xckb的雑記帳

身の回りにあったことを雑多に語ります。

「四月は君の嘘」聖地巡礼:三度目の春

さて、アニメ「四月は君の嘘」が終わってからすでに2年ということで、三度目の春を迎えることになります。懐かしいですね。ということで4月4日、やはり今年も花見的に練馬の街に行ってきました。

練馬高野台駅近くの桜並木

まずはあの、第2話や第22話などで印象深い、練馬高野台近くの石神井川沿いの桜並木。実は私は子供の頃、板橋区の石神井川沿いに住んでいたこともあり(こちらも桜の名所)、石神井川には色々と思い出があります。

今年はちょうど桜満開、という風にはいかなかったのですが、それでもかなりきれいに咲いていました。

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「四月は君の嘘」第2話 「友人A」

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けものフレンズ:寝耳に水の12.1話とガイドブック1巻

なんかお前、最近「けものフレンズ」の事しか書いてないじゃん、と言われそうだけれども…,。まあとりあえず最終回も過ぎた事だし、もうしばらくお付き合い下され。 さて、けものフレンズ最終回、何度見ても最高ですなぁ…。ということで、久々にこんなにアニメにはまったのでやや「けもフレロス」状態。

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第12.1話 「ばすてき」

そんなけもフレロスの中、色々年度末で忙しかったこともあり、まだ見てなかった2017年冬アニメの残りとかをいくつか見ていたのだが、やはり火曜日が来ると、ああ、今週はけもフレ待機しなくてもいいのか…的な。そんな中、Twitterちほーでは妄想の「13話待機」が盛り上がっているところで、(自分はリアルタイムでは見ていなかったものの)たつき監督が颯爽と午前1時35分に爆弾投下をされたようで…。

「じゅ、じゅ、12.1話ですと??」朝起きてtwitterを覗くと、これがドッタンバッタン大騒ぎになっている。そんなわけでとりあえず視聴。

なにこれ…完全新作じゃないか。しかも「趣味」とか言いつつ、なんと声優さんの声まで入ってる。

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今、万感の思いを込めてジャパリバス(改)が行く:けものフレンズ 最終回感想など

ついに「けものフレンズ」が最終回を迎えた。誰も注目しておらずひっそりと始まったこのアニメをなんとなく見始めて、一見、どう見てもクソアニメに見えてしまった第1回で諦めずにその後も見続けて、ついにこんな社会現象的アニメになるまでの仮定を、リアルタイムでご相伴できたことは非常に喜ばしい。最終回のニコ生でも、何気にまた伝説を作ったようなニュースも出ている。

nlab.itmedia.co.jp

ということで今回は、まだ最終回をやっていなかった先週、憶測と妄想をがっつり書いた前回の記事についても時々触れながら、最終回の振り返りとシリーズ全体の感想を書いてみたいと思う。

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(2017年5月10日追記)
GWに佐渡のトキの森公園に行ってきました。野生のトキさんにも遭遇。
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最終回「ゆうえんち」

10話頃から毎週リアルタイムで見るようにしていたので、今回もテレビの前でがっつりとリアタイ視聴した最終回、第12話「ゆうえんち」。奇をてらわずに王道中の王道の、ハッピーエンドの最終回を作ってくれたということが、最高に嬉しかったな。

前回からの続き。意識が戻り、ヒグマさんたちから状況を聞いて把握したサーバルちゃんが、巨大黒セルリアンに取り込まれたかばんちゃんを必死に助けようとする。もうここの、黒セルリアンにしがみついて叫ぶサーバルちゃんのセリフだけでも目頭が熱い。

「かばんちゃんを返して! 返してよ! 怖がりだけど、優しくて、困っている子のために色んな事考えて、頑張り屋で、まだ…お話することも、一緒に行きたいところも…ううううう…返してよ!」

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「かばんさんは、勝算のない戦いはなさいません!」(けものフレンズ 第10〜11話 まとめ)

けものフレンズ」に関しては今まで3話ごとに記事を書いてきたのだけれども(第1〜3話第4〜6話第7〜9話)、まあ、1話ごとにブログ書いていたらこりゃ忙しくて体がもたん、的な感じだったわけだが…しかし11話を見て…なんたるこの衝撃!

たとえば、「魔法少女まどか☆マギカ」の頃の自分はほとんどアニメとか見てなかったのだけれども、伝説のまどか3話の衝撃って、リアルタイムではこういう感じだったのかなぁ、的なことを考えてしまうくらいの凄まじい衝撃だった(自分は放送から半年くらい経ってから見た「まどか」で、久しく遠ざかっていたアニメの世界に呼び戻されたフレンズなので…)。

一方で、何となくこの「衝撃」がネットで広がる様を見ながら、「それは違うんじやない?」と思う事も多少あり。

波乱を呼んでる11話ラストのこのシーン、表情やアングルが似てるからか、「私って本当にバカ」ってセリフ被せて書いてる人もいたけど、多分このシーンは同じ「まどか」で言えば「ほむらちゃんごめんね、私、魔法少女になる」のシーンだと思うんだよね。

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この世界(ジャパリパーク)で随一の知将であるところのかばんちゃんは、勝ち目のない戦いはしないと俺は信じてる。ユリアンじゃないけど。まあ、こんな事を憶測で語るのが許されるのもあと数日。

というわけで、これはやはり、まさに今、書かないわけにはいかないだろう! ということで、第10話、第11話に関して軽い考察や感想などをまとめてみようかと思う。

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びじゅチューン グッズフェア (グランツリー武蔵小杉):2回目はペタペタ焼き

はてさて、2日前にグランツリー武蔵小杉のびじゅチューングッズフェアに行ったばかりではあるのですが、早速20日にもう一度行ってきました。

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前回は一人でいてきたのですが、今回はうちの4歳児少年と一緒です。

そして早速のペタペタ焼き! 彼は「委員長はヴィーナス」を選択。

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あまり絵心はなさそうに見えていたうちの少年ですが、パパの干渉は

  1. 「こことここは同じ色を塗ったほうがいいんじゃない?」
  2. 派手にはみ出た場合はティッシュで修正
  3. 「さすがに顔は肌色で塗ったほうがいいと思うぞ」

的な感じにとどめて(他の同年代っぽい子の親の干渉具合を見つつ、やや控えめにしてみた)、あとはうちの少年がやるのを優しく見守る俺。そして彼が小一時間以上頑張った末についにペタペタ焼き完成!

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びじゅチューン グッズフェア (グランツリー武蔵小杉)

相変わらず「びじゅチューン」熱の冷めないうちの4歳児少年なのではありますが…。

www.nhk.or.jp

さて、この年末年始に吉祥寺ロフトでびじゅチューンのグッズフェアに行ってきたのですが、今度はわりと地元的な武蔵小杉のグランツリーで同様のイベントをやる、しかもずっと大規模に!という嬉しい情報が突然入ってきました。

というわけで、早速初日の3月18日(土)に行ってきました(ちなみに会期は3月26日(日)までです)。諸事情でうちの少年は来られなかったので一人でなのですが。26日の井上涼さんのサイン会整理券を18日から2,000円以上のグッズ購入者を対象に配布する、とのことだったので、開店時間の10時に合わせて武蔵小杉に。風神雷神図屏風デートのバルーンがお迎えしてくれました。

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けものフレンズをきっかけにあらためて夢見ヶ崎動物公園に

さて、「けものフレンズ」に関してはやっと第7〜9話の件をまとめたばかりではあるのですが…。

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実は第6話のヘラジカの紹介で出てきた川崎市夢見ヶ崎動物公園にも行ってきました。とは言っても、実はここはほぼ地元なので、子供を連れて何度も行ったことがあった場所の上、さらに学生のころには、ここの無茶苦茶近くで一冬を過ごした事もあったなぁ、的なエリアなのですが、これを機会にあらためて…ということで。

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公共交通機関でのアクセスは、最寄り駅は新川崎ということになるのですが、この新川崎という駅は、武蔵小杉に横須賀線が止まるようになって少しマシになったものの、相変わらず微妙にアクセスの悪い駅です。しかもここから15分以上歩く(しかも最後は上り坂)ことになる上、もう少しアクセスがマシな南武線鹿島田駅から歩くことにすると25分近く歩くことに。意外にオススメなのは川崎駅西口から循環バスや元住吉駅行きのバスに乗れば、「夢見ヶ崎動物公園前」のバス停があるのでそのほうがオススメです。まあ、このバス停からも7, 8分上り坂を歩くんですけどね(笑)。

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けものフレンズ:廃園の天使(第7〜9話まとめ)

2017年冬アニメ「けものフレンズ」に関しては今まで3話毎に1回書いているが、今回はその3回目。

(2017年5月10日追記)
GWに佐渡のトキの森公園に行ってきました。野生のトキさんにも遭遇。
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さて、この「けものフレンズ」がいよいよ全12話中9話まで放送され、怒濤の勢いが落ちるどころかさらに目が離せない存在になってきている。オーソドックスに言えば起承転結の「転」までやってきたとも言えるのだが、幾つかの謎の答えが明らかになり、また新たな謎が供給され…というバランスも絶妙で、実に素晴らしい。そんな中でとても興味深い長文インタビューが先日公開されていた。

www.animatetimes.com

このブログで今まで書いてきた1〜3話相当4〜6話相当の答え合わせにもなるような部分もありつつ、そして新しくわかった部分も沢山ありつつと、とても面白いインタビューとなっている。詳しくは別途読んでいただくことにして、まずはいくつか特に気になった点をピックアップしてみたいと思う。

怒涛の3万字インタビューについて

――たつき監督の作業は、どこからどこまでですか? とても多そうに感じます。

梶井:声優以外は全部だよね?

一同:(爆笑)

福原:まぁ、わかりやすく言えばそうですね。全12話をひとりで演出してますから。お話も99%が吉崎先生とたつき君が考えてます。脚本からコンテまでをひとりでみているから、作業のカロリー計算ができるんです。例えばレイアウトひとつとっても、下半身を映さないだけでアニメーションは減ります。でも上半身ばっかりのシーンが続いたらつまらないから、どこを見せてどこを隠すか、それを不自然にならないようにコントロールしています。Vコン(ビデオコンテ)を作って仮の声をあてて尺を計算したり、プリプロダクション、プロダクション、ポストプロダクションといった、作業進行を、ひとりで行ったり来たりしてます。

――全部ひとりでやっちゃうなんて超人ですね。

福原:そこらへんはプレスコで作ってきた『てさぐれ!部活もの』の経験が活きていると思います。たつき君はその場のグルーヴ感で「これはやったほうがいい」と思ったら作業しちゃうんです。その後のカロリー計算も、しっかりできる人だから。本来だったら脚本を変えるときは、仁義を通す相手がたくさんいます。コンテマン、脚本家、に頭を下げて回らないといけません。ですが『けものフレンズ』は、その労力はほとんどいりません。

とにかく制作体制が少人数精鋭であるということは、前回書いた通りわかっていたのだけれども、その中でも要の場所にいる監督が、まさかここまでやっているというのが凄まじい。ここまでやって鳴かず飛ばずだったら本当に可哀想なんだけれども(1話が放送された後の反応とか想像すると、思わずもらい泣きしそう)、一世を風靡しているといっていい現在のブームを見るに、報われてよかったねぇ、と言うしか…。

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