xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

X-T10購入その後

さて、先日富士フィルムのミラーレス一眼X-T10を買ったということを書いたのですが…。

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その後のことを書いてみようかと思います。

まずは上の記事を書いた時から、

レンズとしてはまずはとりあえず色々使いたいのでズームでXF18-55mmF2.8-4 R LM OISとXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISを買ってしまったのですが、早速単焦点のXF23mmF1.4 Rが欲しくなっているのは何とも…。

な風に悩んでいたのですが、結局この決して安くもないXF 23mm F1.4 Rを買ってしまったのです。ビックカメラの一眼購入者に対する期間限定レンズ5%ポイントアップ券と、8月31日までの富士フィルムによる5,000円のキャッシュバック、そしてそれほど値崩れはしないだろうというブツを考えてみると、いつか買いそうなものは今買っておいたほうが結局得、という判断からです…が、結果としてはものすごく良い買い物でした。

(ここまで買うくらいなら普通にニコンDfとか買えただろというツッコミはあるかと思うのですが、昔のことを切り捨てるなら、デジカメに合っているのはフルサイズよりAPS-Cなんじゃないかな的な思いもあるので、自分的には後悔しておりません。X-T1買っても良かったのでは、という意見には一応の理があるとは思いますが、そもそもX-T10との出会いがなければXシリーズのミラーレス一眼を買っていないと思うので、それは出会いというやつでいいのだと思います。多少軽いし)

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フィルムカメラを使っていた時は、ニコンF3にAi-Sニッコール35mm F2というのが常用の組み合わせだったのですが、私にとって標準レンズというのは50mmではなくて昔から35mmが好きなんですね。私にとっては、35mmが一番目で見た感覚に近いような気がするのです。で、この23mmはAPS-Cなので、フルサイズ換算で35mm、そして憧れの開放F1.4です。

しかも、いまどきのレンズにもかかわらず、ちゃんとレンズにピントリングと絞りリングが付いていて、ピントリングを自分側に少しスライドすると「カチリ」と音がしてピントリングが回るようになり、これと同時にAFモードがMFモードに切り替わるのです。絞りリングもF1.4〜F16まで右から左に並んでいるのですが、その一番左のF16の左が「A」になっていて、ここに合わせるとオート絞り、それ以外だとマニュアル絞りになるんです。そしてボディにはフィルムカメラ風のシャッタースピードのダイヤルがあって、これでシャッタースピードが調整できるという実にレトロな仕様(そしてここまで手動設定しても、多分デジカメ故にオートのISOで露出の調整が可能なので、フィルム時代よりずっと便利ですね)。

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先日ちょっとした旅にこの23mmと、ズームの18〜55mmを持っていったのですが、結局23mmしか使いませんでした。昔から単焦点レンズを常用していたので、体が単焦点レンズで写真を撮るのに慣れているし、さらにファインダーを覗いて、ピントリング、絞りリング、シャッタースピードダイヤルを必要に応じて動かして写真を撮るという動作が、あらためて自分が写真を撮るスタイルとしてしっくりくるなぁ、と思うのです。

しかもシャッターを押した時の音と感触がまるで昔のフィルムカメラのようで、後は巻き上げレバーが無いのが不思議で仕方がない感があります。

まあ、実におっさんホイホイなわけなのです。このカメラとレンズ。

このレンズで撮った例は別途旅の写真のところに載せますかね。ここではF1.4で撮った写真を3枚だけ。

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というわけで、最近はほぼこの1本を付けっぱなしです。

で、昨日「もっと知りたいFUJIFILM X-T10撮影スタイルBOOK」という本と、X-T10の登録キャンペーンで全員プレゼントの「ARTISAN&ARTIST for X」のストラップが届いたのですよ。

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本の方は色々と使ってみたい機能を知ることができたし、フィルムシミュレーションの各モードの解説も色々載っていて実に参考になりました。「クラシッククロームモードはコダクロームっぽい」とか書いてあったのは、なるほど、そういう意図で「クラシッククローム」なんて謎な名前が付いているのか、と納得でした(まだPROVIAしか使ってない)。いやー、旅行行く前にこの本読みたかった…。

もっと知りたいFUJIFILM X-T10 撮影スタイルBOOK (Books for Art and Photography)

もっと知りたいFUJIFILM X-T10 撮影スタイルBOOK (Books for Art and Photography)

ストラップは結構いい感じで、斜めがけにした状態で片手ワンタッチで長さが変えられる優れもの。今度これを使って外に持っていってみよう。

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さて、5,000円(23mm F1.4の分)と3,000円(55〜200mm F3.5-4.8の分)のキャッシュバックキャンペーン、そろそろ申込まねば…。

後日談:対角魚眼も買いました。

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