh(Mobile Shell)をサポートするものも出てきているようなので、そのあたりを含めて評価をやり直すこととしました。
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