xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

宮古島(と池間島)での子連れごはんについて:2017年夏・沖縄子連れ旅行(5)

ということで、書くことが他にたくさんあったのでしばらく間が空いてしまいましたが、こちらの続き。

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うちの4歳児少年との、この夏の沖縄旅行の記録です。今回は、旅の後半に滞在した、宮古島(と池間島)での食事の話題です。

宮古島にいたのは3泊4日。とは言っても、実際は泊まったのは池間島です。いや、実は池間島は昔から結構気に入っている島で、橋がかかっているので宮古島から車で行けるし、宮古島から更に異なる独自の文化を持った島でとても良いのです。

そんなわけで、夕食と朝食は、池間島の宿で食べました。やっぱり宿で食事が出るのは、子連れには便利でいいですよね。泊まったのは以前、子連れでなかった頃に宿泊して結構気に入っていた民宿の「凸凹家」。

夕食は、色々選択できるのですが、初日、2日目は標準のコース。

初日は地元の食材を活かした洋風な感じ。以前来た時も思いましたが、美味しいです。紅芋サラダ、クリームパスタ、カルパッチョ、鶏のグリル。

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2日目は沖縄風に。フーチャンプルー、島豆腐サラダ、お刺身、野菜天ぷら。パパイヤやドラゴンフルーツの天ぷらなど、あまり食べたことのない天ぷらもあって良かったです。こちらも美味。

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けものフレンズの例の件に思うこと

いやー、日曜日に子供とけものフレンズスタンプラリーに行ってきて、本当に楽しかった。そしてそんなレポートをアップしたわずか数時間後に、あんな事件が起こるとは思いもしなかったよ。

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まあ、そういえばこのブログで「けものフレンズ」の事を書き始めたのは3話の頃、1月終わりだったな。本当に放送中の3ヶ月間楽しませてもらったし、その後もいろいろな展開にはその都度ワクワクさせられた。うちの4歳児少年も今では無茶苦茶けものフレンズに夢中で、なんかある毎に適当なけものフレンズのセリフを諳んじた後に「けものふれんず!」と追加する。何だよ可愛いじゃないか!

でもまあ、あの件以降は、無邪気に1期の録画を見返して楽しんでいる彼の姿には純粋に共感するんだけれども、やっぱりそれと同時に何とも言えない寂しさを感じられて切ない。ああ、本当に例の事件の前日のうちに彼とスタンプラリーを全部回れてよかった。今週末以降にあと半分を後回しにしていたら、この気分を引きずったまま、純粋に楽しめない状態でスタンプラリーを回ることになったと思う。

まあ、どっちが悪いとか単純な善悪構図に持っていく気はないので、まあ実に不幸な事件だったねと思うんだけれども、普通に考えてあんなツイートする時点で自爆テロ的だから、元の鞘に戻れるなんて期待は99.99%ないと思うし、監督自身もそう思ってああツイートしたんだと思う(あと、あのツイートはPの許可得ていると思うよ多分)。そしてあの公式声明も、そりゃまあこういう話にしておくしかないでしょうね、的な感想しかない。

とりあえず、未だに某社を金の亡者的に言ってる人がいるけれども、本当に金の亡者ならあんなことしないよ。だって損だもん。おそらく、どちらも金以外のものを賭けて対立したからああいうどうしようもない事態になっているわけで。たとえば秩序を破壊するアンコントローラブルな存在は許さないというのもまあ、状況によっては有効な考え方かもしれないとは思うし、まあ原因がわからない以上、それも勝手な邪推かもしれないからな。

あと、社会人的にああいうツイートするのはどうなのよなんてたつき監督を責める意見もあるけど、当たり前だけどそんなの社会人的にダメに決まってるじゃん。でもいつ発表しようがどんな丁寧な言い方しようが、どう考えてもありえない降板をした以上はそういう憶測をされるわけで、ああやってぶっちゃけられた方が、妙に丁寧なツイートの裏を読んで悲しい気持ちになるよりずっといいと思う。いわゆるしばらく前の国民的男性アイドルグループの謝罪的なアレじゃなくてよかったという意味で。

そもそも本物の天才ってのは普通の社会人的に何十本かネジが飛んでいるものなんだけれども、今までの「けものフレンズ」ってコンテンツはそういう才能を使いこなせる度量があるように見えていたんだけれどもね。ああ本当に残念だ。

まあ、真相にもよるけれども、ああいう自爆テロしちゃうと、たつき一派は今後普通の仕事が受けにくくなる可能性があると思うんだけど、そんな時でもノーリスクで喜んで拾ってくれそうなところとしては商売上手な中国資本とかありそうだよな。まあ、技術者の海外流出と同じ構図だけれども、それも同じニッポン的な様式美だ。どんな環境だろうが、あの連中がのびのびと作品作れるならそれでいいじゃないかと思うし、仮に本当にそうなっても応援するよ。でもそこまで行く前にせめてNetflixさんやAmazonさんあたりが拾ってくれると良いんだけど。Netflixけもフレ配信できなかったわけだし。

まあとりあえず、ヤオヨロズおよびたつきけものフレンズはおそらくもう終わったのだ。このざわついた気持ちもしばらくして落ち着けば、また1期の録画や円盤を見て、子供と一緒に心から楽しめるようになるだろう。2期で噂される、子供向けに全力で振るってのはまあそれはそれで、子供が喜ぶなら俺としてはそれでいいかなと思うしね。ただし、本気で子供が喜ぶ作品をちゃんと作るならな。子供をナメるなよ。

とりあえずこのCDだけは買おうと思うよ。あとは今のところ別にいいや。まあ、そのうち買う気になったらね。

あとこれは(まあ以前から予約してたんだけど)買ったぞ。みゆはんのツイートは最高にロックでスナネコだった。泣いたぜこのバカヤロウ。

リスキーシフト【DVD付初回限定盤】(CD+DVD)

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子供と2人でコンプリート! 京王の「けものフレンズ」スタンプラリー

さて、うちの4歳児少年に先日、「まあ、朝番組として放送するんだしまあいいだろう」、とたまたま見せた「けものフレンズ」なのですが、すっかりはまってしまい、朝枠に放送していたあのバージョンを繰り返し見続けて、ついに俺より台詞を完璧に諳んじている状態になっています。この歳の子供の記憶力恐るべしだなぁ。

先日俺が入院したときには、お見舞いに彼の書いたラッキービーストの絵を持ってきてくれたし(涙)、家の壁には彼の描いたフレンズたちの絵が増えていく今日この頃。

そんな彼に、けものフレンズの「スタンプラリー」というものがあるのだということを伝えたら、是非行きたいということ。以前から、子供たちのスタンプラリーに付き合っている親御さん達を見て、大変だなぁ…と思っていたのですが、ついに自分にもその日が来たのか! ということではあるのですが、子供が行きたくないと言ったらむしろ自分一人でも行くぞ的なネタのスタンプラリーであればまあ、何の苦にもならないどころかむしろご褒美。

で、23日の日曜日の朝、少年と2人でまずは吉祥寺へ。まあ、子連れはあまり機動力高くないので、吉祥寺の2件を回れればいいな程度に考えました(ゴールは多摩動物公園駅前なので、回る順番は吉祥寺→多摩動物公園の一択なのだ)。休日の吉祥寺や多摩動物公園周りで駐車場探しする気は無いのと、京王のイベントなので、スタンプの半数は駅構内のため、素直に井の頭線で久々に吉祥寺まで。

あ、スタンプあった! ということで、この場所でパンフレットもらってスタンプ1つ目ゲット。アフリカタテガミヤマアラシ

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で、井の頭自然文化園に到着。何気に、私もこの動物園来るのは初めて。入り口のそばにいたメンフクロウ。少年も自分のカメラで頑張って撮ってますが、動物園って柵が手前にあるからオートフォーカスが辛い被写体だよね。

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ニワトリはぐでー、と伸びてました。

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うちの少年、これを見たらやっぱり言うんじゃないかと思った「あなたは、ヤギねーー!」をここで披露w

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映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を観てきたので、プラハの記憶を思い出す

先日、新宿武蔵野館で映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』を観てきたのでありました。情報を知った時は、なんだよー、こんなネタの映画やっているならもっと早く俺に教えてよ、的な感じでしたが、まあ上映期間が終了する前に知ることができてよかったよかった。思ったよりお客さんは入っていたようでした。

shoot-heydrich.com

どんなネタの映画かというと、第二次大戦中、ナチス占領下のチェコスロバキア、ことベーメン・メーレン保護領の統治者であったラインハルト・ハイドリヒの暗殺作戦である、「エンスラポイド作戦」を描いたチェコ・イギリス・フランス合作の映画なわけです。

エンスラポイド作戦(エンスラポイドさくせん、Operation Anthropoid)は、第二次世界大戦中、大英帝国政府とチェコスロバキア駐英亡命政府により計画された、ナチス・ドイツのベーメン・メーレン保護領(チェコ)の統治者ラインハルト・ハイドリヒの暗殺作戦のコードネームである。日本語では、「類人猿作戦」などとも訳される。ハイドリヒは、ナチスの秘密警察を束ねる国家保安本部の長官であり、ユダヤ人や他の人種の虐殺に対する「ユダヤ人問題の最終的解決」(ナチスはユダヤ人や少数民族の絶滅政策のことを婉曲的に「最終的解決」と称していた)を行うナチスの主要計画遂行者であった。
(出典:エンスラポイド作戦 - Wikipedia

結局暗殺は成功するのですが、ナチスの報復は凄惨で、ほぼ無関係のチェコ人13,000人が殺され、プラハ近郊の村が見せしめに2つ消滅させられたのだけれども、これでも軍需物資の工業生産などへの影響を考えてかなり控えめに殺した結果らしいからね。結局この事件を契機として、ミュンヘン協定の破棄と戦後のチェコスロバキアの復活をやっとイギリスは宣言するんだけれども、そもそもどうしてチェコがそんな羽目になったかと言えば、そのミュンヘン会談でそのイギリスに積極的に見捨てられたことが大きな原因なわけで…なんか色々切ない。

このあたりの歴史ってのは、国が弱いというのはそういうことなんだよ、ということではあるんだけど、ほんと、たまらんなぁ。敵には簡単に蹂躙されるし、味方だと信じてる相手にもあっさり売られる、そしてもう一度味方になってほしければどんな犠牲を払っても媚びなければならない…。昨今の世界情勢とか鑑みるに色々と複雑な気分になるわけです。

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サクラダリセット第24話(最終回):相麻菫の心の再生、そしてその未来

こちらの続き。

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まさに最高の最終回

さて、いよいよ「サクラダリセット」が最終回を迎えた。自分としては、春には「春アニメで一番面白いのはサクラダリセットだ」、夏には「夏アニメで一番面白いのはサクラダリセットだ」とか言い続けてはや半年、この物語もやっと結末を迎えることになった。

この最終回のMXでの放映日、なんとこんな物凄いプレゼントがうちにやってきたのだけれども、これまた実に嬉しい事件だったな。

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そして22話の時に入院していたために退院まで見られなかった自分としては、無事に退院できて、最終回はちゃんとリアタイ視聴できてよかったよかった!

この「サクラダリセット」の最終回だが、19話からこの24話まで6話連続の神回、しかもずっと右肩上がりとも言える、最高の最終回だった。一種のループもので、ここまで尻上がりに盛り上がり続け、その頂点で最終回を迎えたようなアニメとしては、「シュタインズ・ゲート」以来の傑作といえるだろう。そして自分の中ではもう間違いなく、今年最高のアニメはこの作品で決まりだと思う。

そういえば「シュタインズ・ゲート」もあの序盤で切った人がかなりいたみたいだけれども、「サクラダリセット」の序盤での視聴者振り落としはその比じゃなかったからなぁ。とは言え、1クール目、しかも序盤で切ったような大多数の人は、実に勿体無いことをしたもんだ。シュタゲで言えば、ダルのヲタっぷりがウザいしフェイリスのノリについていけないからと、シュタゲを2話で切るようなもんだ。今からでもいいからNetflixやdアニメストアあたりで「サクラダリセット」を最初から見てみるといいと思うぞ。ああ、少なくとも11話までな。

…あと、そういう人は、ここから先は猛烈にネタバレありだから、最終回見るまで絶対読むなよ!(笑)

(それにしても相変わらず「サクラダリセット」円盤のAmazonのレビューは、ろくに見てない人の酷評が多いな。でも「スタッフコメンタリーが欲しかったので、円盤としては星3つ」という低評価意見は理解できる。特に最終章の神回シリーズである19〜24話に対応する筈のBox 4は、是非ともスタッフコメンタリーを付けて欲しいぞ。やはりこういう作品こそ、スタッフコメンタリーが必要であると強く思うのだ)

サクラダリセットBlu-ray BOX1

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…というわけで、最終回である第24話、感想などを書いていってみよう。ちなみに、放送直後に原作第7巻を読んだので、今まで憶測で書いていて間違ってた部分は答え合わせも兼ねて訂正するぞ。この作品に関しては「騙される快感」もたまらない要素の一つだと思うからな。

少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

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「サクラダリセット」主要キャストサイン色紙が当たった

はてさて、サクラダリセット、今日で最終回なのでありますよ。そんな重要な日の夕方に、クロネコヤマトのお兄さんが届けてくれたものは……なんと、サクラダリセットの主要キャストの方々9人によるサイン色紙なのでありました!

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これ、こちらのtwitterのRTキャンペーンで当たったものなんだけれども…、よく見ると当選者は1名の割に、RTが1400以上もされているではありませんか。多分これで運を使い果たして先週、虫垂炎で入院の憂き目にあったのだろうな…(笑)。

左上から、江口拓也さん(中野智樹)、三澤紗千香さん(野ノ尾盛夏)、牧野由依さん(村瀬陽香)、石川界人さん(浅井ケイ)、花澤香菜さん(春埼美空)、悠木碧さん(相麻菫)、小清水亜美さん(宇川紗々音)、櫻井孝宏さん(浦地正宗)、内田真礼さん(ミチル)。まだ’1時間後に最終回を残した状態とはなりますが、皆様この半年間、最高のアニメをありがとうございました! と先に言っておくことにします。

家宝にします。とりあえず明日額装しよう。

(追記)額装しました!

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サクラダリセット第23話:パブリックな社会の問題の解決と、残されるプライベートな心の問題

というわけで、誰も見てないけど今一番見るべきアニメ(私見)の「サクラダリセット」についてもう一本書いていくぞ。こちらの続き。

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今回は、先週の入院で残念ながらリアタイ視聴できなかった第23話「BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA 4/5」についてだ。

いわゆるラスボスとの決戦回であるにもかかわらず、ひたすら密度の濃い会話劇であったところがあくまでこの「サクラダリセット」らしい。そしてこの回の会話は、21話のような焦燥感を孕む会話ではないものの、あくまで淡々と、しかし強烈に感情を揺さぶる言葉の戦いを見せてくれたという点が最高だったな。

……しかも、なんか丸く収まりつつある? と思ったところで、衝撃のラストが全部持っていったところが、また「サクラダリセット」らしくもある。おいおい次はもう最終回かよ。

そんな、19話からの連続神回記録5回目にしてベストな神回、そんな一瞬も目が離せないサクラダリセット第23話の感想などを書いていきたい。

誘拐する役割、逃げる役割、そして残る役割

それにしても序盤の津島先生カッコいいぞ。よく考えれば、最初のループで彼が浦地の側にまわった理由だって、もちろん非能力者としての自分の感情もあるのだけれども、ケイの事を考えてそうしたという部分も多々あるからな(残念ながら、ケイだけはもう死ぬまで能力者であり続けるしかないので、その親切心はケイにとっては的はずれなわけだけれども)。

ケイのことを長く見ていて理解していて、その上でケイの覚悟を正しく浦地に伝えることができた津島先生、実にいい大人として行動していて泣かせる。

津島「そいつはあなたを刺せなくても、自分なら刺せる」
浦地「…」
津島「もし俺が車を止めたなら浅井ケイ自身を人質に取るでしょう。そんな手順、割愛したほうがいいにきまっている。そいつは本当に、暴力的なことが嫌いなんです。きっと、大嫌いなんです。嫌いなことをするのは誰だって疲れる。大人は、子供の面倒を見るものですよ。どちらかが疲れなければならないなら、まずは大人から疲れるべきです」

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(出典:「サクラダリセット」第23話)

(このあたりの聖地巡礼情報はこちら

そしてカラオケボックスから逃げる宇川・村瀬・岡絵里・坂上4人の面々、ここでの会話がいちいち面白すぎる。特に宇川・村瀬コンビは今まで絡みがなかっただけに実に新鮮で面白い。宇川の言う正義の味方ってのは、(まあまあ妥当ではあるものの)基本的に自分の正義の味方だからな。

宇川「私は善人じゃなくて正義の味方だからね」
村瀬「どう違うの」
宇川「殴られても抵抗しないのが善人で、殴られたら殴り返すのが正義の味方だ」
村瀬「そういう自覚的な正義の味方ってどうなの?」
宇川「正義の味方は、自分が正義の味方だと知っているものだよ」

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(出典:「サクラダリセット」第23話)

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サクラダリセット第22話:「相麻が命をかけて届けようとしてくれた伝言の、全てなんだ」

こちらの続き。

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唐突だが、しばらく虫垂炎で入院していたのだった。所謂盲腸ってやつ。そして水曜日にも入院していたので「サクラダリセット」の第23話が久々にリアタイ視聴できなかったのだけれども、twitterとかをあえて「サクラダリセット」とかのキーワードで検索しなかっただけで、十分にネタバレを遮断できてしまったというのが実に残念といえば残念なことだ。たとえば「けものフレンズ」とかで同じことをしようとしたら確実にtwitterに限らず、各種ブログとかを読むのをかなり控えないとネタバレ砲撃を食らっただろうからな。

で、退院後に早速第23話を見たわけだが…そう来るか。

まあそんなわけで、入院中で感想を書けなかった22、23話について頑張って書いてみようと思うけれども、まずは第22話「BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA 3/5」からだ。

最終章の折り返し地点。ケイは21話で使った未来視の結果を用いて、最適な行動を取る。

岡絵里の切り崩し

まずは岡絵里を自分の味方につけること。浦地一派でもっとも御しやすそうなメンバーであり、既に最初のループでは浦地にあまり信用されていなかった(そもそも浦地の目的も聞かされていないし)。だが敵に回った状態では非常に厄介な能力の持ち主だし、浦地の計画でも、危険な能力保持者の能力の凍結という、それなりに重要な任務を果たす。

とりあえず敵の持つもっとも落としやすそうな武器を奪い、自分の武器にするケイの戦術は非常に正しいな。

…それにしても、このケイの超上から目線の説得はひどい(笑)。岡絵里じゃないけど俺でもひどいと思う。岡絵理に同情する。でもケイに関して色々こじらせている岡絵里には、これが最適な方法だったのだろう。

ケイ「僕はこう言っているんだ、ギブアップするから助けてくださいと」
岡絵里「なにそれ、そんな偉そうなギブアップ見たことない」
ケイ「岡絵里、僕を助けろ。それで君の完勝だ」

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(出典:「サクラダリセット」第22話)

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