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xckb的雑記帳

15年ほどWeb日記をつけ続けていたのですが2012年で一旦休止、1年半ほど休んで新天地でぼちぼちのんびりまた始めてみることにしました。

けものフレンズ:寝耳に水の12.1話とガイドブック1巻

なんかお前、最近「けものフレンズ」の事しか書いてないじゃん、と言われそうだけれども…,。まあとりあえず最終回も過ぎた事だし、もうしばらくお付き合い下され。 さて、けものフレンズ最終回、何度見ても最高ですなぁ…。ということで、久々にこんなにアニメにはまったのでやや「けもフレロス」状態。

xckb.hatenablog.com

第12.1話 「ばすてき」

そんなけもフレロスの中、色々年度末で忙しかったこともあり、まだ見てなかった2017年冬アニメの残りとかをいくつか見ていたのだが、やはり火曜日が来ると、ああ、今週はけもフレ待機しなくてもいいのか…的な。そんな中、Twitterちほーでは妄想の「13話待機」が盛り上がっているところで、(自分はリアルタイムでは見ていなかったものの)たつき監督が颯爽と午前1時35分に爆弾投下をされたようで…。

「じゅ、じゅ、12.1話ですと??」朝起きてtwitterを覗くと、これがドッタンバッタン大騒ぎになっている。そんなわけでとりあえず視聴。

なにこれ…完全新作じゃないか。しかも「趣味」とか言いつつ、なんと声優さんの声まで入ってる。

もしかして、先に撮っておいてカットになった音声を元に映像を加えたのかな、という可能性もあるし、あるいは「趣味」の言葉が額面どおりではなく事実上公式かもしれないけれども、この飢えたフレンズ達にちょうどいいサイズのジャパリまんを放り込む監督のタイミングが神業すぎる。

しかも、あらためて見てみると本当にジャパリバスの左前のタイヤのホイールが赤から黄色になっているし…。こんなところまできっちり設定を作り込んでいるところが凄いなけものフレンズ

2話のジャパリバス。

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12話のジャパリバス。

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どうも、考察班で12話のホイールの色違いに事前に気がついてた人もいたらしいんだけど、その時は「塗り間違い」で片付けられていたらしい。まあ、低予算アニメなのでその辺判断に迷うところだけれども、そんなところに伏線を仕込む方も仕込む方だ。

凄いよなこれ。この調子だとまだ存在自体に気が付かれていない伏線とか色々あったりするんだろうな。

また、最終回では不明だった客席部分の動力が「ゆうえんち」の自転車だったことまで明らかになり、これを漕いでいるのがアライさんとフェネックさんであることもばっちり確定。

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最終回のサーバルら3人が船出するシーンとほぼ同じアングルにすることで、ああ、あのシーンで漕いでいたのはやっぱりアライさんとフェネックなのね、とか、ああ、ジャパリバス改修のベースはこれだったか、…といかうことを雄弁に語っている。

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さらに、この12話のシーン自体が、1話の最後でついてくるサーバルちゃんのシーンを模したものだというところが二重に凝ってる。

他にもこのたったの3分間に色々な情報が。

  • バスは他にもパーク内にある
  • 活動に応じてフレンズのサンドスターは減る
  • はかせと助手、かばんちゃんを毎日料理係にしていた(笑)

そもそもあのジャパリバスがあの場所にばらばらに存在していたこと自体、何らかの裏設定臭いということは以前書いたけれども、その他にもバスがあるのか。まあ、それ自体は当たり前と言えば当たり前だけど、つくづく外伝的なやつが作りやすいように色々なネタを目立たないようにぶっ込んでるよなー。

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そう言えば1話の、かばんちゃんが紙飛行機を投げた時に、異様にまっすぐ飛びながら、サンドスターのキラキラが舞っていたのが気になっていたけど、フレンズが行動するごとに、そして特殊な行動をするときはさらに、フレンズの中のサンドスターが減っていくということかな。

そしてサンドスターが枯渇すると…おそらくセルリアンに食われたのと同様に、元の動物に戻ってしまう…のだろうか。そうか、野生解放したフレンズ達はかなりサンドスターを消費したんだろうな、とか、あの目の輝きはサンドスターのキラキラだったのか、とか色々想像が広がる。

そして、最後にオープニングのさわりが流れて最後に出てくる透明っぽいロゴと海と島の風景の気持ちよさ。最高だ。

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わずか3分ながらも手を抜かず、「けものフレンズ」という作品の魅力そのままに、ベストなタイミングで前代未聞の小ネタをぶっこんでくる監督と、それを可能とする制作体制の機動性は流石だな。世間が春アニメに話題が移る中、きちっとそこに食い込んで話題をキープし続けるのは実に見事。「4月になったらみんな忘れてるよ」的な風評を笑い飛ばすようなこのスタイル、今後のシリーズ展開も楽しみだ。

やっと読んだ、見た、ガイドブック1巻

そんなわけで、最終回もやっと見たので噂になっていた軽いネタバレも怖くない、ということで届いていたガイドブック1巻もやっと読んだのだが…何と言っても、監督へのインタビューが実に濃いな。

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いくらなんでも考察班の深読みのしすぎだろう、と思っていた、ストーリーが人類の文明の発達過程をなぞっているという話とか、それゆえに1話の最初はサバンナから始まるのだとか、そういう話がしれっと肯定されているところがまた素晴らしい。そうか、そして最後に海に出ていくのだな。

人類が海に出ていく…に関して思い出してしまうのは、「リング」とかで有名な鈴木光司の「楽園」だな(多分これがデビュー作だったと思う)。モンゴロイドの壮大な物語を託して描く俺の大好きな作品。正直、「リング」シリーズよりこちらの方が好きだ。そういえばこれも「けものフレンズ」と同様、「運命の生まれ変わりの2人」的な王道パターンの系列に位置していると言っていいのかも知れないな(この作品はさらに凄まじい変則技ではあるのだが)。オススメ。

楽園 (角川文庫)

楽園 (角川文庫)

そしてBlu-rayも見てみたのだけれども…やっぱり地デジ録画したやつよりずっと綺麗だな(プラセボかも知れないけれども)。サバンナの景色とかがとても気持ちよく抜けている感じがする。しかしAmazonで4月増刷分も1日もたなかった感じでまたテンバイヤー価格になってしまっているけれども…。もう少しなんとかならないものか。

(まあ、逆に2巻の発送が数日早まっていたけれどもね)

(2017年4月10日追記)
夢見ヶ崎動物公園レポその2書きました。オグロプレーリードッグさん今回は大胆すぎる。
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